映画・ドラマ構想

私の大好きな文豪の中に「ラフカディオ・ハーン」＝「小泉　八雲」がいます。
子供の頃からとても気になる方で、昨年から約１年程をかけて「ラフカディオ・ハーン全集」と「小泉　八雲全集」を読み漁りました。
何だか、読めば読むほど自分の前世は彼だったのではないか・と思ってしまうほど思いが重なる部分があって、益々はまってしまいました。
日本人以上に日本を愛した彼が、今の日本を見たらきっと深く悲しむだろうと思う事が多々あります。
日本の風習にも深く感動し、古き良き日本を愛した人でした。
また、彼を取り巻く家族や友人・教え子さんなども素敵な人ばかりです。
とりわけ、彼が帰化する一番の要因となった、妻の「セツ」さんは本当に素敵で楽しい方の様に思えました。
少なくとも、彼や奥様、ご長男のカズオ様の書かれたものを読む限りは・・・。
彼の文章の書き方も大変美しく、その風景がすぐに目に浮かび、自分もその場に居るような感覚に襲われます。
ぜひ彼の人生をドラマ化・映画化して欲しい・・・。
ちなみに、彼の代表作は「耳なし芳一」等の怪談ばかりが取り上げられますが、私も彼の怪談は大好きですが、それよりも彼の視点から見た日本を書いた「神国日本」や「日本見聞録」等の方がタイムスリップできて楽しいですよ。
彼が旅したり、住んでいた所の風習や逸話も入っていて勉強にもなります。
まあ、映画化やドラマ化となると彼はまさしく外人さんですので、日系人なら何とかごまかしも効くでしょうが、彼を主役とすると、外タレさんに頼らなくてはいけません・・・。
そこで、奥様やご長男などから見た彼というのはどうでしょう？
な～んて・・・。私が構想をねってもどうにもならんのですけどね・・・。
とりあえず、オープニングは彼が船にのって日本に着いたあたりからいかがでしょう？
船から富士山を眺めている辺り、港の風景など彼の本に詳しく書かれていますよ。