助手 「ルノーから3代目のトゥインゴが発表されましたね。」
所長 「じゃな。しかし、トゥインゴって各世代で見事に全然違うクルマになるのぉ。」
助手 「言えてますね。新しいトゥインゴは、ダイムラーとの提携により、スマートのフォーツー、フォーフォーと姉妹車の関係になって、RRレイアウトになりましたね。」
所長 「なかなか面白そうなクルマじゃな。」
助手 「ですよね。このサイズのクルマでリア駆動って走らせると楽しそうですよね。」
所長 「確か、フォルクスワーゲンのup!(アップ)のコンセプトカーがRRじゃったのぉ。スマートに引っ張れたとは言え、それを実現させたのは面白いのぉ。」
助手 「でしたよね。」
所長 「ま、量産を見込んだ大衆車じゃし、さすがにテールハッピーとかはないじゃろうけど、FFとは違ったドライビング感覚は味わえそうじゃな。」
助手 「ですよね。エンジンも3気筒900㏄のダウンサイジングターボが載ってますし、デュアルクラッチATと相まって結構スポーティーに走らせられそうですね。」
所長 「言えとるの。」
助手 「それでいて価格が189万円と200万を大きく切ってきましたし、キャンバストップ付でも199万円はかなり魅力的じゃないですか。」
所長 「国産のパッソとかイグニスと比べると絶対的な値段は高いんじゃが、この値段でこの内容なら納得して買えるんじゃないかのぉ。」
助手 「ですね。デザインもかつてのルノー・サンクの面影を感じるモンですし、これは結構売れるんじゃないですかね。」
所長 「うーん、どうしてフランス車って、こうわかり難いクルマにするんじゃろうな。」
助手 「えっ、どういうコトですか。」
所長 「例えば、フォルクスワーゲンのニュー・ビートルとかBMWのミニ、フィアットの500にしても、もっとストレートに昔のクルマを再現しようとしとるじゃろ。それがフランス車になると、シトロエンのC3が2CVじゃろ。今度のトゥインゴにしてもルノー・サンクって言われんとわからんレベルじゃろ。」
助手 「そこはフランスのメーカーの意地とかプライドなんじゃないですか。昔からクルマづくりに関しては独自性を貫いてましたしね。でもトゥインゴの後ろ姿なんか、ちょっとサンクっぽいと思いますけどね。」
所長 「そうかのぉ。サンクってもっとシャープなデザインじゃったと思うんじゃがな。トゥインゴはボテッとして見えるし、どっちかって言うとフランス版フィアット500って感じがするんじゃ。」
助手 「フィアット500っぽいって言うのはわからなくもないですね。でもそれでもいいと思いますけどね。フィアット500よりも居住性はいいですし、5ドアで利便性も優れてますから、可愛いベーシックカーとしての資質は高いんじゃないですかね。」
所長 「それはそうじゃな。」
助手 「あと導入にあたってパックスポールとサンクSって言う2種類の限定車を発表したんですけど、このサンクSっていうのが1リッターのNAエンジンにマニュアル・ミッションを組み合わせたモデルなんですよ。それで価格がなんと20万も安い169万円のバーゲンプライス、限定の50台は即日完売だったそうですよ。」
所長 「ほぉ、クルマ好きにとっては願ってもない組み合わせじゃの。」
助手 「でしょ。50台限定と言わずにぜひラインナップに加えてもらいたいですね。」
所長 「前にも言ったかもしれんが、ルノー・ジャポンって、こういうクルマ好きのツボを突いてくるのぉ。」
助手 「ですよね。あんまり売れそうにないカングー・ビボップとか、ウィンドとかマニュアルしかないようなクルマを入れてましたからね。」
所長 「マツダが世界シェアの2パーセントじゃから出来るやり方があると言うとったけど、ルノー・ジャポンも似たような考えなのかもしれんの。」
助手 「シェアが小さいのを逆手にとってるワケですね。こういうのは大歓迎なんでドンドンやって欲しいですね。あとサンクSってグレード名ですけど、どうせなら昔あったサンク・ファイブにしても良かったと思うんですけど。」
所長 「ああ、あったのぉ。サンクがフランス語で5で、ファイブも英語で5っていう、ヒトを喰ったような名前じゃったな。」
助手 「定番グレードのインテンスからすると廉価バージョンに当たりますし、イメージも近いと思うんですけどね。」
所長 「そういうマニアゴコロをくすぐるのも面白いかもしれんの。」
助手 「マニアで思い出しましたけど、この1リットルのエンジンって、ダイムラー側からの供給でスマートに載ってるのとおんなじモンなんですけど、先代のスマートからの流用で、つくってるのは三菱なんですよ。」
所長 「ほぉ、ダイムラークライスラーと三菱との提携時代の遺産じゃな。」
助手 「元を正せばi用に開発した660㏄の排気量を拡大したモンなんですよ。」
所長 「えらい遠回りして里帰りをしてきたモンじゃの。」
助手 「ですよね。現行のekワゴンや日産デイズもこれですし、変なカタチでルノーと日産との部品の共用が出来てしまってますね。」
所長 「言えとるの。」
助手 「1リットルの非力なエンジンをマニュアルでコキコキして走らせるのって、なんか昔を思い出しますよね。」
所長 「じゃな。しかもRRレイアウトじゃし、案外こっちの方が昔のフィアット500の乗り味に近いかもしれんの。」
助手 「かもしれませんね。そうなるとキャンバストップ付きにもマニュアルが欲しくなりますね。」
所長 「うーん、確かにキャンバストップも捨て難いの。」
助手 「これはルノー・ジャポンに頑張っていただいて、いろんな組み合わせのを入れてもらわないといけませんねぇ。」
参考資料
ルノー・トゥインゴ(ルノー・ジャポン株式会社)
スマート・フォーフォー(メルセデスベンツ・日本株式会社)
ルノー・サンク(「GAZOO」トヨタ自動車株式会社)
ルノー・ウィンド(轟クルマ文化研究所)
ルノー・カングービボップ(轟クルマ文化研究所)
フィアット500(轟クルマ文化研究所)
所長 「じゃな。しかし、トゥインゴって各世代で見事に全然違うクルマになるのぉ。」
助手 「言えてますね。新しいトゥインゴは、ダイムラーとの提携により、スマートのフォーツー、フォーフォーと姉妹車の関係になって、RRレイアウトになりましたね。」
所長 「なかなか面白そうなクルマじゃな。」
助手 「ですよね。このサイズのクルマでリア駆動って走らせると楽しそうですよね。」
所長 「確か、フォルクスワーゲンのup!(アップ)のコンセプトカーがRRじゃったのぉ。スマートに引っ張れたとは言え、それを実現させたのは面白いのぉ。」
助手 「でしたよね。」
所長 「ま、量産を見込んだ大衆車じゃし、さすがにテールハッピーとかはないじゃろうけど、FFとは違ったドライビング感覚は味わえそうじゃな。」
助手 「ですよね。エンジンも3気筒900㏄のダウンサイジングターボが載ってますし、デュアルクラッチATと相まって結構スポーティーに走らせられそうですね。」
所長 「言えとるの。」
助手 「それでいて価格が189万円と200万を大きく切ってきましたし、キャンバストップ付でも199万円はかなり魅力的じゃないですか。」
所長 「国産のパッソとかイグニスと比べると絶対的な値段は高いんじゃが、この値段でこの内容なら納得して買えるんじゃないかのぉ。」
助手 「ですね。デザインもかつてのルノー・サンクの面影を感じるモンですし、これは結構売れるんじゃないですかね。」
所長 「うーん、どうしてフランス車って、こうわかり難いクルマにするんじゃろうな。」
助手 「えっ、どういうコトですか。」
所長 「例えば、フォルクスワーゲンのニュー・ビートルとかBMWのミニ、フィアットの500にしても、もっとストレートに昔のクルマを再現しようとしとるじゃろ。それがフランス車になると、シトロエンのC3が2CVじゃろ。今度のトゥインゴにしてもルノー・サンクって言われんとわからんレベルじゃろ。」
助手 「そこはフランスのメーカーの意地とかプライドなんじゃないですか。昔からクルマづくりに関しては独自性を貫いてましたしね。でもトゥインゴの後ろ姿なんか、ちょっとサンクっぽいと思いますけどね。」
所長 「そうかのぉ。サンクってもっとシャープなデザインじゃったと思うんじゃがな。トゥインゴはボテッとして見えるし、どっちかって言うとフランス版フィアット500って感じがするんじゃ。」
助手 「フィアット500っぽいって言うのはわからなくもないですね。でもそれでもいいと思いますけどね。フィアット500よりも居住性はいいですし、5ドアで利便性も優れてますから、可愛いベーシックカーとしての資質は高いんじゃないですかね。」
所長 「それはそうじゃな。」
助手 「あと導入にあたってパックスポールとサンクSって言う2種類の限定車を発表したんですけど、このサンクSっていうのが1リッターのNAエンジンにマニュアル・ミッションを組み合わせたモデルなんですよ。それで価格がなんと20万も安い169万円のバーゲンプライス、限定の50台は即日完売だったそうですよ。」
所長 「ほぉ、クルマ好きにとっては願ってもない組み合わせじゃの。」
助手 「でしょ。50台限定と言わずにぜひラインナップに加えてもらいたいですね。」
所長 「前にも言ったかもしれんが、ルノー・ジャポンって、こういうクルマ好きのツボを突いてくるのぉ。」
助手 「ですよね。あんまり売れそうにないカングー・ビボップとか、ウィンドとかマニュアルしかないようなクルマを入れてましたからね。」
所長 「マツダが世界シェアの2パーセントじゃから出来るやり方があると言うとったけど、ルノー・ジャポンも似たような考えなのかもしれんの。」
助手 「シェアが小さいのを逆手にとってるワケですね。こういうのは大歓迎なんでドンドンやって欲しいですね。あとサンクSってグレード名ですけど、どうせなら昔あったサンク・ファイブにしても良かったと思うんですけど。」
所長 「ああ、あったのぉ。サンクがフランス語で5で、ファイブも英語で5っていう、ヒトを喰ったような名前じゃったな。」
助手 「定番グレードのインテンスからすると廉価バージョンに当たりますし、イメージも近いと思うんですけどね。」
所長 「そういうマニアゴコロをくすぐるのも面白いかもしれんの。」
助手 「マニアで思い出しましたけど、この1リットルのエンジンって、ダイムラー側からの供給でスマートに載ってるのとおんなじモンなんですけど、先代のスマートからの流用で、つくってるのは三菱なんですよ。」
所長 「ほぉ、ダイムラークライスラーと三菱との提携時代の遺産じゃな。」
助手 「元を正せばi用に開発した660㏄の排気量を拡大したモンなんですよ。」
所長 「えらい遠回りして里帰りをしてきたモンじゃの。」
助手 「ですよね。現行のekワゴンや日産デイズもこれですし、変なカタチでルノーと日産との部品の共用が出来てしまってますね。」
所長 「言えとるの。」
助手 「1リットルの非力なエンジンをマニュアルでコキコキして走らせるのって、なんか昔を思い出しますよね。」
所長 「じゃな。しかもRRレイアウトじゃし、案外こっちの方が昔のフィアット500の乗り味に近いかもしれんの。」
助手 「かもしれませんね。そうなるとキャンバストップ付きにもマニュアルが欲しくなりますね。」
所長 「うーん、確かにキャンバストップも捨て難いの。」
助手 「これはルノー・ジャポンに頑張っていただいて、いろんな組み合わせのを入れてもらわないといけませんねぇ。」
参考資料
ルノー・トゥインゴ(ルノー・ジャポン株式会社)
スマート・フォーフォー(メルセデスベンツ・日本株式会社)
ルノー・サンク(「GAZOO」トヨタ自動車株式会社)
ルノー・ウィンド(轟クルマ文化研究所)
ルノー・カングービボップ(轟クルマ文化研究所)
フィアット500(轟クルマ文化研究所)
カワイイけどチープじゃない、気分が明るくなってくる車という感じです。
スポーツグレードじゃない素のMTが出てきてほしいです。いや、出てきたらほしくなるから出てきてほしくない?!
後席のカーテンエアバッグがないのが残念な気はします。
>新型トゥインゴ、ここで早く話題にならないかなーとお待ちしてました。RRなんですよね。
>カワイイけどチープじゃない、気分が明るくなってくる車という感じです。
お待たせしました(笑)
確かに気分が明るくなるようなクルマですね。
>スポーツグレードじゃない素のMTが出てきてほしいです。いや、出てきたらほしくなるから出てきてほしくない?!
今回50台限定のサンクSは結構、素のMTって感じだと思いますよ。
ルノー・ジャポンの話では、スポーツモデルではない手ごろな価格のエントリーモデルとして、1リッターNAの5MTを近い将来の再導入を検討してるってコトなので、次回導入時はぜひご検討を!