New Arrival !!
当店初登場ジャパニーズ・シングル・モルト三郎丸!!
三郎丸Ⅲ The Empres 2020-2023 48% Distillery Bottle
今回初めて扱う事になった若鶴酒造の三郎丸(富山県)。
もとは1862年の清酒造りから始まる老舗の蔵元。
1952年、ウイスキー製造免許取得。翌年、サンシャインウイスキー発売。
その後、数少ない地ウイスキーとして細々と事業継続していたイメージがありますが、イチローズ・モルトを発端とするクラフト系ムーブメントに乗り、2016年より本格的なウイスキー事業へと展開します。
2019年には世界初となる鋳造製蒸留器を梵鐘メーカー老子製作所と富山県工業技術センターでタッグを組み共同開発。
2021年には「T&T TOYAMA」としてジャパニーズウイスキー専門のボトラーズ事業も開始されました。
10年経たずの事業展開は素晴らしいと思いますが、ウイスキー同様、これからの熟成がキーワードなので、国内100件程の蒸留所の行方がどうなるかは、ブームや景気だけではなく、作り手としての目指す方向や熱量が、それぞれの「差」を生んで行くことになるのでしょう。
オフィシャルの説明では・・、
このたび2020年蒸留のシングルモルトウイスキーを「三郎丸(さぶろうまる)Ⅲ(サード) THE EMPRESS(ザ エンプレス)」と命名し、本数限定で販売することとなりました。2020年発売「三郎丸0 THE FOOL」、2021年発売「三郎丸Ⅰ THE MAGICIAN」、2022年発売「三郎丸Ⅱ THE HIGH PRIESTESS」に続く第四弾となります。
三郎丸蒸留所でアイラピートを使用した原酒が商品化されるのは、シングルモルト三郎丸シリーズでは今回が初めてとなります。特有のスモーキーな香りを生むアイラピートは、内陸産と違い海を感じさせる潮気や柔らかさが特徴です。
また、2020年に木製の発酵槽を導入しました。それ以前は、ホーロー製の発酵槽のみで発酵を行っていました。木槽を導入することで、ホーローでのエール酵母およびウイスキー酵母による発酵に加え、木槽に住み着く乳酸菌による乳酸発酵が加わりました。その結果、さらに複雑な香りのもろみ造りに影響をもたらします。
タロットカード(大アルカナ22枚と小アルカナ56枚で構成)がモチーフになっており、大アルカナ22枚の3番「女帝(THE EMPRESS)」を採用しました。アイラピートによる豊穣の大地、長年樹齢を重ねた木桶、そしてじっくりと磨き抜かれた水による三位一体を表します。
キーワード : 豊穣、愛、豊かさ、調和
今回も切り絵作家の加野由希絵氏(富山県氷見市出身)に、この「女帝(THE EMPRESS)」のカードの切り絵を製作いただき、ラベルにいたしました。
・・、との事。
香りは若いアイラ・モルト同様、ニュースピリッツ、モルト、柑橘、ヨード感を伴う煙。タイミングによってはパフューミーなフローラル感も感じた。
味わいはモルティで、焦げたような苦味。ピートの味わいがあるが、ちょっと苦味が邪魔に感じる。
ま、単純に言うとヤング・アイラ。個人的にはもう少し熟成を待つか、フォーティーファイド系の樽で半年、1年は追熟したい。
現状、同時リリースされたカスク・ストレングスの方が多分バランス良いと思います(買えませんでしたけどw)。
ご興味があれば、ご来店、オーダー、宜しくお願い致します!ではでは!!
末筆ではございますが、能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
自然災害は何時何処で起こるか分かりません。我々一人一人がその立場になることを考えれば、復旧、支援に対して心を1つにする事はむしろ当然の事。
また、今回ご紹介した富山県の蒸留所も渦中にあります。間接的ではありますが日本企業の商品を消費することも1つの助力になるかと存じます。
0よりは1。何が出来るかを考えたいですね。
皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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