池井戸潤のベストセラー小説を実写映画化。トラックの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長が自社の無実を証明すべく、製造元の自動車会社の欠陥車のリコール隠しを暴いていくという話。
こういう企業関係の社会派ドラマが好きなので、封切られたら観ようと決めていました。
社会派ドラマは好きだけど、ドロドロした騙し合いや蹴落としあいは見るのがきついので、連続テレビドラマになるとどうしてもそんな場面が増えて苦手なんですが、映画だとサラッと過ぎてしまって、その点では楽に見ることができます。
中小企業の運送会社社長に長瀬智也、汗臭い熱い男を演じていました。大企業のエリート社員にディーンフジオカ、取引銀行社員に高橋一生と旬の男優を揃え、面白い映画でした。
私が唯一実際に見たことがある芸能人は長瀬智也です。表参道の裏通りでナナハンバイクにまたがり写真撮影をしていました。人混みもなく普通に横を通ってしまったのですが、大きくてカッコいい男でした。
長瀬は声はいいけど歌はさほど上手いと思わないし、鉄腕ダッシュではぶきっちょなところばかり目につくから、今後は俳優でやっていけばいいのではと思っています。