碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

ジャイアントツリーを見た

2019-01-08 16:27:05 | 日記風雑感
一昨年の2月だったか、おんぼろバイクに二人乗ってジャイアントツリーを目指しました。朝焼けの国道を東に向かって突っ走ったことを思い出します。若い時のように、心弾むものがありました。

♪真っ赤に燃える東の空に狼煙が立ち上がる~(Baby Metal)~くじけても何度でも炎を燃やせ、It's the time この瞬間にさあ時は来た~♪。

てな歌を口ずさみながらフルスロットルで最高スピードで70k/hでブイブイと走ったのでありました。途中何度か道に迷い、バイクの鍵が走行中にもかかわらず抜けてなくなっていることに気づき、それで今来た道を引き返し、鍵が落ちていないか探し回ったり、思わぬ出会いがあったり、それなりに面白かったのですが、目的地へはたどり着けず、山でいうなら9合目の登りにかかっていたのだが、あきらめて転進した、いや敗退したのでした。そうなると、かえって心が残るのです。それで今回孫たちと一緒にソンテウに乗って、もう一度挑戦してきました。行く前は、車は登れないとか、下の村でトラックに乗り換えて行くとか情報がありまして、車がだめなら歩こうじゃないかという気持ちの強さで、とにかく行ってみなきゃ始まらんとばかり、国道を突っ走ったのでした。現地の村へ入りいよいよ山道にさしかかると、以前バイクで来た時に引き返した場所を通過し、急な坂道をソンテウはローギアでノロノロ登るのでした。道路を見ると、なんと以前は砂利道だったのが、きれいに舗装されているではないか、ということは結構観光客が来ているのだろう。観光スポットとして有名になってきたわけだ。これなら車でジャイアントツリーまでは行けると確信した。車は、ノロノロ、クネクネ、山道を登りながら尾根の上まで登ってきた、少し行くと、白い仏像が奉られていた。お堂がなくてまだ露天に鎮座したままの姿で木々に囲まれていた。せっかくの自然の中に人工物があると、ちょっと違和感があるのだが、タイの人々にとっては、なくてはならないものなのかもしれない。そこを過ぎて、山の反対側へ少し下ったところに、目指すジャイアントツリーはあった。












何本もの幹が重なり合って一つの家族のように、そびえて、その枝葉はドームのように天空を覆っていた。おりしも、小雨が降っていたが、枝葉に守られて、家の中にいるような感じであった。野生の樹木の生命力の素晴らしさを見ることができた。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 吉例新春初笑い2019 | トップ | チェンマイは良い季節です »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記風雑感」カテゴリの最新記事