健康って何 (その3・・・内的要因)
病は気からと。昔から言われています。
完全に整った環境で生活できたとしても、とても一人では生きてはいけません。
気持ちで負けてしまって、寂しくなり結局はストレス渦巻く集団生活の社会へ入っていきます。
環境の良い田舎暮らしをすれば少しはましでしょうが、わざわざ大気汚染が進んだ場所や、喧騒の真っ只中へ自ら入っていく。またそうせざるを得ない社会環境。
自ら病気の中へ入っていってます。
衣・食・住、全てに於いて良いものは、まだまだ沢山有ります。
しかし、それにも目を瞑ってしまい、病気の進入を許してしまっています。
これも経済社会においてはやむおえない事です。
ここまで来ると、気持ちで負けて半分は病気です。
せめて後の半分は健康でいたい。
健康であるためには自律神経のバランスが重要です。
交感神経と副交感神経のバランスです。
交感神経が優位だと、細胞の変化や破壊が進みガンや潰瘍になります。
副交感神経が優位になると、アレルギーや神経系の病気になります。
ここで一服して余談を
昔、お腹が痛くって近くの胃腸科へ行って胃カメラの検査をしました。
胃上部の内壁に穴が3つ見つかりました。
先生は頭を抱えて、暫くしてから、
「切ろうと思ったが、少し注射で様子を見ましょう。薬も出しますが忘れたら飲まなくって良いですよ。忘れるのは調子が良い証拠だから。余った薬は持ってきなさい、その分のお金は返しますから」
何という商売っ気の無い医師だろうか。
お陰で気が楽になりました。何回かの胃カメラで痕はすっかりなくなっており完治。
そのときの先生の言葉。
「胃の上部は神経性、下は不摂生、下だったら切っていたよ」
とのことでした。
気持ちが如何に大きく作用するかというお話でした。
精神を安定させるために
腹式呼吸は酵素の働きを安定させる 力を持っています。更に詩吟での丹田発声は、有酸素運動を伴い、交感神経・副交感神経のバランスを良くし、免疫機能を向上させます。
腹式呼吸による効果
θ波 |
α波 |
β波 |
うとうと |
リラックス |
はっきり |
不安・憂鬱 |
眠気 |
覚醒 |
興奮・舞上り |
無心 |
即応出来る平常心の無心 |
目をつむる |
平常心 |
ノルアドレナリン |
|
セロトニン神経 |
ドーパミン神経 |
腹式呼吸を続けて5分を過ぎるとセロトニン神経が活発になり、セロトニンの分泌が増加し、20分もすれば通常の20%も増加し、θ波やβ波を抑制して覚醒状態の無心になります。
さらに、どんな状況にも即応出来る平常心を保ちます。この腹式(丹田)呼吸を用いると、すぐに切れる、鬱になる、等のことをかなり抑えることが出来ます。
健康、スポーツ、カラオケ、学業(試験など)、全ての事柄のアップにつながります。
また、横隔膜を上下させるので、胃や腸の働きが活発になり消化吸収・排泄が良くなります。
この表で、腹式呼吸が如何に大切であるかが判ると思います。
健康
社会環境的な外的要因、自己選択できる外的要因。
精神的な内的要因、遺伝的な内的要因。
など、様々な要因で病気にかかります。その内、自分で出来る事から健康に向かって歩いていきたいものです。
生き物は全て、自分で治そうという力、自然治癒力(免疫力)を持っています。
病気に勝とう、病気に負けたなど、病と闘うのではなく、病と友達になることを考えて自律神経の安定を図ったほうが、健康への早道なように思いますが如何でしょうか。
呼吸
通常、500㏄の空気を呼吸で使っており、残気量1500㏄更に吸える余裕のある量1500㏄、 総肺活量3500㏄。もちろん人によって差はありますが、私たちが通常の生活で使っている量はこんなものでしょう。
緊張してくると呼吸は浅くなり、脳への酸素供給量が減り、思考力が低下します。
逆に、残気量は増えて乳酸がたまり疲れやすくなります。
内臓を下へ押し付けるような感覚で呼吸してみてください。
お腹だけではなく、横腹も後ろのほうまで膨らむはずです。
それが複式(丹田)呼吸です。
特に試験の前などに行うと、精神の集中が出来、思考力がアップします。
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抑制
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