久々に観た映画がこちらでした。
「星守る犬」
福島県が誇る西田敏行さんが主演の映画。
コミックも2巻読ませていただきました。
もうね、コミックですでに号泣。CM見ても号泣だった私。
本編見たらどんな事になるんだろうと思ってましたが・・・。
はい。
予想通りの大号泣でした。
母と甥っ子と3人で観に行ったのですが、甥っ子までも大号泣。
そのうち声上げて泣くんじゃないかと、甥っ子みながらドキドキしちゃいましたよ。
内容は、北海道のキャンプ場のはずれの方の空き地に中年男性の白骨遺体(おとうさん)と犬の遺体(ハッピー)が発見されるのですが、男性は死後半年くらい経っていて、犬は死後1ヶ月。
ご主人が亡くなった事を解らずに、目が覚めるのを待っていたんだろうと市の職員や警察が話すなか、同じく現場に来ていた市の職員奥津さんが、ふとしたきっかけで遺体の手がかりになるかもしれない物を見つけます。
自身も早くに両親を亡くし、育ててくれた祖父母も亡くし、本ばかりを愛する孤独な人間であるからか、おとうさんとハッピーの事が気になり、休暇をとっておとうさんとハッピーの足跡を辿る旅に出ます・・・。
おとうさんは、病気を持っていたり、リストラされたり、離婚もしたりしてハッピーと旅に出るのですが、出会う人出会う人全ての人の心に深く印象を残していく・・・。
単なる悲しい、可哀想な映画ではありませんでした。
幸せの形って人それぞれ違いますものねぇ。
孤独死だから不幸なわけでは決して無い。
何かねぇ、ホント、色んな事考えたよ・・・。
犬を飼うにしてもね、よくさぁ、家族なのに「○○の犬なんだから面倒みなさい」とか言うけどね、最近はそれもどうなのよって思う・・・。
家族なんだから誰かの犬ってことは無いよね。
みんなで可愛がれば良いんだけど、まぁ、現実的には主に最終的にはお母さんやお父さんが面倒見る事になる場合が多いんですけどね(笑)。
お父さんに対してだってさぁ。
仕事ばっかりで家の事なんて何もしてくれないとか考えてくれないとか言うけどね、私は家事もやって、子育てもしてるのに!って・・・当たり前でしょうが。
まして父親が娘の面倒なんて見れるわけが無い。
いえ、勿論きちんとしてるお父さんもいますよ、でも半分以上、大多数が無理だと思うよ。
だって、女と男じゃ生きてる世界が違うもの。
仕事ばっかりで良いじゃない。
まして、リストラなんてあったら、仕事しかしてきてないんだもの、家の事なんてほぼ無理でしょ。
家族だからやってくれるのは当たり前なんて事は何一つ無いと思うんだよねぇ。
お父さんの仕事が当たり前なら、お母さんの仕事も当たり前だって何で思わないかねぇ。
おっと、この話は熱くなってしまうので止めますけどね。
ペットもそう。
ワンコやニャンコがお腹を上にして寝てたり、抱っこさせてくれたり。
ペットだから当たり前じゃないと思うんだよねぇ。
そこには凄い信頼関係があるんだと思うのよ。
想像もつかない様な動物同士としての信頼関係。
多分、奇跡に近いんじゃないかな?
ご飯をくれるから側にいるとかそういう事だけでは無いと思うんですよ。
だって、ご飯くれたって懐かない子は懐かないし、逆に動物に見捨てられる事もありますもんねぇ。
まぁ、そうあって欲しいと思う私のエゴですけどね(笑)。
色々語ってしまいましたが。
私は、私が愛する生き物達と生活できる事を改めて幸せだなぁって、贅沢だなぁって、ありがたい事だなぁって思いましたよ。
彼らの期待に少しでも応えられる様にこれからも生きていかなきゃなぁ・・・何てね。
愛する人や、動物が側にいる生活はそれだけで幸せな事だと思いますし、例え彼らが自分を愛してくれなくても決して孤独では無いと思います。
愛するって、愛される事が目的では無いですからね。
さぁ!今日は父の日です。夫の日です!!
良い一日でありますように!!