今回は、真面目なお話です。
ある種の犬には、人が肺がんであるかどうか
その人の息で嗅ぎ分ける能力があるそうです。
とすると、将来会社の健康診断には、
肺のX線検査のバスと、胃のX線検査の
バスと、犬がいっぱい乗ったバスが
やって来ることになります。
困ったことがあります。
犬の鼻めがけて、ハーっと息を吐いて、
犬が ワン。
はい、あなた肺がんです。
それは、嫌です。
幾らなんでも心の準備が要ります。
私みたいに気の小さな人間は、
特にそうです。
ですから、犬は、穴から顔を出していて
下半身は見えないようにしておいて
肺がんと判断したらワンとも鳴かず
表情も変えず、尻尾を振るだけとか
そのくらいまで、躾ておいて欲しい。
もう一つ困ったことがあります。
犬嫌いの人の肺がん率が上がってしまうことです。
検査受けないでしょうから。
そんなこんな心配をしていたら
心配しなくていいようです。
実際に犬を使うのではなく、
今後は、犬の嗅ぎ分けている臭いを
研究するそうです。
犬にとっても小心者にとっても
朗報です。