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中国ドラマ「三千鴉(がらす)の恋歌」第15話 あらすじ

2020年12月23日 20時56分37秒 | 三千鴉の恋歌(中)

傅九雲(ふ・きゅううん)…ジェン・イェチョン(鄭業成)
覃川(たん・せん)…チャオ・ルースー(趙露思)
燕燕(えんえん)…ジアン・イーイー(蒋依依)
左紫辰(さ・ししん)…リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ)…ワン・モンリー(王萌黎)
眉山(びざん)…リー・ルーチー
靂渊(れきえん)…ダイ・ユンファン(代云帆)



「血の契り」


最近、傅九雲は覃川に甘い言葉ばかり言っていた。何か企みがあるのか聞く覃川。傅九雲は「別にいいだろ。見返りなど期待していないさ」と言う。さらに頭を押さえながら「想像してみろ、大切な人をずっと見守り続ける気持ちを。私はそなたの幸せだけを望んでいる。悲しい思いをさせずに楽しく生きてほしい」と言う傅九雲。覃川は静かな声で「私だってそうしたい」と言う。程なくして傅九雲は倒れるように卓で寝てしまう。覃川は傅九雲の手を握る。

荷物をまとめた覃川は傅九雲の巾着に入っていた霊灯を見つめる。それを別の袋へ移し、紙人形に「彼を守って」と頼む覃川。覃川は傅九雲が寝ている寝床まで行くと「ごめんね。眠り薬をのませたの。いい休養にもなるわ。さようなら」と言う。そして傅九雲の額に口づけすると部屋を出て行く。


恩師の墓へ行った覃川。霊灯を見つめながら覃川は“霊灯と呼ばれる法器があれば妖魔を封印することができます。しかし灯をともすには霊灯と血の契りを結ばねばならず、灯に捧げた魂は最後には消えてしまいます。一旦契りを交わしてしまえば、もう後戻りはできません”と言った先生の言葉を思い返し「時がきた」と言う。

覃川は霊灯の先端で自分の指を傷つける。妖魔を封じるには、3人の宿敵の魂が必要だった。そして最後に自分の魂を差し出さなくてはならない。「左相国、靂渊、天原国の皇帝。絶対に逃しはしない」と言う覃川。


傅九雲の寝ている宿の部屋に眉山が来る。


覃川は恩師の墓の前に埋められた仙界の弓を掘り出す。弓を引いた覃川は背後に何かを感じ振り返る。しかし、そこに立っていたのは敵ではなく、師匠が植えた桃の妖精・桃小令(とう・しょうれい)だった。
住みかだった紫竹林を左相国に奪われたと話す桃小令。逃げ遅れた桃は無理やり花を咲かされると。覃川は紫竹林は必ず取り返すと話し、桃源の宿で療養している友達の見舞いを頼む。

桃小令がいなくなると敵が襲ってくる。覃川は仙界の弓で矢を放ち、その敵を倒す。


覃川の名を呼びながら飛び起きた傅九雲。眉山は三日三晩眠っていたことや食事に眠り薬を入れられていたことを話す。傅九雲は急いで懐に入れてあった巾着の中を確認する。霊灯がないことに気づき「まずい」と慌てて立ち上がるがふらついて歩くことができない。「落ち着けよ。あいつの紙人形に、俺がお前の代わりに伝言を書き残した」と言う眉山。

傅九雲は覃川が霊灯と契りを交わしたことが分かる。霊灯をともせば覃川は死んでしまう。彼女を捜さないと、と傅九雲は焦るが、眉山は「霊灯に宿敵の魂を捧げるのは容易なことではない。それに命を捨てる覚悟があろうとも心残りぐらいあるだろ。あの娘はお前を拒絶したが心のどこかではお前を強く求めている」と止める。唯一、お前だけがあいつのことを心配し守ろうとしているからだと。

傅九雲は覃川のことを放っておくことにする。
眉山が「近頃、この辺りでも妖魔が現れたとか」と言う。「狙いは私だ」と言う傅九雲。傅九雲は「また力が暴れだした。師匠が命と引き換えに封じ込めた2つの霊力が、私の体内で再び活気付いている」と話す。眉山は、その力を俺が一旦鎮めてやろう、半月ほど休め、と言う。


宿へ行った桃小令は、“天涯海角 至る所に必ず現る”と書かれた紙人形を見つける。


妖魔を飛ばしていた男は「傅九雲の霊力を見失ってしまった」と靂渊に言う。腕のよい仙人が仙術で隠しているようだと。しかし男は傅九雲の焦りを感じ取っていた。「まさか霊灯か?」と言う男。


燕燕から贈られたかんざしを挿そうとした紫辰だったが、もう戻れないわ、と覃川から言われた言葉を思い出し挿すことができない。


覃川は恩師と過ごした家へ行く。そこはすっかり荒れていた。1人ぼっちだと実感し、涙を流す覃川。
覃川は「悲願を成就し、どうか驪国を救ってください」と言った先生の言葉を思い返す。


幼い紫辰が詠む詩を添削していた左相国。その後、紫辰が詩歌を人前で披露し名を挙げ、15になると今度は紫辰が左相国の詩作を品評するように。左相国は「それから私はあまり創作をしなくなった」と王菅事に話す。そこに紫辰が来る。
左相国は王菅事の持っていた巻物を紫辰に見せる。それを読んだ紫辰が「媚びた詩ですね」と言う。さらに「最初の行からして上手とは言えませんね」と言う紫辰。九天義和は妖魔ではなく仙人です、天原国にはふさわしくない、“閻魔大王 灼き葬るべし”と改めてはどうです?と。

左相国は「昔のことはもう引きずるな。才能ある若者は国のために…」と言いかける。それを紫辰は「国?どの国です?初めて添削してくれた詩の“丹心溢るる”の句を覚えていますか?」と言ってさえぎる。「忘れた」と左相国が返し「“丹”心から“磁”心へ父上は書き換えました。私にも磁石のような忠誠心を持てと。“磁”心のあった時代を父上はもうお忘れですか?」と言う紫辰。


東屋。恋は駆け引きよ、普段は冷たくして、ここぞという時に温かく包み込むの、と玄珠に言う秋華夫人。そんな話をしていると紫辰が部屋から出てくる。秋華夫人は紫辰を呼び、その場を後にする。

玄珠は一緒に出かけない?と誘うが紫辰から断られてしまう。父と口論したことを話す紫辰。前に仲直りを勧めてくれた玄珠に「私には難しい」と。私はあなたの味方よ、と優しい言葉を口にした玄珠だったが、冷たくするよう母から言われたことを思い出す。「親子の問題は仕方ないわ。もう帰って。今日は一人で出かけるわ。明日もよ」と突然言う玄珠。「分かった」と紫辰が席を立つと「権御史のご子息と行くわ」と玄珠が言う。紫辰は「楽しんで」と言うと行ってしまう。


冷たくして損をしたと玄珠が思っているところに左相国が来る。紫辰のことを友人と言う玄珠に「今さら“友人”はないのでは?本当のことを言うと、私もあなたに嫁いでほしい」と言う左相国。


歩いていた紫辰は秋華夫人に呼び止められる。諸侯の子弟の中でもずっとあなたが一番だと思ってた、娘をどう思っているの?、と秋華夫人が聞く。


覃川の元に戻ってきた桃小令は「姉さんの友達は宿を去っていたわ」と伝える。そして紙人形を渡す桃小令。伝言を読んだ覃川は、桃小令から「この意味が分かる?」と聞かれ「いいえ」と答える。桃小令は「書いた人はきっと姉さんを慕っているわ」と言う。しかし「こんな伝言、冗談よ。いるはずないわ、どこにいても来てくれる人なんて」と言う覃川。


「今後はどうか“おじ様”と」と玄珠に話した左相国は、家を出たあと香取山を訪ねて目を治癒することができた紫辰が、ますます気難しくなったと言う。そして「香取山で何が起きた?」と聞く左相国。


紫辰は目を治す旅に付き添ってくれた玄珠に感謝していると秋華夫人に言う。秋華夫人が他に言うことがないか聞くと困ってしまう紫辰。笑った秋華夫人は「ごめんなさい。ただ娘もいい年だから身を固めないとね」と言う。王少卿をご存知かしら?玄珠を気に入っているのよ、と。


玄珠は「香取山では毎日修行し養生にいそしんでいました。変わったことは特に何も」と左相国に言う。左相国は皇女が今どこにいるのか聞く。玄珠は「難を逃れようと、どこかでじっと隠れているのでは?」と答える。


夜。寝台に横になった紫辰は、権御史や王少卿が誰なのか考えるが分からない。


最初に修行した場所へ行った傅九雲は、覃川との出来事を思い返す。霊灯を手に入れても心は満たされていないだろ?約束だ、天地の果てでも必ず会いに行く、と思う傅九雲。


左府を訪れた李は「太子殿下は才能ある者を招き入れたいとお考えだ。特に紫辰殿には強い興味を」と左相国に話す。ごひいきに感謝し、紫辰が作った「献天寿令」という詩を謹呈する左相国。希少な宝だと李は喜ぶ。


ーつづくー


覃川は一体いつあの巾着の中に霊灯が入っていると気づいたの!?(✽ ゚д゚ ✽)
眠り薬が入っていたから、覃川は料理を食べなかったのね。
そしてそして、まさか桃の妖精が出て来るとは!!!(≧▽≦)
紙人形も可愛かった。
眉山には噛みついてたけど(*´艸`*)

仙界の弓もすごい。
弓を引くだけで矢が出て来るのね。

紫辰は権御史や王少卿が気になるみたいだけど…。
それは玄珠を好きになっているということ?
それともただ友人として心配なだけなのかな。



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