以前フレーム曲がり測定、エンジンマウント補強でお預かりしたGpz1100Fです。
フレーム曲がり測定の結果は、シートレールの曲がりがありましたが修正してあります。
入庫時の画像は撮り忘れてしまい、完成画像です。
エンジンマウント補強は、ディープソケットの位置にパイプを溶接する方法で施工します。Gpz1100Fに限らずZ1000J系統エンジンはエンジン前部がラバーマウント、リア側のみリジットマウントと云う構造の為、エンジンの発生した力がリア側マウントボルトに集まり曲がってしまいます。
いきなりですが完成画像です。梯子状に補強する事により、フレーム側マウント部、マウントボルトの曲がりを予防する事が出来ます。
GPz1100Fのマウントボルトが同系列車より15mm長くしかもメーカー欠品でしたので、現在でもメーカー入手可能なZ1000Rのマウントボルトを使い、右側ハンガーをカラーで追い込む事により装着しました。
ノーマルエンジンマウントは板厚が薄いので、ビトーさんがリリースしている1100F用マウントキットを使いました。