「重症筋無力症」と闘うオジサンの日記

福岡市内在住の50歳代の普通のオジサンです。重症筋無力症を発症して現在闘病中です。発症時~現在までを日記風に報告します。

(26) ようやく退院です^^;

2014-05-09 13:19:15 | 日記
<2014年3月20日>
退院日の朝を迎えた。いつものように朝5時には目が覚めていた。
(入院時は、消灯が夜10時なので、流石に4時とか5時にはおきてしまっていた)
朝食前に、最後の検診(検温・血圧・酸素値測定、血糖値測定)を看護婦(看護師)の方に実施して頂く。数人の看護婦さんから、「本日、退院ですね!お疲れ様でした・・・」等とねぎらいの言葉をかけていただいて、なにやら退院するのが名残惜しくなる気持ちも少々沸いてきたりした。
そして、最後の朝食を・・・

(最後は、和食で・・・しかも牛乳ではなく、ヨーグルトが出てきた)

朝食を頂いた後、いよいよ部屋の整理に取り掛かる。
寝具、洗面用具等をキャリーバッグに詰め込んで、最終的なものだけを残す(昨年も長期入院生活を送っていたので、このあたりはも慣れてしまった)

(広い個室だった。ベッド周りを片付けて、荷物整理は完了・・使いかけのTVカードは清算へ)

そして、ドサクサ紛れに最後の入浴ならぬ、シャワーを浴びて体を清めて部屋で待っていると、看護婦長さんがこられて、向こう一ヶ月分の飲み薬を持参してきてくれた。

(これらが処方箋・・・既存の薬及び、今回の病気の治療薬等・・・いやはや・・・)

薬は、
・点眼薬(乾き目の防止)
・点眼薬(抗アレルギー)
・既存薬(コレステロールコントロール、降圧剤、血糖値安定剤、尿酸を下げる薬、等)
・メスチノン(30日分)
・免疫抑制剤(ブレドニゾロン)
・皮膚のかぶれ防止クリーム/入院中、足指にかぶれが出たので処方してもらっていた)

正直、これだけの薬・・・飲みたくはないが、身から出た錆(成人病治療薬については)であり仕方がない・・・(苦笑)
そして、退院後は通院治療に変わるので、次回の通院日の確認(次回は、4月18日)実施。そして、受付にて入院費用等の清算を実施して、病室へ戻ると、嫁が迎えに来た。
そして、荷物も纏めて病室を出て、ナースステーションへ・・・看護婦さん達に挨拶をして病院を出て、無事退院が完了したのであった。

<重症筋無力症・・・・おさらい>
何らかの原因(解明されてはいないようだ)によって、体内にアセチルコリンの抗体が異常発生する。その抗体は、神経と筋肉の連結部分を攻撃して、筋肉への信号のやりとりができなくなる。
症状は、軽いうちは目の周囲にあわられ、まぶたの重み、複視、斜視・・・進行すると、言葉がうまくしゃべる事ができなくなる(構音障害)、食物を噛む力も弱くなる(租借障害)、飲み込みもしにくくなる(嚥下障害)等・・さらに症状がひどくなると、腕があがらなくなったりさらには歩けなくなったり、呼吸筋も犯されると呼吸困難に陥る事もある、恐ろしい病であり、厚生労働省が難病疾患として認定している。
アセチルコリン抗体ができる原因の多くは、胸腺(リンパ節)の腫瘍が関係している。その場合は胸腺摘出手術が治療として行われるそうである。腫瘍が無い場合は、免疫抑制による治療が行われる・・・

一応、自分も以上の事は色々学んできたわけで、今後はこの抗体を減らす(撲滅する)事が目標となる訳である。ー以上ー







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