碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

円高は歓迎すべし

2008-10-23 10:18:56 | 日記風雑感
実体経済の悪化は避けられないというのはその通り
だと思います。その実態は輸出産業の落ち込みを指摘するのですが
おりしも8月は貿易赤字になったのですが、これは、そんなに
悲観することではない、今までためこんだ黒字を、海外に投資し
そこからの利益で、最終的に経常黒字であればいいのであって、
円高になって、貿易赤字のデメリットばかり強調するのは、少し違うのでは
ないかと思うのです。われわれ貧乏人にとっては、給料は下がり、
物価は上がるより給料が下がった分物価も下がったほうがいいのですわ。
GDPの6割が家計なんですから、そちらを優先的に考えれば、
国内景気にもプラスなんではないのでしょうか。企業は海外でも
稼げるのですが、国民は海外で稼ぐことは出来ません。
そういう意味では、中小企業も同じなんですが、親会社からの
仕事が減り単価をたたかれるのは同じなんで、
せめて材料費やガソリンが下がらないと、
やってられないのですちゃ。ねえ社長
むかし円高で日本中が騒いでいるころ天皇陛下が、
それについて感想を聞かれたとき、
「それはよかったね」とおっしゃったそうです。
その頃は、日本の企業は海外に投資する前であったのですから
今より、深刻な影響が出るだろうと言われた頃です。
話はそれましたが、輸出が減るのは、間違いないのですが
だからといって、日本の企業の株がここまで落ち込むのは
別のバイアスがかかっているとしか思えないのです。



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