日本は世界でも指折りの長寿国として知られていますが、最期まで元気に活動して天寿を全うする方(ピンピンコロリ)は少ない。介護された末に亡くなられた方(ネンネンコロリ)が他国より際立って多い「不健康長寿国」だそうです。
先日、パソコンで首都大学東京名誉教授「星旦二先生 健康の秘訣」のコラムを拝見、元気に活動(ピンピンコロリ)したい願望で熟読、興味ある方に紹介します。(先生の記事を拝借しました)
他国に比べて際立って多い、最大の理由は、病院などの病床数の多さにあり、日本では人口当たりの病床数がアメリカの4倍以上あり、患者の入院期間も3倍近く長い。
病床数が多ければ、いざというときすぐに入院できるので一見理想的な環境が、逆に寝たきりの高齢者を増やしている。
ピンピンコロリを実現できるようにするには、医師に頼りすぎず、自分の健康は自分で保つのだという気概が持てるような支援環境を公的に整備することです。そのうえで各種の情報を調べ、納得のいく治療を受ける。
一方で、歯医者さんにはこまめにかかったほうがいい、口腔ケアの知識が得られ、高齢になっても歯と口の健康を保つことがで、食は生きることの基本、歯や口が健康であることには大きな意味があります。定期的なケアを受けるため、歯医者さんへ「お出かけ」する。
忘れてはならないのが心の健康。年をとっても生きがいを持ち、地域や趣味の活動にも積極的に参加しているというのはピンピンコロリの人の特徴であり、必須条件だともいえます。65歳を過ぎても生きがいを持って働くというのも、要介護にならないための賢明な選択だといっていいでしょう。
首都大学東京名誉教授 星旦二先生の「ピンピンコロリ」URL (PRESIDENT 2017年9月4日号)
http://president.jp/articles/-/23619
私もピンピンコロリを実現しようと5つの習慣の実行に努めている。先ずは身体を動かすこと、高校時代の仲間と月一のゴルフ、写真撮影のためにいろいろな場所にお出かけ、我が家の小さな畑仕事、町内の防犯パトロール等に参加等々、今妻を亡くし一人暮らし、日常の生活でも規則正しく寝起きし、食事も3食取り、そして月に4、5日は茨城の別宅で過ごす。ボケ防止でも、写真の同好会に参加し、花の写真撮影を楽しむ、また2ヶ月に1回昔の会社のOB会の仲間と麻雀、来年は月一で小さな旅をと思っている。ネンネンコロリは嫌だ頑張ろう。