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Think Yokoyama Weblog

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M-AGE その2

2008-01-08 12:51:43 | ヨコ録
Single 『WALK ON THE MOON』/M-AGE (1992年1月21日発売)
Maxi  『3RE-MIX+1』    /M-AGE (1992年1月21日発売)
Album 『MUSTARD』      /M-AGE (1992年2月21日発売)

参加楽曲
 全楽曲参加

横メモ
 91年の秋くらいからいよいよアルバムのレコーディングが始まりました。
僕は昼間はラジオの仕事があるので、夜中にスタジオに入るというスケジュール。これが2ヶ月くらい続きました。
 因みに「M-AGE」はこのアルバムから、先のレコーディングでスクラッチで参加したDJ PEAH君が正式メンバーとなり5人組になりました。

 ロックバンドサウンドに大胆に導入したエレクトロニクス、そして今では普通となっているターンテーブルを置いたDJスタイル。僕には理想的バンド像でした。

 このレコーディングでとても為になった事。

 一つ目は・・今では考えられませんが、時間をたくさんかけてもらえた事です。
当時、これからの音楽スタイルには必需となるであろう「サンプラー」という楽器がありましたが、それを使い方から覚える時間をもらえたのです。バブルの恩恵でしょうか?
(サンプラーとは、音(声でも生楽器でも生活音でも何でもよい)を録音して再生出来る楽器です。音程もつけられるので、自然界に無い音も創れます。)

 そして2つ目は・・レコーディングですから煮詰まる時もあります。その時の言葉使いひとつで最悪の雰囲気になってしまいます。
 そんな時、彼らの出身地である茨城弁に救われた時が何度もありました。
言葉のニュアンスがとても柔らかく、方言っていいなぁと思いました。(自分も新潟弁使いですが、イントネーションがあまり標準語と変わらないので。)
 雰囲気が悪いとき、OKAZAKI君(以後かっちゃんと呼びます)はワザとデフォルメした茨城弁を使って笑いを誘いました。(僕も感化されて茨城弁が喋れるようになりました^^;)
 ギターのMIYO-KEN君(以後ミヨケンと呼びます)と、かっちゃんの会話は最高です^^
方言は大切にしんきゃと思ったものでした。

 そんなこんなで初の長期間レコーディングという事もあり、自分の引き出しを出し切った感がある、思い出たっぷりのアルバムになりました。
 

 無事レコーディングを終えた打ち上げの席で、Tさんから「すぐに横ちゃんにレコーディングを頼みたいのでよろしくね」と言われました。
誰だろう?ついに出会うのか??緊張するなぁ。・・・つづく

※M-AGEとのその前その後
コメント (22)
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