SLべにばな号

2020-06-06 | 鉄道
しつこくPENTAX FILM DUPLICATORシリーズは続きます。今度は山形新幹線開業後の1992年8月末に奥羽本線山形~新庄を走ったSLの写真を掘り起こし。

機関車はD51 498、1988年の復活から4年後のイベントで、それまでに陸羽東線での運転はあったようだが、山形県内の奥羽本線ではおそらく初めての運転だったと思う。8月29日、30日の2日間運転され、私は8月30日の新庄(8:50)→山形(11:04)で乗車した。

ところで、写真は新庄駅で撮影したものしか残っていない。乗ったのは確かだ(席がダブルブッキングしていた記憶はある)が、車内や山形駅到着後の記憶、記録は全くない。なぜだろう・・・。


◇入換のため後退中


◇秋田方より当時の2番線(今の1・3番線)に入線
12両の停止位置目標に、往年の本線の「格」を感じる。

◇個人的に、ヘッドマーク無しがうれしい


◇朝日を浴びて発車を待つ

構図や露出、ピントのずれなど(ほぼ全部じゃないか!!)を大目に見ることにしても、PCのディスプレイで見る古いフィルム写真は驚くほど鮮明で、A3程度のプリントではびくともしない。これは、当時何とかの一つ覚えで「ベルビア」を使った効果かな。中高生の頃は大判プリントする金銭的な余裕など無く、たまに奮発してキャビネ(2L)判が精一杯。それが今や自宅でデジタル化やプリンタ出力ができるのだから、良い時代になった&元データ(アナログ)の質にはこだわらなくては、と実感した次第。

そんなこんなで、久々にリバーサルで撮ってみようかなと思うも、リバーサルフィルムは安くても1,500円程度(36枚撮り)するし、さらに現像費用もかかるとなれば、フィルムでの撮影はかな~り高級な趣味に感じてしまう。