KINMU OF DIGGIN

どんなに忙しい勤務中でも何とか時間を作ってレコードを掘りたい!勤務中、出張中に掘った中古レコード備忘録

レコードと豚の内臓を物々交換

2023-01-17 14:39:01 | 中古レコード
とちぎ国体の記録用DVD制作も大詰め。
もう少しで解放される。


そしたら大阪に行って酒&レコード旅行。


制作会社とかテレビ局とか回りながら打ち合わせ。
サクっと手配して仕上がりを待つ。


12時近くなったので、会社の近くの町中華「大番」のニラレバでもと思ったが、年末におやじさんが亡くなってしまった。
会社に近いので入社以来通い詰めていた。
ニラレバか麻婆豆腐かうま煮、オムライスもいい。
BS-TBS「町中華で飲ろうぜ」で放映されるくらい、宇都宮を代表する町中華。
おやじさんが具合が悪くお店を休んでいたのは知っていたが、残念でならない。
10数年前、浜崎貴司さんと斉藤和義さんとの取材対応時、昼飯時を大きく過ぎてしまったので大番に頼んで遅い昼飯を作ってもらった。
お店に入るなりお母さんが開口一番「浜ちゃーん!元気だった?何にする?ニラレバかい?」と。
良く聞いたら浜崎さんのお父さんが常連だから息子の浜崎さんも常連扱い。
無口なおやじさんも嫌な顔をせずに調理し、美味しそうにパクつく浜崎さんをふたりでにこやかに見てたっけ。
無口なおやじさんだけど、生レバーの鮮度が気に食わない日があり肉屋を怒鳴りつけているのを1回だけ見たことがある。
もう2度と食べられないと思うと悲しくなってきた。
南無。



気を取り直し、ちょっと足を延ばしてミート&ギターこしみずに。



レコード売り場が閑散としている。
明らかに売り場が縮小されている。

店主が「クリスマス売り場にしたからね。そのまま」
ビング・クロスビーのホワイトクリスマスもあるし、クリスマス時期はクリスマスソングばかり集めたエサ箱にするんだと思ったが、すぐさま「鶏のモモ焼並べて売るからレコード邪魔だからね」の話で我に返る。
中古レコード屋の前にここは精肉店だからね。


いつもと半分の量だからすぐに掘り終わる。



●O.S.T【レッド・サン】EP
世界の三船とチャールズ・ブロンソン、アラン・ドロンの競演のサムライウエスタン。
最近のサントラ熱再燃で、座頭市シリーズ最高収益作品「座頭市と用心棒」サントラの100円皿を聴き直している真っ最中。
フランス映画故、三船敏郎参加だからといって和風になるわけではないが、日本盤は日本人アレンジャーで和テイストだったと記憶していた。
何事も勉強なので聴き直しのため購入。



お昼ご飯は、ハムカツとメンチとコロッケ。
デカくて安くて旨い!
レコードと一緒にお会計。


店主と話をしていると、「最近、解体屋?片付け屋さんがレコード持って来なくなったから身体でも悪いのかな。あの人は仲間とホルモン焼食べたいからって時々レコード持ってくるんだよ。要はレコードとホルモンの物々交換。俺んち肉屋だから」。
双方とも放るもん(笑)。
肉屋ならではの仕入ルート。




今宵は庄助で新年JB会。
庄助のマスターも亡くなってメニューも味も変わってしまったが、マスターの影を偲びつつ飲み続けるのも酒飲みの矜持。
昔なじみの店が消えてしまうのが、失恋にも似た抗えない焦燥感で胸が苦しくなる。


僕は人生で一度も告白されたことがない。
誰に言っても大笑いされる。
でも、数々の女体を手に入れてきた。

Love Affair!
Love Chair!











コメント
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