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中国ドラマ「三千鴉(がらす)の恋歌」第14話 あらすじ

2020年12月22日 21時24分07秒 | 三千鴉の恋歌(中)

傅九雲(ふ・きゅううん)…ジェン・イェチョン(鄭業成)
覃川(たん・せん)…チャオ・ルースー(趙露思)
燕燕(えんえん)…ジアン・イーイー(蒋依依)
左紫辰(さ・ししん)…リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ)…ワン・モンリー(王萌黎)



「温めてきた想い」


自身を苦しめていたものを抑え込んだ傅九雲は、霊灯を捜しに行こうとしていた覃川の前に現れる。「私は行く」と言う覃川。覃川は一緒に捜すと言った傅九雲の言葉は口先だけだと言う。「私のそばにいてほしい。何の心配もなく平凡な幸せを味わってほしい」と話す傅九雲。しかし覃川は驪国の皇女には無理な話だと言う。私に指図する資格はないと。傅九雲は明日の朝、霊灯を捜しに行こうと話し納得させる。


紫辰たちは左相国の屋敷に着く。門をくぐると妖神の像があった。それが気になる紫辰。
秋華夫人は迷惑でしたら長居はしないと左相国に話す。左相国は「とんでもない。玄珠殿は長い間、紫辰の世話をしてくれた。恩返ししなくては」と言う。紫辰と玄珠殿は仲もよく香取山でも共に過ごしました、と。

秋華夫人と玄珠が部屋に向かったあと、左相国は王菅事に「妖神の像を詩人の像に替えろ。息子が嫌っているようだ」と告げる。しかし紫辰は「不要です」と言い行ってしまう。


左相国はしばらく息子から目を離すなと配下に命じる。どこへ行き誰と会ったか、何を話したか報告しろ、玄珠との会話は重要だと。


霊灯を捜すため、傅九雲とかなり歩いた覃川。覃川があとどのくらい歩くか聞くと、傅九雲は「この川を渡り、あの山を越えた先だ」と答える。


山頂に着くと、傅九雲は「ここは私が最初に修行した場所だ。100年間、たった1人だった」と話す。そして「意識は混沌としていた。自分は何者なのか孤独も喜びも悲しみも何も知らなかった」と言う傅九雲。太陽と月の交代や一瞬で音もなく落ちる星々を見て、どんな偉大なものもいつかは滅ぶと悟ったと。覃川がいつ孤独を感じたのか聞く。

座った傅九雲は「絵を見た時だ。師匠は人間界を描いた。絵の中の多くの人から様々な感情を学んだ。そして生命の意味を知った」と答える。覃川が「仙人はこうやって高い所から簡単に人間の運命を変える」と言う。「仙界と人間界の境界を越えて運命を変えることはいくら私でもできない」と言う傅九雲。覃川は「一度も誰かの運命を変えたいと思ったことはないの?」と尋ねる。

傅九雲は覃川を見つめながら「ある」と言う。燕燕が太鼓を叩いている絵を見た時のことを思い返す傅九雲。一緒に見ていた眉山は「天に逆らって女を救えば天罰が下るぞ」と言っていた。傅九雲は暇つぶしだと返したが…。

「どんな人なの」と言う覃川。傅九雲は「普通の人だ。不思議なほどひどい運命を持っている」と話す。覃川は「つまらないわ。そんな見方をするの」と言う。「最初はもがいている姿を楽しんでいた。しかし、どうしても見たくなった。いつ諦めるのか」と言う傅九雲。

傅九雲は「私がいつ孤独を感じたか聞いたな。その人間が先に待つ苦しみを知らず、ただ運命にあらがうのを見た。その時、初めて孤独を感じた」と言う。「でも、その人間は孤独ではないと思う。あなたは全てを見渡せるけど、その人が味わった思いは分からない」と言う覃川。傅九雲は「違う。全てが見えるから私には分かる。あらゆるものが最後には無に帰す。闘うより今を楽しむ方がよい。今を大切にしていないのはそなただ」と言う。

何が言いたいのか覃川が尋ねる。「川は平凡な人間だ。風景を楽しみ、街で遊んで平凡な幸せを感じてほしい。私の願いだ」と言う傅九雲。覃川が「私は驪国の皇女よ。それに仙人のあなたに私の幸せなんて関係ない。よっぽど暇なのね。それとも…私が好きなの?」と聞く。傅九雲はふっと笑い「好きなもんか。そなたを愛している」と言う。戸惑った覃川は「行くわよ」と言って駆けて行く。


夜。林を歩いていた傅九雲と覃川。傅九雲は、また明日の朝から捜そう、と言う。しかし覃川は「嫌よ。このまま捜すわ」と言い歩き出す。止めた傅九雲は「本当の霊灯はここにある」と言う。そなたに盗まれぬよう香取山で偽物とすり替えた、と。「隠してたの?」と覃川が聞く。「そなたを死なせたくないからな」と言う傅九雲。傅九雲がずっと騙し、裏切り続けていたと思った覃川は「私の望みは知ってるはずよ」と言う。

傅九雲は「驪国滅亡は天命だ。そなたにも私にも変えられない。幸せを選び人生を全うすればよい」と話す。覃川は「私の人生は今しかないの」と怒り白紙仙術で白虎を出す。傅九雲は襲ってきた白虎により深い傷を負ってしまう。驚いた覃川が「よけなさいよ」と言う。つらそうに「恨みは忘れなくてもいい。私はただそばにいて苦しみを減らしてやりたい。確かに短くうわべだけの幸せもある。それでもいい」と言う傅九雲。

覃川が「私が生きようが死のうが、あなたには関係ない。だって私はあなたを愛してない」と言う。傅九雲は「構わない。全て私が望んだことだ。霊灯は渡せない。長旅をして捜す必要はない」と言う。そして、私はここにいる、殺すのはたやすい、川には私がついている、どうなろうと一緒にいる、ただ霊灯だけは渡せぬ、と言うと倒れ込む。

駆け寄った覃川は傅九雲を抱きかかえ“霊灯を使えば魂が霧散し永遠に苦しむことになる。確かに覃川が苦しむ必要はない。身寄りのない普通の娘だから。でも覃川になる前は驪国の皇女だった。皇女にとっては大きな意味があるの”と思う。意識のない傅九雲が「もう二度と苦しませない」と言う。“あなたは何度も何度も私の命を助けてくれた。川は恩知らずじゃないわ。霊灯のことはケガが治るまで待つ”と思う覃川。


紫辰が部屋で書物を読んでいると左相国が来る。王菅事から手放した燕燕からのかんざしを受け取る紫辰。かんざしが燕燕からの贈り物だと聞いた左相国は「燕燕公主には申し訳ないと思っている」と話す。そして「あれから会ったのか?」と聞く左相国。実は驪国が滅んだあと後悔したのだ、靂渊太子は血に飢えたように幼い皇族まで…、両国の紛争に子供は関係ない、と。紫辰は失明してから皇女には会っていないと言う。


意識が戻った傅九雲の傍らで覃川は眠っていた。傅九雲が顔を近づけると、覃川が目を覚ます。覃川の手を握り「どこにも行くな」と言う傅九雲。覃川は「行かないわ。ここで看病する」と言う。

傅九雲は次々と覃川に要求する。「看病のためにいるのよ。小間使いじゃない」と言う覃川。しかし傅九雲から「このケガは誰のせいだ」と言われると覃川は言い返せない。


東屋で玄珠に「父上が突然、優しくなった」と言う紫辰。玄珠は「お父上だもの、当たり前でしょう」と言う。紫辰は今朝、燕燕のことを聞かれたと話す。他の目的があるような気がすると。燕燕の名を出しただけでお父上を疑うなんてどうかしてると言う玄珠。紫辰は「何か裏があると感じるのだ」と言う。

燕燕や香取山のことを聞かれても話さないでくれと玄珠に頼む紫辰。玄珠が「私が信用できない?」と聞く。紫辰は「我々は仙山から戻ったばかりだ。慎重にせねば」と話す。そんな2人の会話を左相国の配下が陰から聞いていた。


報告を受けた左相国は「焦りすぎたか」とつぶやく。


傅九雲は薬を煎じている覃川のそばにあった花の蕾を咲かせる。気づいた覃川は嬉しい気持ちになるが、傅九雲には「仙術を使わないで」と強い口調で言う。「まるで妻だな」と言う傅九雲。覃川が「治ったみたいね」と言うと、傅九雲は「まだだ。外傷は癒えても体内に傷がある。それに仙術で妻を喜ばせなくては」と返す。


湯を浴びた傅九雲が覃川を呼ぶ。「終わったから服を取ってくれ」と言う傅九雲。持ってこないなら裸で出るぞ、と。覃川は仕方なく服を取りに行く。その時、服と一緒に何かが入っている袋を見かける覃川。

覃川が服を持って行くと隠れていた傅九雲に腕を引っ張られる。傅九雲は抱き寄せた覃川に「のぞくつもりか。悪い奴め」と言うと口づけする。


玄珠は作ったお菓子を紫辰に持って行く。紫辰は下山してしばらくたったが何の計画もないと気にしていた。「しばらくはここにいましょう」と言う玄珠。紫辰はうなずく。玄珠が「本当は捜したいのね」と聞く。紫辰は「私はただ心配なのだ。まだ復讐するつもりなのでは」と言う。あの無鉄砲さが怖いのだ、香取山にいたのは何か命懸けのことをするためだ、と。

玄女は「心配は分かるけど何ができるの。捜して守るつもり?居場所は分かる?あの負けず嫌いに今のあなたの立場で何ができるの」と言う。そして「あなたのために作った菓子よ。今なら見えるでしょう」と言うと玄珠は部屋を出て行く。


覃川の作った料理を「うまい」と言いながら食べる傅九雲。覃川がこんなに簡単に満足するならこの世も悪くないと話すと、傅九雲が「ならば出ていかないな」と言う。それに覃川は答えない。
傅九雲は「あの日の話は気にするな」と言う。「分かってる。私を引き止めたくて心にもない告白をした。あなたは深遠な力を持つ雲上の仙人よ。人間を愛するはずがない」と言う覃川。傅九雲は覃川に顔を近づけ「本心だ」と言う。川と食事ができて幸せだと。


ーつづくー


左相国の言い方はいかにも怪しいものね。
何か裏にあると紫辰が思っても無理はない。
実際に裏があるし( ̄▼ ̄|||)
でも、燕燕のかんざしが戻ったのはよかったかな?
むしろ、あの時に手放せてた方がよかった!?

傅九雲のあの袋の中身って何?
小さいけど、あれが霊灯なのかな…。

「好きなもんか。そなたを愛している」って!!!
きゃ(〃∇〃)
この言葉いいよね、いいよね。
今回の回、告白からキスまでしちゃったよ(*´艸`*)
覃川ももう傅九雲を好きになっていそう。


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1 コメント

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Unknown (Berry)
2020-12-23 11:22:47
今回は二人で楽しい笑顔がいっぱいみれて、幸せと笑いをたーくさんもらいました。

 あの山からみる景色のきれいなこと、、
 それから、食べることにポイントが重くなった川に、あの大量のお焼きを買ってくれるのもちろん好意からですよね?嫌味じゃないですよね?
 やっと真面目な告白がきけました。
  でも意味深です。前からの想い人が、まさか川としたら、公主よりも前からの知り合いなのでしょうか。
 これからも楽しみです。
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