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とどちゃんの縁側でひとり言・・・。

日々の生活の中で見たこと感じたことを記録していきます。

振り返る40年

2012-01-14 17:28:20 | 徒然なるままに・・・。
おばんでございます。

お寒い日が続きますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

私は、人知れず40を迎えましたよ。

人知れずのはずが、沢山のお祝いメッセージ頂きました。ありがとうございました。

いや~。

40です。

人生80年と言うならば、まさに折り返し。

そんなに長生きするつもりもありませんけどね(笑)。

昨晩、ちっと飲みながら昔を振り返ってみました・・・。

私の人生。

ほぼ9割ウケ狙い(笑)。

小さい頃から、ウケる事だけ考えてた人生でした・・・。

これからも、どこまでが冗談で、どこからが本気なのか解んない様な人生を貫きたいと思います・・・。

でもまぁ・・・。

色々あったけど、どれもこれも今の私を作り上げた歴史なんだと・・・。
あの過去があったから学ぶ事ができたのだと・・・。

人から見れば多少波乱含みの人生かもしれませんが、そんな過去があって良かったと思える自分になれた事・・・。
そういう事が大人になるという事なのでしょうねぇ・・・。
でも、多かれ少なかれ皆さん色んな人生を送ってる。
何も無い人生なんてあり得ませんからね。

あの過去達がなければ、今の私は居なかっただろうし・・・。

そういえば、人生の転機と言うか、自分の意識を変えるという出来事がこれまで2度ありました。

一度目は、中学の時。
祖父母を相次いで亡くし、後ろ盾を無くした私はこれからの自分の身の振り方を必死に模索してました・・・。
とにかく家を出なくては・・・そんな事ばかり考え高校進学もせずに就職する事ばかり考えていましたねぇ。
そんなある日、時も中3の冬で、受験も押し迫った頃に1本の電話。
私を取り上げてくれた産婦人科の院長でした。
私が小学1年の時に「将来看護婦さんになりたい」と言ったのを覚えててくれて、
「そういえば、とどちゃん、看護婦になりたいって言ってたよね、準看なら中卒でも(当時)受験できるから、うちの学生になって通ってみるのはどう?」

私にとっては飛び上がるばかりの嬉しいお誘い。
そこから私の看護師への道は始まったんですけどね。
その後は医院に住み込みで学校と仕事の両立でした。

と、これがまず1回目。

2度目は・・・。

そうだなぁ。
もう20歳も過ぎた頃・・・。
夜勤の時に、同じ病棟の看護師さん。
とっても美人で、サバサバしてて、おしゃれで、それこそ辛酸も知ってて、大好きな人なのですが、その方から言われた言葉・・・。

「人が変われるのは30まで、30過ぎたら変われない、特に女性は一度広げた風呂敷は小さくできないのよ」

なんだかズシ~ンと来たんだなぁ・・・。

自分の悪い所も解ってたし、かと言って、開き直ってた所もあって、そんな時に、大好きな憧れの人に言われると、物凄く考えた・・・。

それから、ず~っとこの言葉は今でも私の胸に残ってる。

自分自身も、なんとか30までには悪い所を直そうと自分なりに努力もしたつもり。

勿論、30というのはある程度の目安。
変わるというのはそれくらい大変な事だという教えなんだろうなと思う。

この言葉があるお陰で、私は今でも時々自分を見つめ直したり、悪い所を直そうと動く事ができる。

彼女じゃなきゃ響かない言葉。
言う人によっては、「何言ってんだよ、自分を何とかしろよ」って思うだろうけど、彼女が若い頃の話とか色んな話を教えてくれて、今の彼女のカッコよさがあるんだなぁって当時も思っていたからス~っと入っていったんだと思う。


人生に無駄な事など一つも無い・・・。
無駄にするのはその後の自分。

最近、そんな風に思うようになりました。

腹が立つ事も、悔しい事や、悲しい事、納得がいかない事、嫌な事なんて日々沢山あるけれど、どれも無駄な事なんて一つも無いんだなぁと・・・。

多分、無駄にしてしまうのはその後の自分の生き方なんだろうと思うんですよね。
一言で言うなら学びなのか・・・。
嫌な思いも吸収せずに我を通せば何も残らなくなるものねぇ。
難しいけど。
それも人生だねぇ。

さぁて。

人生も折り返し。
だからと言って腐るわけではありません。
余裕を持って良い事も悪い事も楽しめる大人になりたいと思います。

これからもよろしくお願いしますね。