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「政府の財政を考えるシリーズ」振り返り

2024年01月22日 | 先進国の経済学
 政府の財政を考えるシリーズも10回となった。そろそろ結論めいたことも書かねばと焦りだしたが、その前に今までの十回を振り返っておこう。

政府の財政を考える ①一般政府という視点

中央政府(いわゆる政府)+地方政府(地方自治体)+社会保障基金≫を連結したものを「一般政府」と呼ぶ。この中で中央政府(いわゆる政府)だけを見ていても議論は全うできない。一般政府の財政が一国経済に果している役割と果たすべき役割を議論すべきだ。この議論の先には、最終的な貿易立国-国際競争力神話との決別が待っている。
輸出入は一国経済の需要と供給の差に過ぎないから、当面対象から除外する。主要三部門(家計、企業、一般政府)を単年度と時系列で分析し、それぞれの特徴と一般政府が果たすべき役割を考えることが重要である。

政府の財政を考える② 国債の発行限度とは何か?

何を分析するか?主要三部門(家計・企業・一般政府)のGDP寄与度。三部門の資金収支。一般政府の機能と資金調達の分析。
国債の発行限度額とは?限度額より使い方である。国債残高/GDP比率が減っていく国債発行とは? 

政府の財政を考える③家計・企業・一般政府、どこがGDPに貢献しているか?
2008年第3四半期⇒2023年第2四半期を比較した公的需要の寄与度

政府の財政を考える ④医療と介護が景気の底割れを防いできた

公的需要増大の中身は?「高齢化社会の進展」は日本衰退の原因なのか?そもそも先進国でなければ「高齢化問題」は発生しない。

政府の財政を考える ⑤ 政府の持つ再分配機能

社会保障(は社会にとっての)負担論とか五公五民論の大嘘。年金も使われれれば現役世代の所得だ。
日本の再分配制度はうまく行っているが現物社会移転が少し足りない。

政府の財政を考える ⑥再分配!好! 再分配は良い事だ

現物社会移転を良く知ろう。家計の現実最終消費もね。

政府の財政を考える ⑦社会保障は「重荷」なのか?

20年間の雇用増の51%は医療・福祉産業

政府の財政を考える ⑧減税なのか?社会保障の充実なのか?

消費税はなんの財源なのか?

政府の財政を考える ⑨「財源」のはなし

先進国で人々はなぜ貧しくなるのか?

政府の財政を考える ⑩ 一国レベルで経済を考える 資金循環統計

長期停滞の原因は余剰資金を政府が吸収せず、それどころが自身もPB達成という黒字化をめざしたことにある。
 


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