タイニーハウス東京

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防寒対策 補足

2018-01-21 11:27:06 | キャンピングトレーラー自作
一昨日エアーパーキングヒーター を取り付けて全ての防寒対策が完了しました。防寒用シート(ダブルウォール化)と併せて、防寒効果が期待できます。

今日は二回目のテスト運転を実施して見ます。目的は長時間の運転による熱の影響評価、騒音評価と防寒効果評価です。


1)ヒーター発熱の影響評価(一時間運転時)

念のため今日は前回と比べて長時間、一時間の暖房運転を行いました。



暖房運転前の電圧は14.2Vでしたが、ヒーターのスイッチを入れ運転が開始すると11.0Vまで一気に電圧が下がりました。その後、暫くして安定運転に入ると12.4-12.5Vの間を行き来していました。

①室内ヒーター収納スペース

ヒーター運転時の炉の付近につけた温度センサーからの温度情報では99-101度でした。ヒーターによる発熱の影響ですが、ヒーター本体の外殻カバーはほんのりと温かい程度で、送風ダクト部分は排出する温風と同様に結構な温度ですが危険を感じるレベルではありません。
ヒーターの底面を支える取り付け金具の温度は、触ってみると火傷するほどではありませんが先日の試運転と比べるとかなり高温になっています。パッキン用のガスケット等が心配でしたが溶けたりはしていませんでした。

②外側排気管周り

排気管そのものは、耐熱テープを巻いた部分含め運転中は勿論急激に温度が上がります。今回は運転時間が長いこともあり、耐熱テープを巻いた箇所も長めに触ると火傷しそうな高温になっていました。
排気管が接触する旧排気管の出口の一部について時間の中で定期的に五回ほど実際に手で触って確認しましたが、危険を感じるほどの温度にはなっていませんでした。ひと安心です。

③スイッチオフ後の冷却状況

時計で確認しましたが、スイッチを切ると3分間冷却用にファンが回転し続け、3分後には外気に晒されている排気管そのものも触れるくらいの温度に下がっていました。反面、室内のヒーター収納スペースでは、取り付け金具が結構な温度をキープしていましたが、危険を感じるようなレベルではありません。


総合すると長時間の暖房運転でも熱による発火等の危険性は低いだろうと判断します。


2)運転時の騒音評価

①室内

室内側では燃料ポンプの音が聞こえますが、個人的には気になるほどではありません。但し、就寝時には人によっては耳障りになるかも知れません。対策として、現在のゴム製ブラケットの下にゴムプレートを追加で入れてみようかと思います。
尚、排気音はほとんど聞こえません。温風の吹き出し音は、当然ありますが気になるレベルではありませんでした。

②外部

個人差はあると思いますが、メチャクチャうるさい程ではないものの排気音は結構気になります。特に、駐車場等で車中泊をしている際は、アイドリング音ほどではありませんが他の方の迷惑になる可能性があります。

試しにマフラー&サイレンサーを仮に取り付けて見ると騒音が格段に下がり気にならないレベルになりました。防音効果は非常に高いようです。



依頼している部品が到着次第、マフラー&サイレンサーを取り付けたいと思います。


3)防寒対策の効果についての評価

室温6度の環境で暖房運転を開始しましたが15分ほどで19-20度まで上昇しました。屋根のテント材の内側に取り付けた防寒シートの効果もあり熱が逃げるのを防いでくれています。また、結露もありませんでした。但し、結露については今日は比較的暖かいので、もう少し寒い日に再度検証してみます。


以上で二度目の試運転での検証作業は終了しましたが、長時間でも問題もなく暖房運転が出来ることを確認できました。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

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