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中国ドラマ「三千鴉(がらす)の恋歌」第21話 あらすじ

2020年12月31日 19時49分37秒 | 三千鴉の恋歌(中)

傅九雲(ふ・きゅううん)…ジェン・イェチョン(鄭業成)
覃川(たん・せん)…チャオ・ルースー(趙露思)
左紫辰(さ・ししん)…リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ)…ワン・モンリー(王萌黎)
亭渊(ていえん)…マオ・ファンユエン
眉山(びざん)…リー・ルーチー
靂渊(れきえん)…ダイ・ユンファン(代云帆)



「死闘の果てに」


昊天殿に入った覃川たち。紫辰は床の下から聞こえてくる琴の音に気づく。円状になっている真ん中を紫辰が鞘に納まった剣で押すと階段が現れる。階段を下りる3人。

傅九雲は師匠のことを考えていた。霊灯で自らを刺した師匠。師匠は妖王が持つ7つの霊力のうち奪い取った2つを傅九雲の体内に封印する。「妖王には近づくな。霊灯をお前に託す。自分の命は自分でしっかり守りなさい」と師匠は言っていた。師匠の敵を討つため傅九雲も昊天殿へ入っていく。

傅九雲が昊天殿に入ると妖神の赤く光る部分から出て来た武器に攻撃される。それをかわした傅九雲が、その武器を赤く光る部分に入れる。
車椅子に乗った妖王が現れ「師匠の借りはお前が返せ」と言う。そして傅九雲に向かって妖術を使ってくる。


入って来た覃川たちに顔色を変える靂渊。亭渊が「お前を殺す」と追い詰め、靂渊は怯えながら後ずさる。
表情を変えず琴を弾き続ける玄珠に「やめろ」と紫辰は言うが、玄珠はやめようとしない。目を覚まさせようと、紫辰は玄珠のそばへ行く。

剣で靂渊を殺そうとする亭渊。しかし斬りつけた亭渊は消えてしまう。紫辰が触れようとした玄珠も消え「亭渊、これは罠よ」と言う覃川。玄珠が紫辰の名を呼び、紫辰たちは捕らわれている玄珠を見る。助けに行こうとする紫辰たちに向かって、妖神の像からつるが伸びてくる。そのつるに3人は捕らわれてしまう。


耐える傅九雲に覃川を映し出して見せ「女がどうなってもいいのか?」と脅す妖王。傅九雲が「お前は滅ぼされる運命だ」と言い返すと、あの女が魂を捧げ霊灯をともした時には、灯心のお前も燃えて道連れになると妖王は言う。


隠れていた靂渊が3人の前に出てくる。靂渊は紙人形のことも分かっていた。手に持っていた紙人形を投げ捨てた靂渊は「お前がこんな危険を冒すのは誰のためだ?」と玄珠に言う。「紫辰」と玄珠が呼び「そんなお前の思いをよそに、こいつは別の者に夢中だぞ。父を殺した女にな」と言う靂渊。

靂渊が覃川の顎をつかみ「川に触れるな」と亭渊が言う。靂渊は覃川が胡姫だと気づく。覃川の持っていた霊灯を奪い「左相国に加え私の命まで狙うとは、お前は一体何者だ?」と靂渊が覃川に聞く。覃川は答えず、背を向けた靂渊を白虎に襲わせようとする。しかし妖神の力で消されてしまう白虎。


吐血した傅九雲。「待ちわびていた時がついに来た」と立って歩き出した妖王が傅九雲に近づいていく。しかし、妖術を使おうとした瞬間、血を吐く妖王。

傅九雲は蛇になった香取山主と会い、蛇から元の姿に戻していた。恩を感じ2本の蛇牙を傅九雲に渡した山主。その鎮霊釘という法具は敵に強い一撃を与えられるが、その反動が自分にも返ってきてしまう。鎮霊釘は体内で陰陽をかき乱す効力がある。山主は「2つの霊力と共に敵の体内へ送り込め。鎮霊釘の効果が全体に及べば奴も霊力を御せなくなり、体内で霊力が暴れ回る苦しみを味わい続ける」と言った。


紙人形は靂渊に気づかれないよう覃川の足元から登り、縛っているつるを切り始める。いけにえとして覃川が捧げられそうになり、落ちそうになる紙人形。亭渊が最後の頼みとして「そこにいるのは私の最愛の人です。せめて彼女より先に逝きたい」と言う。靂渊はかなえてやると亭渊から捧げようとする。


傅九雲が妖王を斬る。妖王が傷ついた分、傅九雲は自分も傷つく。


紙人形が覃川のつるを切り、覃川は仙界の弓の矢で亭渊と紫辰のつるを切る。襲ってくるつるを切りながら玄珠を助ける紫辰。紫辰は玄珠をかばってつるに背を打たれる。


妖王に術を使う傅九雲。「お前にやすやすと殺されてたまるか」と苦しそうな声で妖王は言う。

妖王が弱まり、覃川たちを襲っていたつるが消える。覃川は矢を引きながら靂渊に近づき「私の名を?あなたが血眼になって捜し出そうとしている人よ」と言う。靂渊は覃川が驪国の皇女だと分かる。「あなたは父上と母上の命を奪い、罪のない民を殺した。驪国の敵よ」と言って覃川は涙を流しながら靂渊に矢を放つ。射られてひざまずいた靂渊は霊灯を手から離し、倒れこむ。

靂渊が覃川に倒されたことが分かり「靂渊に触れるな」と言う妖王。妖王が叫びだし、傅九雲はその場から離れる。

覃川は靂渊の魂を霊灯に吸い込ませようとする。その時「逃げろ」と言いながら傅九雲が来る。もうすぐ奴が来ると。諦めきれない覃川は霊灯を上に向かって投げ、霊灯が開き始める。そこに光る玉が現れ靂渊の体を持っていく。傅九雲はその玉を斬りつけるが、その玉は「まさか驪国の皇女だったとはな。復讐の相手を間違えてはおらぬか?」と言うと去ってしまう。

涙を流しながら立ち尽くす覃川。亭渊は覃川に「朝廷を再建するよう、父に進言する。ここにいてくれ。私がちゃんと面倒を見る」と話す。しかし傅九雲は覃川の腕をつかんでいた亭渊の手を離し「もう帰ろう」と覃川を連れて行ってしまう。


昊天殿の中を歩いていた紫辰は、たくさんの人が入れられている牢を見つける。牢に入っていたのは老臣たちだった。朝廷で会っていたのは妖術を使って老臣たちに化けていた偽物だと知る紫辰。そして紫辰はその牢の中で生きていた父・左相国と再会する。


大太尉府。部屋に入った覃川は「奴を知ってるのね?」と傅九雲に聞く。「もともと南蛮にいた妖王だ。天原国に移ったあと、皇帝を惑わし国師の座に。奴こそ全ての元凶だ」と話す傅九雲。覃川は「私は思い違いから皇帝まで殺そうとした。なぜ面識が?」と言う。傅九雲は「ある時、南蛮の妖王が暴れた。私の師匠・冠仁先生が霊灯で奴の力を封じた」と答える。

傅九雲にとって霊灯が大切な物だったと分かった覃川。傅九雲は師匠を思い出すが「気にするな」と覃川に言う。覃川が「霊灯は師匠から?」と尋ねる。「ああ。託されたんだ」と言う傅九雲。


ーつづくー


紙人形が大活躍!!
まさか、つるを自分の手?腕?を使って切ってしまうとは。
その姿も可愛かった(*´艸`*)

傅九雲は山主と会っていたんだ!!(✽ ゚д゚ ✽)
山主は蛇から元の姿になって…。
あの山主も恩を感じることがあるのね。(←ひどい)

妖王は靂渊を連れて逃げてしまったから、倒したわけではないよね…。
また妖王とは戦わなくてはいけなくなりそう。
そして霊灯は壊れてしまったということ!?
分かりずらかったよぉぉぉ(;д;)

それから左相国が驪国を裏切ってないと分かってよかった!!
生きてて紫辰と会えたことも"(ノ_・、)"



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