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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第37話 あらすじ

2019年07月23日 20時12分37秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女



龍魚族が喪に服す時は生麻の衣と決まっていた。生麻の衣を手に取ろうとした潤玉だったが、天帝から「今後はそなたが天后の力を抑え込んでくれ」と言われたことを思い出し、天界の緦麻の衣を選ぶ。使いがいなくなると、緦麻の衣を床に投げつける潤玉。そこに彦佑と鯉児が来る。
「私は至らぬ義兄だ」と言う潤玉に「殿下の孝行心は義母上に届いております」と彦佑が言う。それでも腹立たしい潤玉。潤玉は「仇を討たねば気が済まぬ」と言う。

彦佑は、不測の事態があれば、と言われ預かっていた箱を潤玉に渡す。その中には“翼渺州 鳥族兵力配置図”が入っていた。


紫方雲宮。潤玉が緦麻の衣を選んだと報告された天后は、笑みを浮かべて頷く。「聡明な判断をされたご様子です」と言う穂禾。それでも天后は「油断はならぬ。潤玉は幼い身空でも己の鱗を剥がす気鋭を持つ者。浮夢丹さえためらわずにのんだ。蔌離が死んだ時の様子では、このまま黙っておらぬはず。ただ潤玉も天帝の息子ゆえ、私も手荒い真似はせぬ」と言う。探りを入れ、くぎを刺したまでだと。

天后は、月下仙人の寿宴に届けよ、と穂禾に贈り物を渡す。


因縁府。喪中のため潤玉は来られないが、贈り物を届けに来た鄺露。月下仙人は鄺露を寿宴に誘う。位が低いので、と困惑する鄺露に、そなたも錦覓のように父君と共に来ればよい、と月下仙人は言う。

錦覓は月下先人に人間界の玩具・拡大鏡を贈る。全てがはっきりと見える、と喜ぶ月下仙人。


璇璣宮。以前、長芳主から「例えば、もし錦覓の心が枯れた土地だったとしたら、種を植え世話をしても花は咲きません。心を尽くしてもすべてが水の泡に。時間と心を消耗するだけです。錦覓は善良な子。でも愛が分かりません。心の中に入り込める者など誰一人いないのです」と言われたことがあった潤玉。

かつての錦覓は多情だが愛の意味を知らなかった。しかし今は逆となり、なぜ大きく変わったのか潤玉は考える。
潤玉は浮夢丹で母の記憶を失った。錦覓も何かの影響を受けていたのではないかと思った潤玉は、隕丹の存在を知る。


因縁府。寿宴に来た天帝に言われ、散曲を披露した鄺露の父・太巳仙人。太巳仙人は一人娘の良縁を天帝に頼む。飲みすぎての戯言だと謝る鄺露。
穂禾はそんな鄺露父娘の姿や錦覓と洛霖を見て、人間界での父・南平侯のことを思い出す。いたたまれなくなった穂禾は、体調が悪いと言って帰ることに。

人間界で唯一愛してくれた父を殺めたしまった穂禾。それでも旭鳳の心はつかめず「旭鳳様、恨みます。錦覓、あなたが憎い」と涙を流す。


穂禾が紫方雲宮に力なく戻ってくる。「どこにいようと誰しもが錦覓ばかりを愛します。私は永遠に錦覓に勝てず、殿下も振り向きません」と天后に泣きながら言う穂禾。天后は「鳥族の血統は高貴なもの。何にも屈しない。耐えた分だけ勝利をつかめる。勝負はまだこれからだ。誰が覇者になるかは決まっておらぬ」と言う。


花界を訪ねた潤玉は「錦覓は愛に対する概念が常人と違うようです」と長芳主に話す。なぜそう思うのか聞く長芳主に「錦覓は愛の分からぬ子だという、あなたの言葉には何か隠されている。省経閣の書で読んだのです。愛を消し去る隕丹という薬があることを」と言う潤玉。今の錦覓も明朗快活で最高の女子です、それでも錦覓から隕丹を取り出してやりたい、愛する権利は奪えません、と。

長芳主は「花神は錦覓が1万年以内に情で苦しむと。錦覓を守り抜けますか?取り出すのは危険です。隕丹のことを錦覓には?」と言う。潤玉は「いいえ。知れば取り乱すもやもしれません。ご安心を。以前にも約束しました。何があっても錦覓を守ります」と話す。


池の前で寿宴を抜け出してきた錦覓と手をつなぎながら「あの夜のことは私のせいだ」と言う旭鳳。「私も共犯だわ」と錦覓が言う。お互いさまね、あなたは私のものよ、安心して、責任は取る、と。笑いながら旭鳳が「随分、威勢がいいな」と言う。「私を誰だと?前世ではカラスさんに嫁いだのよ。土賊の妻だもの」と言う錦覓。旭鳳が「これからは火神の妻だな」と言う。

錦覓は洛霖に相談し、心配事があるようで、よく考え今は動かぬようにと言われたことを話す。「大丈夫だ、任せておけ」と言う旭鳳。錦覓は贈り物の春華秋実を旭鳳に渡す。「懐にしまっておいて霊力で刺激すると、春と秋の美景が浮かび上がるの。その景色は1日続くわ。どこの景色か分かる?」と聞く錦覓。旭鳳が分からないと答え、錦覓は「花界から盗んで封じ込めたの」と言う。

「食えもしないし、戦いにも使えない」と言う旭鳳。錦覓は「じゃあ、持ち帰って武器に作り直してくる」と取ろうとする。旭鳳は返さず「どうして春と秋だけを?君の夏と冬も私に独占させてくれ」と言う。「それは蛇足よ。あなたは情熱の夏のような火神で、私は冷たい冬に咲く霜花。それで四季がそろうわ」と言う錦覓。旭鳳は魄(肉体をつかさどる神霊)の中に入れ「大切にする」と言う。

「それじゃあ」と言って行こうとする錦覓の腕を引き、抱き寄せる旭鳳。錦覓は嬉しそうに微笑む。


璇璣宮。魘獣の夢で錦覓と旭鳳を見た潤玉は怒りに震える。
怯えて逃げ出した魘獣は、錦覓のところへ行き璇璣宮まで連れてくる。

錦覓が璇璣宮へ入ると、潤玉が黙り込んで座っていた。錦覓が声をかけ「幼き頃、私は太湖に。青白い色も嫌で自分の姿を恥じていた。当時、私は錦鯉になりたいと願い、明けても暮れても修練を続けた。天界に来て気づいたんだ。何千年も続けた修練は、無駄な努力であったと。鯉になれるはずがない。本当の姿は龍なのだから」と話す潤玉。

錦覓は潤玉の隣に座ると「私だってそう。ぶどうの精霊として4千年生きたわ。それを疑ったこともない。本当は霜花だなんて思いもしなかった。だから私たちは同じよ」と言う。「気がついた。何も知らないほうが幸せなこともあると。時に何かを多く知るほど苦しみも増える」と言う潤玉。錦覓が「魚さん、お母上のことを想ってるの?」と聞く。

潤玉は「一昨日、月下美人が咲いたが君はいなかった。愛でてくれる者のいない月下美人は悲しみに暮れていただろうと思う」と言う。「月下美人はあなたに贈った花。正式な主はあなたよ。主が見てくれたら花も満足だと思うわ」と言う錦覓。潤玉が「君は私が正式な主だと?」と尋ねる。

錦覓と見つめあった潤玉の体から龍の尻尾が出てくる。錦覓を引き寄せ、口づけしようとする潤玉。しかし錦覓は立ち上がり逃げてしまう。龍の尻尾が消え気まずくなる2人。
立った潤玉は錦覓に背を向け「人生で2度、真の姿を現し、それを君に見られた。滑稽だな」と言う。そして振り返り錦覓を見ながら「私の願いは多くない。毎日、少しの愛をくれ。日々を重ねれば、それが年月になる。そして一生に深い愛は望まない。でも長い愛を。頼む」と言う潤玉。錦覓はそれには答えず、夜も更けたと帰っていく。


花界。潤玉は寝ている錦覓の体から隕丹を取り出す。「旭鳳を愛しているのだろう。君に分かるか?魘獣が吐き出した夢で情事を見た私の悲しみが」と言う潤玉。どうしようもなく苦しい、もう君に愛の意味など分からせたくない、愛を忘れさせる、誰も愛さないよう愛情に封印を、と。潤玉はひびが割れている隕丹を直し、錦覓の体に戻す。
錦覓の傍に座り手を取ると「君の魚さんはすべてを失った。君しかいない。離れないでくれ」と潤玉は言って口づけをする。潤玉の涙が錦覓の体に落ちる。

夢の中で錦覓は霜花と会う。しかし、いつもは聞こえる霜花の声が聞こえない。


母の位牌の前にしばらく座っていた潤玉は、緦麻の衣を手に取ると袖を通す。


目覚めた錦覓は何か違和感を感じるが、それが何かは分からない。そんな錦覓の元に鎏英が来る。「お願いがあるの」と言う鎏英。


ーつづくー


「あの夜のことは私のせいだ」と言う旭鳳(≧∇≦)ノ彡
「あなたは私のものよ」と言う錦覓。
いやーん(*´艸`*)
2人の会話に、なぜかニヤニヤしちゃう私。

穂禾もちょっとかわいそうかな?と思ったけど、殺めたのは自分だものね。
そこまでしたのに旭鳳が振り向いてくれないって恨むのは違うし(;´д`)ノ

潤玉はいろんな意味で切ない。
一生に深い愛より長い愛をって(;д;)
それを受け入れてもらえない悲しさ。
それでもやっぱり錦覓の愛情を封印したのは間違ってるよね(。>﹏<。)
錦覓、どうなっちゃうんだろう?
もう旭鳳への愛はなくなっているのかな?
突然、錦覓の態度が変わったら・・・・(இωஇ )



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