面白い話がいっぱいあります

身の回りには面白いことがいっぱいあります。大小の面白いことをレポートします。面白い話し方、面白く妄想する方法も。

(面白話136)メルロー

2010-09-30 01:05:16 | 日記
アメリカにいた頃、よく大きな古いスポーツバーで立ち飲みしてました。
よく飲んでいたのは、赤ワインのメルロー(Merlot)。
このメルローの発音が難しく、バーに行き始めた頃は、
メルローを注文すると必ずミラーライト(Miller Lite)というビールが出てきました。
その度に I ordered red wine melrot. と言って、メルローに交換してもらっていました。
何度か目に、とうとうバーテンさん(女性)がしびれを切らせて、
『Ted(私のニックネーム)、あなたのメルローの発音は、いつも間違っているので
私が直してあげます。先ずMの発音から』と、カウンター越しに発音レッスンが始まりました。
『私の唇をよく見て、Mの発音は、ムッ ムッ ムッ ムッ 』と
まるでズームイン朝のウイッキーさんのようです。(古いか?)
Mができると次はe(イー)を付けて、『はい、メッ メッ メッ メッ』
私も『メッ メッ メッ メッ』
次は l (エル)を付けて『メル メル メル メル』
私も『メル メル メル メル』
最後にrot(ロウ)を付けて『メルロウ メルロウ メルロウ メルロウ』
私も『メルロウ メルロウ メルロウ メルロウ』
するといつの間にか周りに集まっていた人たちから拍手が起こり、みんなその
発音なら大丈夫と言ってくれました。
翌日、空港のバーでメルローを頼むと、ミラーライトが出てきました。
それ以来、メルローを頼む時は、最初から Red wine melrot と注文します。
私にとっては、これもアメリカでの懐かしく大切な思い出です。
アメリカから帰国前、そのスポーツバーで飲み友達だった地元新聞社の編集長に
頼まれて、私の住んでた町 Westfieldにメッセージを残しました。
日本語と英語で新聞に載せてくれました。
今も彼らの新聞社 Westfield Leader のホームページで見ることができます。
是非 ご一読下さい。(7ページ目 右側)
メルローの件も書いています。

http://www.goleader.com/01nov15/01nov15.pdf

(面白話135)国語のテスト

2010-09-26 20:53:58 | 日記
うちの次男がまだ小学校一年生の頃の話です。
彼は、学校大好き。
週末が終わり、朝、急いで学校へ行こうとして、
マンションの階段の2階から下まで落ちてしまいました。
唇を切り、2針縫いましたがそれでも学校に行きました。
偉いです。
学校では、国語のテスト。
問題は、2つ。
一つ目は、漢字の『下』を使って文章を作りましょう、でした。
次男の答えは、『下に落ちました』
もう階段から落ちたことしか 頭になかったようです。
二つ目の問題は、漢字の『月』を使って文章を作りましょう、でした。
次男の回答は、『月曜日に落ちました』
もう落ちたことで いっぱいいっぱいの一日だったようです。

(面白話134)ミドリちゃん

2010-09-24 00:24:26 | 日記
いつも行く京橋の立ち飲み屋のカウンターで飲んでいたときのことです。
私の左側で60歳くらいの男性が二人で飲んでます。
かなり飲んでいるらしく、大きな声で、ろれつも怪しく話しています。
話している内容は、お互い今まで経験した仕事で、辛かった仕事の自慢のしあいです。
自分がどんな辛い仕事をしてきたか・・・、よくある話題です。
男性Aと男性Bとして私の聞いた会話を再現しましょう。

男性A『俺が~今まで経験した仕事で~、一番辛かったんは~、あれは、40歳過ぎのときかなあ。 ミドリ電化で働いてたときやなあ~』
男性B『えっ?ミドリ電化って あの電化製品売ってる?』
男性A『そうや~ そのミドリ電化や』
男性B『え~っ、ミドリ電化って仕事辛いん?』
男性A『辛かったな~。 あんな・・・、ミドリ電化にはな・・・、ミドリちゃんっていうキャラクターがいるんやけどな・・・。 
それをやってたんや』
男性B『え~っ!!』と叫ぶ男性と同時に私も『え~っ!!』って叫んでました。
男性A『あんな、真夏の暑い日に白~いタイツ履いてみ、すんごいとこから汗かくねんで』
何故かそのおじさん、格好良く見えました。

(面白話133)合図

2010-09-23 11:12:07 | 日記
10年ほど前にアメリカに住んでいたので英語はある程度話せたのですが
最近は、英語を使う機会が無くどんどん話せなくなってきているのに気付き
落ち込んでいます。

バンドで、スクエアダンスの演奏に行ったときの事です。
スクエアダンスは、コーラーと呼ばれる人がダンスの指示を出し続け、
その指示に合わせてみんなが踊ります。
初めて見ましたがコーラーの指示に対して一糸乱れぬ踊り、凄いです。
アメリカからゲストのコーラーが来ていました。
彼と演奏に関して打ち合わせ。
問題は、演奏をいつ終わっていいのか分からないことです。
彼が終わろうと思うまで演奏し続けなければなりません。
終わる時に合図をしてもらおうと思い、こう言いました。
When you want to stop our music, please give us some aizu.
最後の単語 aizu は、日本語の合図をそのまま言ってしまってます。
落ち込みました。
日本語やんかと。
彼は、とても驚いていました。
彼には、こう聴こえたはずです。
When you want to stop our music, please give us some eyes.
(演奏を止めたいときは、何個か目玉下さい)
そら驚きます。
悪いことしました。

(面白話132)インターネット

2010-09-21 14:10:35 | 日記
法事で久しぶりに実家に帰り、母親と話していると、私のiPhoneを指差し、
『それは、携帯電話?』と聞く。
以降、母との会話。
私『そうだよ』
母『他に何ができるの?』
私『色々できるけど、インターネットをよく見るよ。お母さんの携帯でも見れるけど』
母『でも、私インターネット持ってへんし』
私『インターネットは、誰でも持ってるんやで』
母『何言うてんの、私もう70歳超えてんねんで』

こうなると、もう説明は無駄である。

ちなみに、母の住む村の人全員が健康診断を受けたそうである。
母は、『乳がんの検診のサーモグラフィーも受けた』と
喜んでいたが、それは、マンモグラフィーであると説明するのは
もっと無駄なことである。