タイニーハウス東京

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水道ポンプとFFヒーターの燃料ポンプの防音対策 その3

2019-01-10 15:00:29 | キャンピングトレーラー自作
現象面から再度騒音の原因を分析して見ました。

①水道ポンプ自体が振動し、その振動が取り付け板を経由してキッチン躯体に伝導して共振、共鳴が起こり騒音を発生させている。但し、この部分は原因の一部であり全てではない。

②リアに設置した飲料水タンクからキッチン下に取り付けた水道ポンプを繋ぐホースや繋ぎ手が水の流れと共に振動してかなりのレベルの騒音を発生させており、これも騒音源としては大きな部分を占めている。

それでは①②共に激しい振動及び騒音を発生させている原因は何か?です。


先ず考えられるのは飲料水タンクとポンプの位置が5メートル離れており、水をタンクから吸い出し蛇口側に送水するのにポンプや送水管のホースに異常に大きな負担がかかっていることではと推測しています。

上記のポンプ位置の問題は、当初の設計では飲料水タンクはフロント設置だったのをリアに移設しましたが、ポンプの電源がキッチン下に設定してあったため電気配線の都合からポンプは動かさず元のフロントに置いたままにしていることが理由です。

もしかすると、これが原因かも知れず、今回はその検証作業をして見たいと思います。

最初に実施する内容はフロントにおいてある予備タンクを使って、その直ぐそばに設置してある水道ポンプから近距離で水道水を汲み上げて見て騒音がどの程度になるかを確認して見ます。

この検証実験で騒音レベルが下がるようならポンプのリアへの移設を検討したいと思います。


水道ホースはフロント側にもいつくか継ぎ手があるので、先ずそれを外して予備タンクの中に入れて給水してみます。





水道の蛇口を開けて見ると…

勿論、ポンプのモーター音は聞こえはしますが騒音と言うレベルにはなりませんでした。

今回の推測は正しかったようで、本対策は有効性大と分かりました。個人差はあると思いますが、筆者の耳には大体ですが1/3〜1/4に騒音レベルが小さくなっているように感じます。


と言うことで、電気配線が多少面倒ですがポンプをリアの飲料水タンクの側に移設することにしました。




写真の赤丸の辺りに設置を考えています。

また、出来るだけ騒音レベルを下げたいのでスペースに余裕があればポンプモジュール全体を包むような防音ボックスの中に封入しようかとも考えています。(このオプションは未だ検討の段階です)




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

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