（面白話１５９）飛行機

先日、マレーシアからシンガポールへの移動のため、飛行機に乗りました。
通路側に座ったのですが、真ん中の席の人と窓側の席の人が
なんかもぞもぞしている。
しまいには、フライトアテンダントを呼んで何か言ってます。
何が起こったのか聞いてみると、真ん中の席の人のシートベルトがない。
しかも片側だけ。
フライトアテンダントも探してみたが、やっぱりない。
仕方なく、真ん中の席の人は、別の席に移っていきました。
シートベルト片側。　誰が持っていったんでしょう？
私は、思うんです。
飛行機の機材をちょっとずつ盗んで持って帰ってる人がいると。
そう、世界のどこかで飛行機を組み立ててる人がいると。
シートベルトを盗んだということは、機体はもうかなり出来上がっているのでしょう。
ひとつだけ気になることがあります。
どこで作ってるのかとか、どこまで出来たのかは　そんなに気になりません。
気になるのは、その人のマイレージです。
どの位貯まってるんでしょう？
飛行機もらえるくらい貯まってるんじゃないでしょうか？
もし皆さんが乗った飛行機の扉が盗まれてたら、ご一報下さい。
多分、それで完成です。

（面白話１５８）ちょっと不満

今朝、鶴見緑地公園を一時間ウオーキングした帰りです。
歩道を歩いていると後ろから　お母さんと小学校一年生くらいの
女の子が自転車でやってきました。
お母さんは、車道、お子さんは歩道を走ってきます。
私は、歩道の端に寄りました。
お母さんが私の横を通り過ぎた時、後ろの子が自転車のベルを
ジリンジリンと大きな音で鳴らしました。
私は、歩道の端っこに寄っているのに。
するとそれを見たお母さんが
『こらっ　やめなさい！！　そんなに邪魔とちゃうやろ』
ちょっとは邪魔なんかい！！

（面白話１５７） 小さい頃の思い出

京橋の近所に住んでいるので、週末よくぶらぶらしています。
立ち飲み屋が並ぶ通りがあり、昼間から、いや午前中から
たくさんの人が飲んでます。
夜勤帰りに飲んでいる方もいるそうです。
立ち飲み屋は、ガラス戸なので、いっぱいの人たちがカウンターの前で
ぎゅうぎゅう詰めで、重なり合うように飲んでいるのが見えます。
今では、私もそのうちの一人です。
飲んでると、後から後から人が入ってきます。
え～まだ入れるんかい、店の人もよーやるな～って感じです。

・・・・・・・

私の田舎は、滋賀県の大津。
小さい頃は、毎日学校から帰ると琵琶湖に釣りに行ってました。
竹の一本竿には、仕掛けが巻きつけてあります。
ミミズを掘って餌にしたりしてました。
桟橋の先っぽで、暗くなるまで釣ってました。
釣りの時のもう一つの楽しみは、仕掛けで魚を捕ることです。
透明のセルロイド、直径２０センチ程の筒状の仕掛けで
魚が入ると出られない構造になっています。
中にダンゴの餌を入れて湖の中に入れておくと、小魚がいっぱい捕れるんです。
当時は、ぼてじゃこなんかがいっぱい捕れました。
桟橋から仕掛けを見ると、透明の仕掛けの中に、
小魚がぎゅうぎゅうにいっぱい捕れてるんです。

そうです。
それを思い出すんです。
ぎゅうぎゅうの立ち飲み屋さんを見ると。
お客さんたちには、失礼ですが。
今は、私もそのお客さんですが。

当時、小魚たちも思っていたでしょう。
え～まだ入れるんかい。