十両から万両はともに10月から翌年2月迄楽しめます。縁起のいい名で正月を飾り、めでたい名前です。万両(ヤブコウジ属)と同属の百両(カラタチバナ)、十両(ヤブコウジ)は葉の下に実が生り、主に正月の寄せ植えで観賞します。千両は仲間外れの感じ、千両(センリョウ科)は赤い実は葉の上に生ります。正月等では切花用にされることが多いです。
この植物は江戸時代のお金に、千両も万両も高額であることから金運がつく木として人気がありました。
千両百両十両の実(実の付き方/千両は葉の上/百両十両は葉の下)
万両千両を挿し木で増やしています。挿し木は9月ごろ、日が当たるような半日陰がいいのですが、今年の夏は日の当たりが強かったので育ちにイマイチです。
赤い実で同じ季節に実る南天(メギ科ナンテン属)の常緑低木は夏に咲いた白い花は徐々に赤色になり、冬になると真っ赤な果実を実らせます。
ナンテンは「難転=難を転ずる」ことにも通じるため、縁起の良い木として古くから庭木として親しまれています。(我が家の庭に南天も万両も植栽しています)
南天の花言葉/「機知に富む」「福をなす」「良い家庭」
良いお年をお迎えください。