↑落札者の提案概要
先週の金曜日、「葛西臨海水族園(仮称)整備等事業に係る落札者の決定について」発表があった。
432億円、新水族館は2028年3月開園、令和30年3月までのPFI、NECキャピタルソリューション株式会社を代表とするグループ、建物の規模や水槽の水量等々、東京都らしい派手な数字が躍る。
集客力がある珍しい生物に頼るのではなく、「最先端の五感演出」とか、「神秘的な生態系を伝える環境展示」なんてコンセプトには素直に期待したい。
少し早く進んでいる神戸市の須磨海浜水族園再整備(金儲け?、370億?、閉園・民営化?、シャチ??)に比べれば、実に正しい計画に感じる。。
*神戸新聞のネット記事「新しい「主役」はシャチ!? リニューアルされる神戸・須磨海浜水族園」
イルカ漁は残酷か・・著者 : 伴野 準一
でも、この本を読んで以来、水族館のきれいごとと実態の格差も気になるようになり・・
大きな水族館に対しては、存在自体に疑問を感じるようになった。
「かわいい」と感じることが、「正しいとは限らない」というのは真実だと思う。
とは言え、この本はつまらなかった・・
ややこしい話はさておき・・お口直しに写真をいくつか・・
タマキビ・・
個人的な名古屋港の定点観察地、今年になってから突然タマキビが大発生。。それまで占有的にいたイシダタミに比べると実に口が小さい。
口だけ見ると、イシダタミはブルドーザーで、タマキビはストローか・・?
餌の珪藻類に変化でもあったのだろうか??
以下は、先日の防水カメラでの画像・・
晴れれば、何とか写る。
コントラストの厳しい被写体は、マクロモードでもツライ・・ (真ん中辺にスナガニがいます)
スナガニ(拡大)・・
スナガニ・・目つきが鋭く、逃げ足も速い。。
ミユビシギ・・
逃げないというか、向こうから近づいてきたので、小さなシギが写せた。。
この手の漂着物は、写真に撮ってしまう・・(笑)
別のカメラでの・・アラムシロガイの周りに群れる1-2cmのコトヒキ・・
別のカメラでの・・ビゼンクラゲ・・30cm程。地元の人は「スナイロクラゲ」と言っていた。
別のカメラでの・・ガザミの子供・・?
別のカメラでの・・ホソウミニナ・・
再び防水カメラ・・ウバタマムシ・・
防水カメラも悪くないか。。。
新幹線に乗ったのは何年前だろう・・・?
お化け屋敷のようなアッと驚く水族館よりも、身近な水生生物の生態が分かりやすいような大学等の研究施設や、水産試験場のようなところをタダのような値段で見学させて欲しいと思う。
以上、本日もご覧いただきありがとうございました。