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中国時代劇「後宮の涙」第16話 あらすじ

2014年01月27日 20時46分07秒 | 後宮の涙(中)

目を覚ました陸貞に薬を飲ませる玉明。「高展が倒れた私を助けてくれたのよね?」と陸貞は玉明に聞くが、玉明はお世話を仰せつかっただけだと言い、何も答えない。
不安な陸貞は、横になると"展…展はどこにいるの。まさか私を助けて貴妃を怒らせた?"と思う。


高湛は陸貞が目覚めたという知らせるを受ける。喜んだ高湛だったが、修文殿には戻らず義兄の腹心に会うことに。身分は折りをみて話そうと思う高湛。一緒にいた忠叔父に"長広王殿下に助けを求めた。安心して養生せよ。そこは密偵が多いゆえ、青鏡殿に戻った折に説明する"と陸貞に伝えるよう頼む。


陸貞は寝付きをよくするお香がほしいと宮女に。香が焚かれると、宮女のほうが寝てしまう。陸貞は起き上がり外套を羽織るが、ふらついて隠し戸があることに気づく。その中には観音像がたくさん置いてあった。"変だわ。どこかで見たことのある観音像が"と思う陸貞。

外に出た陸貞は、扁額に"修文殿"と書かれているのを目にし、今まで自分がいたところが長広王の寝殿だったと知る。


自分がなぜ修文殿にいたのか、どこに行けばいいのかも分からない陸貞は、うしろから王璇の輿が来たのにも気づかず、阮娘から「尚儀様の輿を阻む気」と突き飛ばされてしまう。
輿から下りてきた王璇にひざまずく陸貞。王璇は「もう回復したのか。修文殿でゆるりとしておればよいものを。寒空に出歩いては、かの方が安んずるだろう」と言う。

「お許しを。あの夜は気を失い、果たして罰を全うできたかどうか…」と話す陸貞。「さようなことはもうどうでもよい。今となっては皇帝陛下、皇太后陛下でさえ陸殿に何も言えまい」と返す王璇。そして、うっかりしたというようにわざと「これは私としたことがとんだ失礼を。長広王殿下が知ったらお怒りになるであろう」と陸貞を立たせる。言っていることが分からず「長広王殿下と私に何の関係が?」と陸貞が言うと、王璇は殿下自ら陸貞を修文殿にかかえていったと話す。それでは貴妃殿下も引くしかないと。

「私を助けたのは高殿では?」と聞く陸貞。王璇は「無礼者。殿下の名をさように軽々しく」と声を張り上げる。高殿は修文殿の衛兵だと説明する陸貞。陸貞の側まできた王璇は、じっと陸貞の顔を見ると「まこと知らぬのか」と高笑いする。「さすが長広王殿下、風雅なことをなさる。思いもよらなんだ」と。そして「おめでとう。近いうち、妃殿下と呼ぶことになりそうだ」と言うと王璇は輿に乗って行ってしまう。

王璇の言葉に愕然とし、立ち尽くしていた陸貞は「噓よ。展は長広王じゃない。そんなことあり得ないわ。違う。展は長広王じゃない」と言うと駆け出す。


陸貞がいなくなり、必死で捜していた高湛と高展を捜していた陸貞。互いに気づき駆け寄ると抱き締め合う。陸貞が「あなたが助けてくれたの?」と聞くと、うん、と高湛はうなずく。「ならば教えて。あなたは何者?」と言う陸貞に、一瞬悩んだ高湛は「いずれ話すつもりだった。誠は私は…」と真実を話そうとする。しかし、その前に近付いてきた宮女たちが「長広王殿下に拝謁します」とひざまずいてしまう。驚く陸貞。

高湛はこれには訳があると言うが、聞こうとしない陸貞も宮女と共にひざまずく。高湛は宮女を下がらせ「嘘が嫌いなのはもちろん分っている。なれど少しでよい、私に釈明をさせてほしい」と陸貞に。

雪の降る中、婁氏が自分への監視を厳しくしたため、巻き込まないよう身分を偽ったと説明する高湛。謝って陸貞の手を取ろうとするが、陸貞はそれを拒む。そして配慮に感謝すると淡々と話す陸貞。高湛は腹がたつなら心行くまで怒ればいい、なれどさように冷たく突き放すなと言う。しかし陸貞は恐れ多くも皇太弟に無礼は許されないと返す。

高湛は陸貞の怒りも悲しみも分かるが、外での日々を思い出してほしいと言う。見知らぬ者同士だったが深く信頼し合い、互いの事情や素性には触れぬと約束をしたはずだと。しかし「こうも約束したわ。嘘は決してつかない、なれどやむをえない時は、まず最初に眉をさわると」と言い返す陸貞。そしてただの衛兵が長公主の玉佩を持ち、皇帝陛下を使いにするなどあり得ない、考えれば分かるのに馬鹿だったと言う。

「君を思う心に誓って偽りはない。今も君の帯をつけている」と見せようとする高湛。陸貞は手を差し出し「返して」と言う。「あれは高展のもの。尊い方にはふさわしくない」と。高湛はその手をつかみ「高展ではない。誠の名は高湛」と言う。「高展に高湛、よく似ているわ。誠に賢いのね。偽の名の付け方も申し分ない。楽しんでいたの?」と陸貞は返す。「貞」と言った高湛は、天に誓ってそんなつもりはなかったと言う。「貞と呼ばないで。恐れ多い」と言う陸貞。

「君が嫌だというのなら、もう呼ばぬ」と言う高湛。しかし陸貞は関係ないと言う。あの帯は高展にあげたの、高展は良家の出だけど宮中の衛兵にすぎない、私とは十分釣り合うが、あなたと私では身分が違いすぎると。「それに私を騙していた人と、もうこれ以上一緒にいたくない」と言う陸貞。そしてひざまずく。

高湛は決して騙そうと思っていたわけではないと立たせようとするが「それでも所詮嘘は嘘だわ。いくら上手な嘘でも、結局は人を傷つける」と陸貞は言う。そして幾度も救われたが、かつて自分も殿下を救った「ゆえに、これでおあいこにしましょう。私はただこのまま司宝司の一介の女官でいたいのです。私のことなど、どうかお忘れになってください」と言う陸貞。それだけは絶対にできないと、高湛は陸貞を抱き締める。そんな高湛を自分から離し「私の帯は捨ててくださいますよう」と言うと陸貞はその場を後にする。


部屋に戻ってきた陸貞は、玉佩を見ながらこれまでの高湛とのとの日々を思い返す。そして外にいた丹娘を呼ぶと「元禄さんに返してもらって」と玉佩を渡す。


高湛は都を離れ、姉を連れ戻しに行くことに。「そなたがおらぬ間、陸貞はどうする?」と聞く高演。せっかくの晩に動揺したあまり陛下の前で暴言をはいたと詫びる高湛。陸貞のことを頼むという高湛に、高演は何かあったと感じる。

高湛は、陸貞が自分の誠の身分を知り、受け入れることができないようだと話す。二度と会わぬつもりのようだと。一介の女官が皇太弟に対してあまりにも不遜だと高演は言うが、高湛はそうではなく、陸貞にとって衛兵・高展の存在が大きすぎるのだと言う。
高湛は高演から命の恩人ゆえ一方的に好いているだけだと蕭喚雲をなだめてほしいと頼む。


蕭喚雲が高湛を訪ねて来る。棚の観音像を見て「湛。まだ持っていたのね」と蕭喚雲は頬笑む。高湛はため息をつき、それには答えない。
なぜ急に豫州へ行くのか聞く蕭喚雲。ただ姉上を迎えにいくだけだと高湛は返すが、蕭喚雲は陸貞を連れて逃げるつもりだと疑う。重要な務めもあり、体の弱った者を遠くへ連れて行くことは出来ないと言う高湛。

貴妃はさようなことを聞くために、わざわざ修文殿へ?と高湛が言うと、突然、高湛に抱きつく蕭喚雲。蕭喚雲は、貴妃ではなくかつてのように喚雲と呼んでほしいと言う。そんな蕭喚雲を「自重してくれ」と高湛は突き放す。蕭喚雲は「高演に嫁いだけれど、私の心は今もあなたのものよ」と言い、婁氏が汚い手を使い仕方がなかったと訴える。

「分かっている。君に非がないことなど」と返した高湛は、なれどあの頃には決して戻れないと言う。そして婁昭君に知られる前に帰るように言う高湛。蕭喚雲は「怖くないわ、分かっているもの。あなたは今も私を大事に思ってる」と返す。「そのとおり。なれどそれは兄嫁としてだ」と高湛は言う。それに私には愛する女子がいると。

「陸貞のこと?あの女子のどこがよいの?姿かたちは私に似ているけど、あなたとは身分が違いすぎるわ」と蕭喚雲は強く言う。高湛は蕭喚雲の顔を真っ直ぐ見ながら「理解できぬだろうが、私にとってはこの世で最高の女子だ」と答える。命の恩人だというのなら、私が褒美を出して昇進させてあげる、あなたから引き離すためなら何でもすると言う蕭喚雲。しかし「陸貞と君とは違う。心に汚れがない。己の気持ちにまこと正直。富や地位のために心を売ったりしない」と言う高湛。震える声で蕭喚雲は「それはどういう意味?」と言う。

高演と結婚した事は許しているが"覆水は盆に返らない"(離縁した夫婦の仲は元に戻らない)と言う高湛。それでもまだ自分を思っているから今だに観音像を飾り、妃を娶ることもなく、自分にそっくりな陸貞のことを愛したと言い張る蕭喚雲。「ただの偶然だ」と高湛は言うが、信じない蕭喚雲は「かつても今も愛しているのは私だけよ」と言う。

高湛の胸に顔を埋めると、12の時からあなただけを想ってきたと言う蕭喚雲。ここ幾年も、いついかなる時でも考えるのは湛のことだけだったと。そんな蕭喚雲から離れ「やめてくれ。私たちにはいろいろなことがありすぎた。もう無理だ」と言う高湛。「分かっている。私の望みは1つだけ。他の女子を愛さないで。さもないと嫉妬で自分を抑えられなくなってしまうわ」と蕭喚雲は言う。それを聞いた高湛は「陸貞に手を出したら許さない。私の片思いだ」と告げる。蕭喚雲は口元を上げると「安心して。あなたの言葉はすべて覚えている。二度と陸貞は傷つけたりしないわ」と言う。


丹娘は陸貞を外へ連れ出す。その時、陸貞の耳に長広王が豫州へ行くという宮女たちの話し声が。慌てて陸貞は「丹娘」と言うが、何でもない、と目を落とす。


太極殿から豫州へ行く高湛を涙を流しながら見送る蕭喚雲。そんな蕭喚雲を高演が見つめていた。蕭喚雲は高演と結婚することになった経緯を思い返す。

父が高演に嫁がせることを決め「ありえない」と動揺する蕭喚雲。国書には永世公主を斉の長子・高演に嫁がせたいという記載があったと王璇は言う。嘘よ、と言い、母は嫁ぐ相手は湛だと言っていたと蕭喚雲は信じられない。
斉の国主に掛け合うと行きそうになる蕭喚雲をを止めた王璇は、先ほど父君の使いから伝えるように言われたと「この縁談は婁貴妃と父君がお決めになったこと。公主様が常山王に嫁げば、結納として西郡四城が梁国に贈られるのです」と言う。

王璇は蕭喚雲の父がどれほど苦労したかを話す。実権を握った候景は蕭喚雲を見初め、妻に迎えようと布石を打っていた、人質として蕭喚雲を斉国におくったが、それは表向きで、誠は逃れさせるためだったと。候景は先帝を餓死させた男、自らが帝位に就くため父君を退ける恐れがある、という王璇の言葉に「ゆえに父上は西郡四城に目を付けたというの」と目を潤ませて言う蕭喚雲。現宰相によると、西郡四城を掌握すれば、候景を打ち、梁国の正統を守ることができると王璇は言う。

公主としての使命を忘れなないでほしいと訴える王璇。それでも嫌だと、蕭喚雲は郁皇后に助けを求めようとする。しかし郁皇后は病で何もできない、もし斉の国主が父君の意図を知れば、きっと候景と手を組み梁国を滅ぼそうとすると王璇は必死で止める。国と国の間に情はありえないと。


蕭喚雲は高演に嫁ぐことを決める。「よいことを思い付いた。私はひとまず高演に嫁ぐふりをするの。西郡四城が手に入る頃には湛も戻ってくるわ。そうしたら2人でどこかへ逃げるの」と王璇に。


長公主の婚礼が終わり、湛の帰京を気にする郁皇后。喚雲が演に嫁いだことを知れば何をしでかすか分からないと心配する。そんな郁皇后は、激しく咳き込み吐血を。


婚礼が済み、喚雲の元へと向かう演。紅蓋頭を「共白髪まで添い遂げるよ」と演は竿で取り除く。しかし喚雲は演の胸を両手で押し飛ばし「あなたと添い遂げるのは絶対無理だわ」と言う。そして演の首に短剣を突きつけ「安心しして。殺しはしない。あなたはただ何も言わず話を聞いてくれればよい」と告げる。


ーつづくー


陸貞は高湛が長広王だと知ってしまいました(;_;)
せっかく仲直りできたと思ったのに、また気持ちが…。
この気持ちをどう乗り越えるのかな?

今回は丹娘と元禄のシーンもあったのに、楽しめなくて残念(;△;)
玉佩も返されてしまったし…。

蕭喚雲も国の犠牲となって、好きな人ではない人と結婚させられたんですよね。
でも、こんなに可哀想な状況なのに、同情できないのは何故だろう(;´д`)ノ
あと婚礼を挙げたばかりの演に何を話すつもり!?(0д0∥)
これも気になる。

あぁぁ、早く明日の放送が見たいよぉ(*≧ω≦*)




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3 コメント

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こんばんは (蓮華)
2014-01-27 23:21:16
うささん今週のお茶会楽しみにしてます。
このドラマ45話でしたね。この前折り返し・・・と書き込みしてしまいましたが、中盤でした。ごめんなさい。

陸貞は高湛が長広王と知ってしまって・・・
この先二人がどうなるか心配です。

蕭喚雲はずーと好きだったからという気持ちわかるけど
余りにも自分が第一で相手のことを考えないところが
同情できないのかな。

前回も今回も二人のシーン雪がたくさん降ってて真冬の撮影大変でしたね。


うささん吹替えで見てるのに、漢字とかも調べてあらすじ書いててすごいわ~

とうとう (time)
2014-01-28 00:05:39
阿展の正体が阿貞に分かってしまいましたね。
あの時代、身分は越えられないものですよね
普通。。。

阿貞はあまりにも頑なですね。
どのように心に開いた穴を埋めるのか
いくら丹娘が傍に居たとしても心配です。

そして、喚雲。
彼女自体の悲しい運命が今回判明。
その一方で、受け止めてくれる高演が
やっぱり健気に見えてしまいます。

郁皇后役の白珊さん、こちらもお優しい役ですよね。
阿湛を見守って、気遣っているところが
お人柄が表れているようです。
こんばんは~ (Apple)
2014-01-28 00:48:24
長広王と分かってからの二人が…悲しい( ; ; )
陸貞が頑な過ぎて…でも眉を触る約束、身分の差、苦しい気持ちは分かります。(私なら許しちゃうかな)
今回の雪は冷たすぎるように感じました( ; ; )

気になっていた玉明は大丈夫そう(^^)

高湛は諦めてないよね!何かうまく陸貞との仲を戻すんだよね~早くまえのように戻って欲しい!
仲良しの二人を見ていたい!!!

簫喚雲…私も同情出来ない!自分勝手、演が可哀想だし西郡四城が手に入ったら湛と逃げるってーーーー
親のために演と結婚すると決めたんだから!
簫喚雲が演に短剣をーーーー怖い怖い!何を言うのかな?演はきっと従うんだろうな…
簫喚雲には演と湛の仲を壊して欲しくない!!

陸貞と湛、どうなるのかな?心配
簫喚雲も陸貞をいじめないかな?
心配事が一気に増えしまいました( ; ; )
うささん!続きが気になりますね~


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