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中国ドラマ「三千鴉(がらす)の恋歌」第13話 あらすじ

2020年12月21日 21時02分17秒 | 三千鴉の恋歌(中)
傅九雲(ふ・きゅううん)…ジェン・イェチョン(鄭業成)
阿満(あまん)/覃川(たん・せん)…チャオ・ルースー(趙露思)
燕燕(えんえん)…ジアン・イーイー(蒋依依)
左紫辰(さ・ししん)…リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ)…ワン・モンリー(王萌黎)



「逸る気持ち」


町で楽しそうな傅九雲に覃川は傷が治ったか聞く。痛むなら無理に出歩かなくても、と。にぎやかな雰囲気で痛みも忘れると言う傅九雲。覃川は戦いのあと、どこにいたのか尋ねる。傅九雲は「あれから絵の中で傷を癒していた。あの絵は私の隠れ家だったが太子と戦い絵は台なしになった。身を隠す場所もないとは哀れだろう?」と返す。「じゃあ、私が宿を探すわ」と言う覃川。


覃川と傅九雲は桃源の宿へ。2部屋の代金を覃川が払おうとすると、傅九雲が真珠を出し「貸切にしてくれ」と頼む。覃川はあなたも白も山主もやることが大げさで仙人が好かれるはずだと言う。
店主が3階の部屋に案内するよう使用人に言うが、覃川は2階にしてもらう。


兄・靂渊と碁を打っていた亭渊は、1局くらい勝たせてください、と言う。「お前は力を隠しているな。本気を出したらどうだ」と言う靂渊。亭渊は「冗談でしょう。どんな才子でも兄上には勝てませんよ」と言う。それを聞いた靂渊は左紫辰を知っているか聞く。亭渊がうなずくと、靂渊は「歌会で天原国の才子100人の首位となれても碁は8才の子供にも及ばん」と話す。

「気位の高い人物で、驪国が滅び姿を消したと。仕官の道は望まぬでしょう」と言う亭渊。靂渊は「だが、そういう人物こそ懐柔すべきだ」と言う。「兄上は国が第一ですね」と言った亭渊は、毎年会えていない中元節を今年こそ一緒に祝おうもではありませんかと話す。「忙しくなければ共に楽しもう」と言う靂渊。


宿の部屋にいた覃川は、傅九雲が元気そうで傷もなさそうだと考えていた。そこに扉を叩く音がする。覃川が出ると立っていたのは傅九雲だった。すぐに戸を閉めてしまう覃川。しかし振り返ると傅九雲はすでに部屋の中にいて座っていた。
覃川の攻撃をかわす傅九雲。覃川は「ケガは嘘だったのね。私をからかって楽しい?」と言う。今、この瞬間にも無実の驪国人が殺されているの、と。

傅九雲は、驪国人もバカではない、とっくに逃げている、そんな心配をする必要はない、と話す。「仙人には関係なくても私にはある。自分で捜すわ」と部屋を出て行こうとする覃川。傅九雲が「どこを捜すと?」と聞く。覃川が「鯪魚城や亭渊府を」と答え「あんな騒ぎを起こしたのに、まだ鯪魚城にあると?」と言う傅九雲。さらに傅九雲は、霊灯は私の物だ、既に鯪魚城にはない、と話す。

霊灯がどこにあるのか聞く覃川。傅九雲は「私は今、ケガを負っている。ずっと肌身離さず持っていた霊灯だ。なくなって焦らぬはずがない。だが今は…痛手を負っている。万全の状態でなければ何もできん」と言う。治ったら必ずそなたを連れて霊灯を捜しに行くと言われ、覃川はため息をついて座る。

覃川は傅九雲の持って来た酒を飲む。しかし傅九雲が術を使い、飲んでも飲んでも器から酒が減らない。何杯も飲んだ覃川は「ケガが治らない理由が分かった。休養に付き合うわ。ただし仙術を使わないと約束して。それから私で遊ばないで」と言う。覃川の両手をつかんで「分かった」と言う傅九雲。


馬車で移動していた左紫辰たちは休んで茶を飲む。左相国が誘い、紫辰は2人だけで少し一緒に歩くことに。

秋華夫人が私と一緒にいるのは娘をお前に嫁がせるためだ、だがお前にはその気はないな?、もう大人だ、それで構わん、気が向いたら時々顔を見せに帰ってこい、と紫辰に話す左相国。

紫辰たちが席を立ったあと秋華夫人は「手が荒れてる。殿方は繊細な手を好むわ」と玄珠に言う。そして左紫辰への好意を貫くように言う秋華夫人。そうすれば左家は私たちを見捨てない、と。玄女は「本心から紫辰が好きです。下心はありません」と言う。秋華夫人は、左紫辰に本気なら早く嫁ぎなさい、私の運命はあなたにかかっているのよ、と話すす。

左相国は四海紀を集めたことを紫辰に言う。蘭洲紀もあと2巻だった。「お前が家を出てから2年間かけて集めていたんだ。集めた書物は整理してお前の寝室に。目が治ったらすぐに読めるようにと。治らなければ読んで聞かせようと思っていた」と話す左相国。そして「以前のようにお前と2人、歌を詠みたい。この数年、お前に申し訳なくて自分を責め続けた。昔のことで将来を棒に振ってほしくない。理想を持ち続けてほしい」と言い咳き込む。父親として間違っていたと。ゆっくり静養するように言う紫辰。左相国が豊城に戻ったらしばらくそばにいてくれないか?と頼み、紫辰は「分かりました」と言う。


桃源鎮。傅九雲は街でいろいろ買い、覃川に持たせる。覃川は、無駄遣いして歩いて本当の人間みたい、と言う。「この世間知らずの仙人を案内してくれ」と言う傅九雲。

覃川は餅を2つ買う。しかし傅九雲は脂っこいと食べようとしない。傅九雲は皇女の頃に未練がないか聞く。考えたこともないわ、これが現実だもの、それに今はやるべきことがある、と言う覃川。傅九雲は「やり遂げても、そなたの両親も兄も戻らない」と話す。覃川は「そうよ。全部、分かってる。だけど、もし父上や母上が、あと兄上も天国にいるなら安心すると思う。父上たちと同じようにたくさんの人を助けるのよ」と言う。そんな中、講談が聞こえてくる。

講談師の話は恙王と仙女の恋愛話だった。仙人が人間を愛し子を成せば神々の怒りを買い、10年の干ばつと10年の洪水が襲う。仙女が“私が天界に戻り罰を下さぬよう頼むのでお待ちください。他の女を娶らないで”と言い、恙王は仙女を待ち続ける。
「あなたは待てる?」と覃川が傅九雲に聞く。「本気の恋なら千年の時間も一瞬だ」と答える傅九雲。

漆黒空で激しい雷鳴がとどろき、稲妻が鋭い剣のように仙女の肌を突き刺す。「自分が仙女なら、恙王にこのことを言う?」と尋ねる覃川。傅九雲は「いや」と言う。愛は損得ではない、相手の幸せが大事だ、と。覃川も、私も言わない、と言う。
仙女が人間界に戻ると恙王は心配のあまり髪が白くなっていた。仙女は恙王に罰のことを隠し、“天界で夫婦になりましょう”と言う。

恙王は行かないと思う、と言う覃川。講談も恙王は一緒に行くとは言わなかったと言う。傅九雲が「どうして一緒に行かないと?」と聞く。覃川は「恙王は一国の王よ。もし行ってしまったら民は苦しむわ」と答える。「民には王が必要だが、仙女にも恙王が必要だ」と言う傅九雲。覃川は「もし恙王が天界に行ったら平穏な日々を過ごせるのかしら。楽しい日々も彼には地獄だわ。私が恙王でもやっぱり人間界に残ると思う」と言う。そんな覃川の言葉を講談を聞いていた民たちが聞いてしまう。「なんて冷たい子なの」と民たちが怒り、覃川と傅九雲は民たちに追われることに。

覃川の肩を抱きながら隠れた傅九雲。戸惑いながらも傅九雲の顔が近づき、覃川は目をつぶる。しかし覃川が口付けする前に「お腹すいた」と言って雰囲気を壊してしまう。


覃川は傅九雲の分まで麺を食べる。「この甘酸っぱい味、驪国の味だわ」と言う覃川。傅九雲は店主が驪国人らしいと話し「この街でも小鳥の声は驪国と同じだし、異族の舞姫も先祖をたどれば驪国人だ。国にこだわる必要が?」と聞く。そして「この数年、霊灯のことを考えない時があるか?驪国の民のことも。今もそうだ」と言う。「あるわよ」と返した覃川だったが、どんな時かは言わない。そこに驪国人の物乞いの男が来る。

覃川の持ち合わせがないことに気づき、傅九雲は「これでちゃんとした生活を」と真珠を渡す。男が行ってしまい、手持ちの真珠を宿と彼に渡してしまった傅九雲は「旅に出る金がない。もう少しここにいるのはどうだ?」と言い出だす。「人助けは自分を犠牲にせず行うものよ」と言う覃川。傅九雲は「できることをして自分を犠牲にしない。そのとおりだ。自分はどうなんだ?」と言う。


そなたが送った煙書は見た、確かにその者か?、と男が靂渊に聞く。靂渊は「間違いない。結界の中で戦ったのは驪国皇宮の上空にいた琴を弾く仙人に間違いない」と答える。「前回は驪国の皇宮に現れ、今回は驪国の民を助けた。関係があるに違いない。奴と戦った時に顔は見たのか?」と言う男。

靂渊は「端正な顔立ちだったが、泣きぼくろはなかった。傅九雲ではないはず」と言う。男は人を出して捜査することに。傅九雲の情報は?と言う靂渊。男が「それも、まもなく」と返し、靂渊は「奴を見つけ2つの力が手に入れば、もう苦しまなくていい」と言う。


寝床で横になった覃川に「戸に鍵が。主人も寝ている。ここで待たせてくれ」と傅九雲が言う。出ていくように言う覃川。傅九雲は、下で休むさ、傷口は悪化するかもしれないがゆっくり休め、とわざと暗い声で言い出て行こうとする。仕方なく覃川が「ここにいていいわよ」と言うと「そうか」とすぐ戻ってくる傅九雲。


覃川と寝床で寝ていた傅九雲は、自身の体内にあるものに苦しめられ外へ出ていく。目を開いた覃川も部屋を出る。


ーつづくー


紫辰もやっぱり父だし、左相国を見捨てることはできないよね(;´д`)ノ
少し前までは自業自得だって言ってたけど。
秋華夫人も自分のことばかり。
そのことに関しては玄珠はかわいそうだなって思う。

ふざけているような、からかっているような態度ばかり覃川にとってる傅九雲。
でも、覃川のことをいつも心配して気にかけてる。
覃川も優しいから突き放すことができないし(≧▽≦)
それにしても口づけしようとしている時に「お腹すいた」は可笑しかった(*´艸`*)

最後、覃川が傅九雲を追いかけて?外へ出て行ったけど、どうなるのかな?



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