戯言備忘記録~A target of a licensed tax accountant~

日々思うことを気ままに書いてます。

時代の流れ:JT、社員3分の1が希望退職、5800人が応募

2005-02-18 06:57:17 | 時事ネタ
これも時代の流れでしょうか。JTの希望退職者が全従業員の3分の1もいたようです。
物凄い数の応募ですよね(^^;。退職金の割増支給があるからってのが一番だと思いますが、
会社の将来性を考えるともらえるうちにもらっておこうと考えるのも普通のことなのかもしれないですね。

実際、近年、日本全国で禁煙化・分煙化が進んでいますよね。
日本も先進国の仲間入りをしてきたってことかもしれないですね・・・。
実際、僕の周りでも喫煙者の方が少ないです。職場では3人しか吸わないですし、
いつもつるむ友人はまったくタバコ吸わないですしね・・・。
喫煙している人には悪いですが、嫌煙家の僕にとっては、
世の中からタバコが減っていくのは嬉しいことです。

タバコはカラダに悪いけど、需要があるから製造される。
でも需要が減ってきているので、供給も減らす必要がある。
供給を減らすと、製造元・販売元の会社は売上が減る。
となると会社が生き残るには、新しい需要を掘り起こし売上を伸ばすか、
経費を減らす必要がありますよね。もしくは大幅な事業転換が求められます。
実際、近年、JTは食品や飲料水とか別の分野に進出して事業転換を模索して、
生き残りをかけていますが、今後どうなるでしょうね??

タバコに関連して、最近、面白い本が出版されました。
以下はその本「悪魔のマーケティング」の紹介文です。
タバコは健康に悪く、発ガン性がある。タバコに含まれるニコチンは依存性が高く、
タバコとは麻薬の一種に他ならない――欧米のタバコ産業は1960年代からこの事実を知っていた。
そのうえで事実を隠蔽し、ニコチンの依存性を利用して、子供と女性と途上国の人々をターゲットに
マーケティングと宣伝とPRをし、商品開発を行い、彼らをタバコ中毒に陥れ、巨万の富を築いてきた――。
マルボロマンやオールドジョーのCMは実は子供向けだった! F1にスポンサーをしていたのも子供たちの
間でブランド認知度を上げるためだった! 女性向けの「ライトタバコ」は健康に良くないどころか、
タバコ消費量を上げる格好の発明だった! ――一連の欧米タバコ産業の「悪魔のマーケティング」の
真実が、タバコ訴訟の過程で公開されたタバコ産業自身の内部文書によって、いま明らかにされる。
英国のNGOがインターネットで配信し、世界保健機関WHOも公式に取り上げた衝撃のドキュメント、
はじめての邦訳!

まだ読んでないんですが、上記の文章よりも過激な発言がチラホラあるようです。
「タバコはガキとバカに吸わせておけばよい」とか・・・・。
僕はノンスモーカーなので関係ない話なんですけどね・・・・。

以下、共同通信より
日本たばこ産業(JT)は17日、2004年9月から今年1月にかけて行った本体の希望退職者募集に、
5796人が応募したと発表した。40歳以上などとした対象者の約48%で、
社員約1万6600人のほぼ3分の1に当たる。
 国内のたばこ需要の縮小に対応し、03年8月に発表した大規模なリストラ策の一環。
応募者は、年収の3年-3・5年分程度を退職金に加算して受け取り、
今年3月末から06年3月末にかけて順次退職する。
 JTは03年に発表した中期経営計画で、03年度から3年間で各地の工場閉鎖や
約4000人の希望退職を実施するとした。希望退職は原則、40歳以上で勤続年数15年以上が対象。
閉鎖予定の工場や売却する事業の社員には年齢制限はない。

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