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中国ドラマ「三千鴉(がらす)の恋歌」第20話 あらすじ

2020年12月30日 20時43分07秒 | 三千鴉の恋歌(中)

傅九雲(ふ・きゅううん)…ジェン・イェチョン(鄭業成)
覃川(たん・せん)…チャオ・ルースー(趙露思)
左紫辰(さ・ししん)…リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ)…ワン・モンリー(王萌黎)
亭渊(ていえん)…マオ・ファンユエン
眉山(びざん)…リー・ルーチー
靂渊(れきえん)…ダイ・ユンファン(代云帆)



「作戦決行の日」


玄珠は「幸せって何?もちろん私だって好きな人と添い遂げたい。今までの努力は無駄だった」と紫辰に言う。そして紫辰の両手を握り「あなたの心に私の居場所はある?」と聞く玄珠。しかし紫辰は何も言わない。玄珠は紫辰から手を離すと「なければ、あなたと私はここで終わりね。これからの私の人生はあなたとは関係ない。私がどんな目に遭おうが心配は無用よ」と言って行こうとする。紫辰はそんな玄珠を後ろから抱きしめる。

「2人だけでここを離れよう」と言う紫辰。本気だ、ここでの嫌なことは忘れて生きていこう、太子には嫁がせない、と。玄珠が氷原鎮に行きましょうと話す。紫辰は「そなたが望むなら、そうしよう」と言う。逃げれば母が捕らえられると心配する玄珠。紫辰は「私に任せろ。連絡する」と言う。


傅九雲に茶を入れ「封印を解くべきではなかった。丸一日、寝込むほど弱るとは」と言う眉山。頭を怪我した白公子も「僕だって痛くて眠れない」と言う。
白公子が「あいつのせいだ。あのバカな川が…」と言いかけると、傅九雲が扇子で強く卓を叩く。しかし、すぐに「そうだ、バカな川が悪い。今度会ったら言ってやる。腹が立っても鏡だけは投げるなと」と冗談を言う傅九雲。
眉山が奴を見つけたか聞く。傅九雲はうなずき「こうなったら決着をつけるしかない」と言う。眉山は焦ることはないと言うが「いや、急がねば」と傅九雲は話す。


荷造りしていた玄女。玄女は紫辰が買ってきてくれた毛皮の上着に触れながら“ここを離れよう、2人だけで”と言われた言葉を思い返し微笑む。そんな中、秋華夫人が駆けてくる。「太子殿下のご指示で左詹事が来たの」と言う秋華夫人。玄珠が「紫辰は?」と聞くと秋華夫人は帰ってもらったと言う。

秋華夫人は「太子のお気持ちは本物ね。中元節のあとの狩りにお供できるのよ」と嬉しそうに玄珠に話す。太子妃に決まったようなものだと。玄珠は「やっと分かりました。幸せになります」と言う。「私は無理だったけど、あなたなら皇后になれる」と言う秋華夫人。


靂渊は玄珠殿の素直な性格が気に入り、父上にお願いして正妃にするお許しを頂いたと紫辰に話す。そして玄珠と驪国からの付き合いのある紫辰に宣旨を務めてほしいと言う靂渊。紫辰は「お祝い申し上げます。お役目を承りました」と言う。靂渊は「まもなく中元節だ。玄珠殿は太子妃として皇室のしきたりに従い宮中で祈祷する。宣旨のあと玄珠殿を宮中に迎えろ」と話す。


紫辰が通路を歩いていると兵と歩いてきた亭渊と出くわす。兵たちを下がらせた亭渊は「聞いたぞ、玄珠殿が兄上の正妃になると。しかし彼女の心にいるのは、あなただ」と言う。そして「2人の関係はどうでもよいが忠告しておく。玄珠殿もあなたも兄に近づきすぎるな。さもないと巻き添えを食うぞ」と言う亭渊。


“太子の正妃として吉日に婚儀を行うこと”という聖旨が玄女に届く。動揺する玄女。中元節が近いため太子妃を宮中に迎えるかごも外に控えていた。
殿下から玄珠殿に言づてが、と言う紫辰。秋華夫人も話を聞きたがるが、紫辰は「これは玄珠殿への言づてです」と言って玄珠から秋華夫人を離す。
心配する玄珠に「ひとまず宮中に入れ。時を見て連れ出す」と紫辰は言う。


宮中で玄女を見かけた覃川。覃川は一緒に働く侍女から、玄女が未来の太子妃だと聞く。


喪服を持った覃川が一人で歩いていると紫辰が現れる。「まだ、やるつもりか」と言う紫辰。紫辰は靂渊を甘く見るなと言い、やめさせようとする。父は既に報いを受けた、復讐はここまでにするんだ、と。覃川は「死んだら全ての罪が消せるとでも?私も驪国の民も永遠に許さない」と言い返す。紫辰は「知っているが私もそなたを許せない。私の父なんだ」と言う。

「あなたが好きだった燕燕は死んだ。私が好きだった紫辰も私の中で死んだ。だから構わないで」と言う覃川。歩き出した覃川は立ち止まると「中元節の日は靂渊に近づかないで。父親の敵ならすぐに射てる」と言って去っていく。


「まもなく中元節だ。例年は私一人で祈るが、今年は玄珠殿と共に祈祷したい。婚儀と併せて祈祷についても取り仕切ってほしい」と紫辰に話す靂渊。玄珠は断ろうとするが、どう思うか靂渊から聞かれた紫辰は「殿下のお気持ちはお受けすべきかと」と言う。


玄女を訪ねた紫辰が靂渊からの言づてがあるふりをする。侍女たちを下がらせた玄女は「やっと来たのね」と言う。「今夜、皇族が一斉に祈祷する。戌の刻は警備が手薄だ。祈祷が終わったらこの令牌で南門から出ろ」と令牌を渡す紫辰。門衛には話を通した、馬車も用意してある、最後の仕事を終えたら合流する、今夜必ず皇宮から出るんだ、私が遅れても待たなくていい、と。紫辰は玄女の頬に触れ「無事でいてくれ」と言うと出ていく。


夜。覃川が運んで来た喪服を靂渊に着せていると紫辰が来る。「玄珠殿は脇殿でお待ちです」と言う紫辰。覃川は黒く塗った紙人形を靂渊の腰に貼り、喪服を着せる。
靂渊は新人だと聞いた覃川の顔に見覚えがあるように感じる。紫辰が「宮女の顔立ちは似たようなものです。殿下がお目にする美女ではありません」と言い、靂渊も納得する。そんな中、紙人形が下りてきてしまう。紫辰は靂渊に気づかれる前に、紙人形を踏みつけ、下がる時に急いで拾う。


馬車に乗った玄女は紫辰を待っていたが来ない。子の刻に城門が閉まると出られないため馬車が動き出す。


詹事房。紫辰は「これが計画か」と覃川に言う。「紙人形を返して」と言う覃川。紫辰は今夜は東宮の警戒が厳重で、行けば死ぬと言う。それでも覃川は諦めない。「靂渊はそなたに心臓を射られたが傷一つない。何ができる」と言う紫辰。覃川は「だから中元節なの」と返す。


最後の仕事を終えたら合流する、私が遅れても待たなくていい、と言っていた紫辰の言葉が引っかかる玄珠。玄珠は馬車を止めさせる。


「燕燕、なぜ聞いてくれない」と言う紫辰。戻って来た玄女は燕燕と呼んでいる紫辰の声を立ち聞きし、彼女のためだと思う。
紫辰は止められないなら紙人形は私がつけると言う。靂渊に近づけるのは私しかいない、そなたへの償いだと。それを聞いた玄珠は“彼女に命で償うつもりなの。じゃあ、私にはどう償うの”と感じる。

紫辰の腕をつかみ「だめよ」と言う覃川。その時、扉が開いて玄珠が入ってくる。覃川は急いで紫辰から手を離し「誤解しないで」と言う。話を聞いていた玄珠は「最後の仕事というのは彼女のことなの?忘れたの?誰がお父上を殺したのか。まだ助けるの?」と紫辰に聞く。そして「私は行かないわ」と言う玄珠。玄珠は覃川に「過去を引きずって生きているのはあなたのほうよ。そのままでは私たちは自由になれない」と言う。

覃川は「悪いと思ってる」と詫びる。玄珠は紙人形を渡すよう紫辰に言う。「何を言う」と紫辰は言うが、玄珠は「復讐を終えなければ私たちの苦しみは終わらない」と言い返す。今は死ぬより生きるほうがつらいと。


玄珠が信用できるのか、3人がどういう関係なのか覃川と紫辰に聞く亭渊。覃川は「玄珠はやると言ったらやる。心配ないわ」と返す。

玄珠は靂渊と一緒に昊天殿へ行く。階段を下りながら靂渊に紙人形をつける玄珠。

見取図が光り、覃川たちは靂渊と玄珠が昊天殿にいることが分かる。昊天殿はかつての書院で廃太子を幽閉していたが、ここで死んでからは使われていなかった。覃川、紫辰、亭渊の3人は昊天殿に向かう。


張太尉に変化した眉山。彼女を守る事を約束した眉山は、傅九雲に「気をつけろ。お前とはまだまだ酒を飲みたいからな」と言う。


覃川たちが昊天殿に入っていくのを陰から傅九雲は見ていた。


ーつづくー


紫辰はやっぱり玄珠を好きになっていたのね…。
でも玄珠からしたら、いつまでも紫辰が覃川(燕燕)を助けるからつらいよね。
氷原鎮に行けるといいんだけど。
それにしても秋華夫人が相変わらずで(o´д`o)=3

あの黒く塗られた紙人形って自分から下りてきたよね!?
そう見えただけ?(⁎˃ᴗ˂⁎)
とにかく靂渊たちがどこにいるか分かった覃川たち。
計画がうまくいくといいけど…。

最後、いつもふざけている傅九雲の顔が真剣でヾ(・ω・`;)ノ
そういえば張太尉はまた縛られているのかな?



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