ベンガル虎はツワモノ!?【06-07】

シンシナティ・ベンガルズのファンブログでした。
06-07シーズンの話がメインとなっています。

前半戦総括<ディフェンス>

2006年11月12日 | 【Bengals】その他
オフェンスに引き続きディフェンスです。

サラッといきたいのにオフェンスはダラダラと書いてしまったので
今度こそサラッといきたいところ。

イマイチ書いていて筋通ってるのか心配になってきてますが、
まあ読む方もサラッと流していただくとありがたい^^


ディフェンス全体の順位から書いときましょうか。

トータル:343.8(24位)
ラン:129.3(24位)
パス:214.5(21位)

昨年は、トータル28位、ラン20位、パス26位だったので
ほとんど変わっていません。

それどころか、昨季のウリであったテイカウェイが43から
今のところ14ですので、大幅に下回っています。
INTが31から今のところ9ですので、そちらの方に問題がありそうです。

・・・といっても、このディフェンスで31INTというのが出来すぎだったのかも。
9くらいが妥当なところなのかもしれませんね。

INTの内訳は、

Sケイスビハーン:3回
Sウィリアムス:2回
CBジェイムス:1回
CBオニール:1回
LBシモンズ:1回
LBジョンソン:1回

ですので、明らかにCB陣のINTが減っていますね。
昨季10INTのオニールと5INTのジェイムスが今1回ですしね、
なかなかこの数字が上がって来ないと寂しいですね。

CB陣に怪我人が出ているわけではないのですが、
LB陣は毎回メンバーが違うくらい変わりまくってますし、
Sジャクソンもいない時期が多かったりして、なかなか同じメンバーで
戦えていないのが影響しているのかもしれませんね。

またここ数試合、前に人数を割いている場面もよく見かけるので
その分思い切ったプレイが出来ないでいるのかもしれません。

ここ2試合ではINTは0です。9INTのうち7INTは前半4試合で奪っています。


続いて、サック。内訳はこちら。

DEスミス:6.5回
DEギャザース:6.0回
DEロビンソン:2.0回
DTソーントン:1.0回
LBブルックス:1.0回
DTペコ:0.5回

全体で17回はリーグ19位。昨季が28回で28位だったので
多少は上がってはいますが、最初の数試合が良かっただけに
徐々に下火になってきている印象はあります。

DEコンビはリーグでも有数の破壊力を持ってることにはなるんですけどね。
そのほかの面子でもちょっとはこの数字に貢献して欲しいところ。


続いて、タックル。トップ5のみ。

Sウィリアムス:38tkl、16ast、トータル54
DEスミス:30tkl、21ast、トータル51
LBジョンソン:33tkl、16ast、トータル49
LBミラー:30tkl、19ast、トータル49
CBオニール:26tkl、5ast、トータル31

この5人は全試合出場していますので、おのずと数字も高くなってます。
この下には、LBシモンズ(30)、Sケイスビハーン(26)、
LBブルックス(26)、DTペコ(24)と続きます。

4試合先発のブルックスの26も立派ですが、DTペコの24も立派ですね。
控えDTなのにねぇ、彼はイケるね^^

で、上位の方に話を戻しますと、FSながらマデューがトップ。
ルーキー時に既に100タックルは記録してますので、
彼が元気ならこのくらいは当然なのかもしれません。
どこにでも現れる彼は個人的に相当好きですね^^

そして、なんとDEスミスが2位!というかDEなのに100タックルペース!
すごいよねぇ。確かにラン守備でもよく見かけるもんね~。
彼のスタッツを見てみると、毎年50~70タックルは記録していて
高い数字を残してはいるのですが、今季はその上をいってます。
6.5サック上げているうえにこの数字は素晴らしいですね。
契約最終年だからでしょうか^^;
来季もいてくれるんでしょうか・・・。

3位、4位はランドン&ミラー。
ランドンはあまりいい印象もないけど、ちゃんと働いていましたね。

けど、全試合先発しているランドンと先発3試合のみのミラーが同数ってのは
どうなのかなぁ。まあ高い数字なので悪くないけれども。

ロスタックルとかの数ならミラーの方が多いね、きっと。

ランドンはストロングサイドにも入ってたりしてたので大変だったとは思いますけれども、
あなたはもっと出来る子!もっと見せ場を作って欲しいですね。

5位のオニールはまあ意外と高い数字で驚きでしたが、あなたはINTしてくれ、と。



スタッツ中心に話を進めてきましたが、基本的にはディフェンスはやられてるわけです。
総失点ではリーグ17位だったのを今確認したので、
順位ほどはTD取られてないのかもしれませんが、
今までと何ら変わらず向上は見られないわけです。

ディフェンスマインドのマービンルイスがHCやってるチームで
なんでこうなるんだ!?という疑問は誰しも持ってるんじゃないかな。

これからはTO狙いなのか進ませない守り方をするのか興味津々ですが、
まあ基本的には仏顔で見たいと思います^^


<スペシャルチーム>

スペシャルチームは大体データ出すまでもなくはっきりしているので割愛^^

・Kグラハム:キックは正確。キックオフは不正確。
・Pラーソン:キャリアベストのシーズンを送っています。このままの調子で行けばいいさ。
・LSセントルイス:今のところノーミス。特になし。

KR/PR:ペリーとチャットマンがいなくなってどうしようもなし。
      リターンに期待できないのは意外と厳しい。
カバー:キックオフカバー3位!パントカバー1位でした!今見てビックリ!
    別エントリー立てるだけの価値あったかもしれん^^;

前半戦総括<オフェンス>

2006年11月12日 | 【Bengals】その他
ちょうどシーズンを半分消化したということで、
何かしら書こうかな、と思ってたんですけどもう週末です。

明日にはvsSDです。やばいです。
頭の中は前半戦を振り返ってばかりでした^^

まあ今のところの予定では、明日はネット遮断して月曜日の放送に備えようかな
って感じなので、まだ試合モードにならなくても大丈夫ということにしときましょう。

ということで、前半戦の総括。まずはオフェンス。
出来るだけあっさりいければいいけど。


最初にパーマーの成績を昨季のスタッツと共に見比べてみる。

05:345/509(67.8%)、3836y、32TD12INT被サック19、Rating101.1
06:158/258(61.2%)、1878y、12TD 6INT被サック23、Rating 89.3

単純に倍増していくと分かるのは、

・パス回数やINTは昨季とはほぼ同ペース。
・確率が悪くなってる為TD数やレイティングには繋がっていない
・被サックが倍増ペースである。

ということでしょうか。

今季はパスが多いとばかり思ってましたが、どうもそうではないようで
恐らくパス失敗が昨季よりも目に付く為、パス偏重に感じるのでしょうか。
成功してる分には何も言わないけど、成功してないから文句も言いたくなるということかな。

やはり被サックの数字が物語っているようにOLの出来が相当左右しているようです。
昨季は全体通して19回しか食らっていないサックを既に23回食らっているわけですので、
成功率は下がって当然でしょうし、ましてやパーマーは膝がまだ万全ではありませんので、
プレッシャーにはやられてしまいますよね。

そんな中でも、INTが6というのは無理投げしていないという証拠なので
まだ判断力は正常に機能している感じはしますが、最初のころはここまでOLが
やられるとは思ってなかったのか、9ファンブル5ロストとセキュリティ面での甘さが見られましたね。

ルディの成績も見比べてみる。

04:361キャリー1454y、4.0アベ、12TD
05:337キャリー1458y、4,3アベ、12TD
06:160キャリー 630y、3.9アベ、 6TD

今季のキャリー数は試合毎のばらつきが激しいのですが、
全体的にはそこまで落ち込んでいるわけではないですね。
楽に1000yは越えそうですし、頑張れば過去2年に並ぶ数字も見えてきます。
TD数も同じペースですね。今季のベンガルズは「1stアンドGoal」になった場合、
全てのケースでTDに結び付けているリーグ唯一のチームらしいですが、
このルディの決定力も貢献していることでしょう。

アベレージも3y台と05と比べると落ちるだけにここでもOLの責任かな
という感じもしてましたが、04と比べるとそうでもないのでランオフェンスはそこまで悪くない。

ベテランの住む右サイド、RGウィリアムスとRTアンダーソンはラン特化型に近いので
こういう数字になるのかなという感じがします。

これだけランは使えるのに、使わないのはもったいないという気もしますがいかがでしょう。
昨季は走りすぎて後半バテたらしいですが、今季はそんなに働いていない試合などもあり、
まだまだ元気っぽいので後半戦に向けてどんどん勢いをつけていってくれれば助かります。

チャドも一応見比べてみるかい。

05:97レシーブ1432y、14.8アベ、9TD
06:40レシーブ 482y、12.1アベ、2TD

TJとヘンリーはこちら。

TJ:39レシーブ 488y、12.5アベ、5TD
CH:18レシーブ 337y、18.7アベ、3TD

なお、チャドは8試合出場、TJは6試合出場、ヘンリーは5試合出場です。

数字的に見れば、TJがエースレシーバーとなりますね。
昨季の今頃に比べれば、チャドへ投げられている数はさほど変わっていないらしいです。
マークが厳しいといっても、ここ何年も1000yレシーブを続けているわけですから
あまり言い訳にならない気もしてきました。

あるとすれば、OLのパスプロの問題が1番ですが、
あとはディープ担当がヘンリーになったからかもしれませんね。
ヘンリーの18.7アベはすごいですが、そこには今までチャドが
取るべきだったパスが何本か混じってるのでしょう。

まあチャドがスランプという感じにも見えませんので、
OLがちゃんとするなりすればチャドのレシーブも増えていくことでしょう。
(プロボウルはさすがにもう無理かもね。)

オフェンスの不振はどう考えてもOLの問題であろうと思われますが、
OLが昨季の同じでない以上、昨季と同じオフェンスをしていても駄目なわけです。

もうすぐCブレアムは戻って来れそうとの情報もあり、
そこまで我慢・・・できない!!

SD、@NO、@CLE、BAL、OAL。
出来れば5連勝したいのです。
何らかの対策は必要です。

やはりラン中心の組み立てがベターかと思います。


・・・組み立てという面では、WRタブペリーがいないのも地味に痛いかもしれませんね。

彼が入るといいアクセントになってたんですよねぇ。