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周防正行監督の「それでもボクはやっていない」は是非見てください

2008年04月02日 | 映画
周防監督が「シコふんじゃった」という素晴らしいコメディを監督し、
その次は、これこそ映画のエンターテインメントたる「シャル・ウィ・ダンス」
を製作し・・・これはハリウッドでリメイクされたね。楽しく。
リチャード・ギアが素敵でした。
そして10年余り経って、新たに作られた映画が、痴漢事件の冤罪を描いた
「それでもボクはやっていない」という作品。

満員電車の中に押し込められた主人公は、女子高生に痴漢と間違わられて、
警察に捕まります。警察は、被害者がいる以上、絶対にお前は犯人だとの
前提で自白を迫ります。やったと言えば示談で済ますと・・
 しかし犯人とされた主人公は無罪を主張し、裁判となります。

主人公の友人を山本耕史さんが演じています。周防監督の作品は脇役も上手に
キャスティングしています。
主人公の元彼女は、私の大好きな鈴木蘭々さんが演じます。

若い弁護士には瀬戸朝香さんが選ばれました。なかなかきりっと演じて好感が
持てました。

瀬戸朝香さんという俳優は余り知りませんでしたが、なかなかいい感じですね

 痴漢と間違われたら、どうしますか
相手が、この人が痴漢ですと主張したら・・
周りの方で、そうじゃないと証言してくれる人はすぐさま見つかりますか
警察は、お前がやったんだろ~と決め付けてきます。
裁判沙汰とならず示談で済めばいいだろと・・しかしボクはやっていない場合、
辛い裁判が始まります。
裁判官は公正に判決を下してくれるでしょうか 
 裁判官の役割の本質は何だろう
これから導入される裁判官制度は機能するでしょうか。
痴漢事件を材料として、そんな日本社会の矛盾が本当に上手く描かれています
 「それでもボクはやっていない」はです


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