新説の日本史 古代から現代まで 河内春人、亀田俊和、矢部健太郎、高尾善希、町田明広、舟橋正真
古代から現代までの日本史における疑問点を新たに説き起こした一冊。6人の歴史学者が解説している。1.宋書によると倭の五王は、讃・珍・済・興・武の五人。記紀におけるどの天皇に比定できる...
性からよむ江戸時代ー生活の現場から 沢山美果子 ***
自分の性生活の実態を日記に残していた小林一茶、不義の子供を巡る裁定、出産と堕胎、間引きの記録、買春する男と身を売る女、生類憐れみの令から妊娠、出産管理までの幕府政策などを記録をもと...
戦国北条家の判子行政 現代につながる統治システム 黒田基樹 ***
現代の課税、徴収、督促、延滞料、公共事業、母国防衛などの国家統治の仕組みのルーツは、戦国時代から始まったという内容。筆者の得意とするのは北条氏文書であり、基本的に北条氏を例に取った...
百姓一揆 若尾政希 ***
学生時代に繰り返し読んだ「カムイ伝」には、百姓正助が大規模な百姓一揆に立ち上がる様が描かれていた。冷害による飢饉、過酷な代官からの年貢取り立て、冷酷な権力者への反抗的組織運動のよう...
まれびとたちの沖縄 与那原恵 ***
沖縄の歴史と沖縄に関係してきた人物を4人を選んで語る「沖縄学」。最初の一人はその父といわれる伊波普猷。彼の得意とした領域は、沖縄言語学、民俗学、文化人類学、歴史学、宗教学など多岐に...
変わる日本史の通説と教科書 本郷和人 ****
学生時代にならった日本史の内容は50年ほども前のこと。今では、新発見や解釈の変更で変化しているという話は聞いていた。高校時代に使っていた年代暗記のための語呂合わせ集を見つけて驚いた...
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