面白い話がいっぱいあります

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(面白話113)礼儀正しい男の子

2010-07-19 13:30:51 | 日記
私がまだ社宅に住んでいた頃の話です。
一人で家にいると、インターホンが鳴り、出てみると
次男(当時小学校低学年)の友達の男の子が来ていました。
「ようへい君と2時に遊ぶ約束をしていたんですが・・・」
とても丁寧な喋り方。
しかもきっちり2時。
2時前に来て、2時になるまで待ってインターホンを押した感じ。
小学校低学年にして、営業マンとしての素質がある。

私:「今 出掛けてるけどすぐ帰ってくるから、上がってゲームでもしといて」
男の子:「ありがとうございます。それでは、お言葉に甘えまして」
丁寧である。

子供も帰ってきて、ちょっと出掛けようと玄関に行くと、靴が全て綺麗に並んでいる。
かかとが全部こっちに向いていて、消防隊員の出動を待っているかのようである。
子供達が遊んでいる部屋で聞いてみると、
友人が「僕が並べました」と言う。
木下藤吉郎のようである。
私:「君 えらいなあ。うちでは皆んな靴脱ぎっぱなしで、玄関いつも靴だらけで ちらかってるんやで」
友人:「そんなことないです。ようへい君とこ家族も多いですし、それに玄関も狭いですから」

それは、ほっとけ。