碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

鳥葬

2006-01-21 22:07:11 | 日記風雑感
今はどうか知りませんが、以前は
ネパールでは鳥葬がおこなわれて
おりました。遺体を山の高いところ
へ運び、鳥がその遺体をついばみ
魂が天国へ運ばれるといわれております。
インドでは火葬してガンガに流すのですが
ネパールでは、ヒマラヤの麓だけあって
高地こそ聖地なのです。同じヒンズー教
でも、場所によって、かなりちがうのです。もともとヒンズー教の成り立ちが
土着の信仰の寄せ集めみたいな面があり、あいまいな所がいいのかもしれませんが
鳥葬を実際に見たわけではないのですが、映像で記録されたものをTVでみたこと
があります。遺体は現場で男たちによって手足を切断されて、鳥が食べやすい
大きさにするのだそうです。大きな鷹かコンドルか知りませんが、上空に舞って
餌を待っている光景がでていました。かの地では、母親が子をしかる時は、
「鳥が来るぞ」といって、しかるのだそうです。
この写真を撮っていたら、村の子供は、逃げていきました。
今日は、カトマンズ盆地の上空に多くの鳥たちが舞っているかもしれません


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