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Tesyuke‘s diary

行く川の流は絶えずして・・・
日々忘れ去っていくことどもを書き留めて思い出といたしましょう。

竹久夢二展

2010-01-19 21:59:14 | Weblog
竹久夢二展が結構いいらしいとのうわさ。で、京都高島屋へ出かけた。
《生誕125年記念 竹久夢二展ふたつのふるさと ふたつのコレクション》
 ・・・・見ごたえありました!

夢二というやさしげな名前に、あのはかなげな女性の絵・・・
そして流布している女性関係・・と、
なんだかこんな人かなーーと、フィルター越しに見ていたような気がする。
夢二の全体像を円とするならば、ちょっと一部の突出した変形したその部分だけを見ていたような気がする。
そして、何が基準でと言われると困るのだが、夢二をほんまもんの芸術家と見てなかったかもしれない・・

今回の展観は、竹下夢二の全貌が理解できるようになっていて、改めて一時代を築いた人なんだと思った。夢二郷土美術館(岡山市)と、竹久夢二伊香保記念館(群馬県渋川市)の2館のコレクション約400点が出品されている。
岡山の後楽園近くにあった美術館のほうは行ったことがあるが、やっぱり二つそろっての値打ち!

夢二の言葉が展示されていて、・・・文字の代わりに絵の形式で詩を画いてみた・・と、あった。
なるほど、確かに、詩を書くように軽やかに思うままに筆を走らせている・・
なんの苦もなくさらさらと描いているように見える夢二。
が、びっくりしたのは、たくさんのスケッチ帳が展示されているのを見た時。いつも持ち歩いてはスケッチをしていたそうな。なんという努力のあと!

代表的な肉筆画はもちろんだが、書籍の装幀、日用雑貨や浴衣・半襟などのデザインがとってもすばらしかった。(当時はデザインでなく図案!)
間違いなく日本の近代グラフィック・デザインの草分けだ!この方の値打ちの方がウエート高いのでは?と、思うぐらい。で、今も通じる新しさで、会場外の関連グッズ売り場はとってもにぎわっていた。

そうそう、子供への眼が優しいというか・・夢二の童話が出版されているのに驚いた。童謡の挿絵のかわいい子供たち・・
そうそう、平安神宮前にあるあの古い図書館で、夢二は何回か展覧会を開いていて、それの手書きのポスターも展示されていた。残っているのが不思議なぐらい!

竹久夢二・・本名茂次郎(もじろう)。骨太な茂次郎さんが夢二と名乗ることによって、乙女を酔わすような世界を構築したんだね・・・

温泉三昧 番外 思い出したこと!

2010-01-15 08:53:30 | Weblog
目的が温泉という事で旅行に行くのは今回が初めて。どこにどんな温泉があるのか良くは知らない。でも、旅行ルートに温泉地があればルートをまげて寄っていこうかと、言う程度の温泉好き。

乳頭温泉に浸かりながら、イヤーー、あんなことがあったなーーと、思い出したことがある。15年ぐらい前に、北海道から京都まで二度車で旅行したことがある。もちろん舞鶴からフェリーで小樽へ。1回目は札幌から函館へでて、日本海側を南下。2回目は札幌から苫小牧の方へ出て、下北半島・恐山から太平洋側を南下。十和田から鶯宿温泉の方にルートをとった。

鶯宿温泉の温泉民宿でのこと。かけ流しの良い湯だったが、たんなる普通の民宿の大きな内風呂。
それだけのこと、のところ・・・
出発間際に、これどうぞ貰ってくださいと大黒さんの土鈴(写真)を差し出された! はぁ?
実はこれこれしかじか・・。
tesyuke達《は行》の返事しかできなかった。はぁ/ひぇーっ/ふーーん/へぇー/ほぉー/以上。

・・ある日のこと旅のお坊様がお泊りになった。朝湯を楽しんでおられたお坊様が、驚いて亭主に御注進。アーーびっくり、ただいま大黒様がお見えになりこの湯にお入りになられました。なんと、ありがたいことでございましょうかーー。これを聞いた亭主いたく感激、大喜び。お坊様に御礼をして、親戚・ご近所に祝宴をもうけふるまったとか。記念に作ったのがこの大黒様。どうぞお持ち帰りになってくださいな・・・

そういえば風呂場に大黒様がまつってあったような・・
玄関から外に出ると・昨日は気がつかなかったが白木の大きな看板がかかっていた。
《大黒の湯(これは特大の文字で)》 横に小さく《平成六年一月二十五日 朝四時 此の湯に出世大黒天が入りました。此の湯に入りますと幸福になると今評判です 合掌》
ふーーーーーーーーーーん。
おかみさんがtesyukeに言った。東北なまりを推測すると、どうやら、うちの人はしょうがない。こんな話を信じて。大変な出費だった。と、言ったようだ。

京都までつれてこられたこの大黒様、勝手にころげて壊れて下さることもなく、うそかまことかわからない話の思い出としていまだに鎮座ましまする。

温泉三昧 ④

2010-01-13 22:19:39 | Weblog
いよいよ最終日。出発は夕方近く。
で、もちろん朝湯!
到着してから、お日様というものを見たことが無い。雪が降っているか、降っていないか。二者択一。
青空というものがあるのやら無いのやら。ところが、今日はお日様は見えないものの、雲の合間からすこーーし青空がのぞいている。そんな中を、オプションで、田沢湖まで。

一度、夏の終わりに来たことがある。そのときの事はあまり覚えていなくて、湖の中に立っている金色のたつこ像に、ぎょっとして《斬新なアイデアの像なんだろうな・・・、but スンマセン受け入れる心のやわらかさ、おません》状態だった。
(たつこ姫は田沢湖にある伝説の女性の名前。美貌と若さを願ったゆえに最後は龍になり湖の主になった。たつこ像は昭和43年東京芸大・船越保武教授制作 青銅金粉漆塗り仕上げ)
で、今回聞きかじったこと。この田沢湖に例の玉川温泉の強酸性の水が玉川ダムを通して一時入ってきたらしく(魚が一部死んだらしい)、酸性の湖の水に耐えられるようにということで金を使ったとか・・

雪の湖はまったく違った趣がある・・
たつこ像、白一色の中にいて、《なかなかいいやん》と、昇格。白と金はなかなかの組み合わせ。どこの国にいるんだろうといった気分になる。北欧???
御座石神社に石のたつこ像もあってこれは下半身がうろこの人魚のような感じのもので土着の匂いがふんぷん。
この神社の赤鳥居が湖岸にあって、なんとも美しい。白と赤もなかなかの組み合わせ。日本の美!
薄い雲を通して、太陽の輪郭にほんのり白んだ空が見えて、寒さがちょっと緩んだようだ。が、逆に解けた雪が凍って足元の危ないこと!

昼食にと、今日のメインのレストランへ。雪がやんでいて、湖が対岸まで見通せてラッキー。
何故ここかというとイ・ビョンホンのドラマ『IRIS』の撮影が行われたのだとかで、窓際の席に、『IRIS』撮影記念席・ご自由にお座りください・・だって。
tesyukeの友達にイ・ビョンホンのファンがいるので、写真をとっておいてあげようと思ったのだが・・・実に見事に同行の人達、だーーれも興味を示さなかったのにはびっくり・・写真を撮ってるtesyukeなんだかちょっと恥ずかしかった。

観光もすんで、冷えた体を・・・また・また・温泉! ラストです。
雪国に別れを告げて機中の人に。
その中には焼酎抱えた笑顔のhus.も。空港売店で見つけたお米の焼酎。12年貯蔵・智水古酒アルコール度数41度!ひぇーーー

温泉三昧③

2010-01-12 01:26:04 | Weblog
三日目は玉川温泉。平凡なネーミングに食指を動かされないのだが、みんなが教えてくれる・・テレビで見たとか・・来てみたかったのよ!とか。有名な温泉なのだ!
玉川温泉には良く行っているので、今日は行かない・・という中年の女性が真剣な顔で語るに・・
彼女は乳癌の手術をした。えっ。術後のケアに年に何回か玉川温泉で湯治をしている。1回来ると2週間は居る。一人でさびしくない?同病の人たちと仲良くなれて力を貰うのでさびしくない。ふーん。でも、強酸性の湯に浸かると、痛くて痛くて泣きそう・・・からだの悪い部分が真っ赤になるんよ・・。へー。

乳頭温泉までは片道30分ほどだったが、玉川温泉までは1時間半位かかるという。
出発が朝の8時。ちょっと早すぎません?車は田沢湖まで戻りそこから北に向かいずんずん山の中へ入って行く。今日も雪が途切れなく降っている。
玉川ダムです・・と、運転手さん。おや渋滞?路線バスを先頭に数台の車が止まっている。ダムに沿って続く道にゲートが見える。通行規制があって許可された車以外は進めないとか。毎朝一番にゲートが開くと路線バスが先頭をきる。もちろん閉門の時間もきっちり。皆さん帰りは遅れないで集合してください!ゲートがしまってしまうとホテルに帰れませんので・・と、念を押す運転手さん。

トンネルをいくつも越えて、到着。長期で滞在の湯治客向けの玉川温泉から徒歩10分程の所。新玉川温泉のほうで《ぶなの森・玉川温泉 湯治館そよ風》。
玉川温泉は、十和田湖八幡平国立公園内にある八幡平焼山山麓の玉川地区の地獄から湧出する「大噴の湯」を源泉としている。それがpH1.2の超強酸性で98℃という熱水で、毎分9,000リットルという膨大な湯量が轟音とともに自噴しているんだとか!
流れ流れてやってきた源泉。とっても酸度が強すぎるので半分水で薄めた方から入ってください・・くれぐれも体を掻かないで・なでるようにしてください・・等々の注意を受けて、いざ!

泉質:酸性泉/その他の泉質
効能:神経痛リュウマチ/関節痛/筋肉痛/腰痛/神経痛/打ち身/冷え性/皮膚病
お風呂場は浴室内から浴槽まで強酸性の湯に耐えるため木造り、天井も高くいい感じ。源泉50%利用のぬるい湯・熱い湯と源泉100%の湯(ぬるくしてある)が並んで設置されている。順番に移動していく。どきどき。やっぱりピリピリ、強烈。切り傷があったら泣くーーーーかも。
飲料にもできて、10分の1に薄めて飲みなさい、と。うーーーっ、すっぱ。何々、後から真水を飲むように・・
普通、温泉はそのままあがるが、ここはしっかり洗い流す。

昼食後、ぐったりの男性を尻目に二度目の入湯に行く女性陣。岩盤浴用の部屋もある。源泉近くの自然の岩盤の上には、湯治のために沢山の人が茣蓙を持って寝に行く話など聞く。『そこは、ただよ、ただなのよ!』と、女性はいつもリアリスト。
江戸時代には猟師さんしか来なかったという秘湯。又、ゆっくり来たいものだ・・
無事にゲートの時間にも間に合い、山から下りてきた。
おっ、かわいい列車が走っていく。これが・秋田新幹線・あきたこまちなんだ。

写真:玉川温泉への道(ゲート)とパトロール車

温泉三昧 ②

2010-01-11 23:11:34 | Weblog
東北地方はやっぱり遠い。土地勘が働かないので自分がどこにいるのやらさっぱりわからない!
温泉名で聞く方が耳になじんでいる感じ。で、ここは仙北市というところ!平成の大合併で旧田沢湖町、旧角館町、旧西木村が合併したのだとか。田沢湖町と角館町が名前で綱引きをして合併が一時空中分解したとか。ほんとに!いずこも!
JR田沢湖駅から1時間に1本の羽後交通バスが乳頭温泉郷(終点)までつながっている。その道筋上にある田沢湖高原温泉郷に今いる。

まずはホテルの温泉に。
泉質:弱アルカリ性高温泉(ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉)
効能:きりきず、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病
無色透明匂い無しで、平凡。でも。あったまるーーー。
周りを雪に囲まれた露天風呂はいいですねぇぇぇ・・・
その雪を丸めている人がいて、投げてと、声をかける。温泉の中で子供心が戻ったか、投げてほしそうな顔をしている人に、かあるく投げてあげる。結局大きな雪の玉が消えてなくなるまできゃあきゃあと、大の大人が雪玉パス遊びを!(秘密)

二日目はホテルのバスで乳頭温泉に。雪の降る中全方向真っ白な雪のトンネルといっても良い道を山の中へ。途中除雪車を追い抜く。運転手さんが言った。仙北市の一冬の除雪費用が45億円です、と。
オーー、とんでもない額にびっくり。今年は雪が多いのでもっとかかるだろう、とも。行き先は、七湯ある乳頭温泉の中の大釜温泉というところ。急坂を登って車を止めるのに、スリップ気味でヒヤッとする。

ここは、木造校舎を移築したユニークな宿(写真)で、小学校の名札のかかった門柱に雪が降っているのは、ノスタルジック。
泉質:酸性含砒素ナトリウム塩化物硫酸塩泉
効能:真菌症(水虫)慢性膿皮症、リウマチ性疾患他
うーーん、浸かっただけですべすべにはならないね・・・ここも。
帰りを別行動にして、温泉のはしごをと思っていたが、あまりの大雪に動くのが億劫になっておとなしく同じバスで帰る。
それにつけても、地元の人にとっては厄介な雪も、見ているだけでうきうき、楽しい・・関西人!

後日、路線バスで再び乳頭温泉へ出かけた人もいたし、乳頭温泉までにある水沢温泉に出かけた人もいた。温泉に入ると零度下の世界もなんのその・・元気出ます!
tesyuke達ちょっと食っちゃ寝食っちゃ寝で乗り遅れぎみ~~~

温泉三昧 ①

2010-01-10 11:42:19 | Weblog
今年の年賀状・・こんな俳句を書いてきた人が・・・《振出しの二人に戻り枇杷の花》
ひゃーー、見渡せば、いずこも振り出しに戻った人・人・人ばかり!
そういえばtesyukeだって今年のお正月は、結婚以来はじめての二人きり・・・
振り出しに戻った二人きりって、ちょっと何でもありーでいーーんじゃない?と、
気楽な三が日をすごした後、4日から温泉へ!!

年末に申し込んで、4日から3泊4日。秋田県・田沢湖高原温泉へ。
大阪空港・早朝便。アナウンスが聞こえる。秋田空港上空が荒れ模様で着陸ができないかもしれません。そのときは、引き返すか羽田に着陸予定・・・と。雪国へ行くんだーー。

秋田上空はいざ知らずフライトは順調で、日本列島の雪を頂いた山々を上空から見るという幸運に恵まれた。空気が澄んでいるからかほんとにクリアに何もかもが見えた。
日本アルプスの冠雪をまさに眼下に。ピンクの雲の上に頭ひとつ出した富士山も遠くに見えた。
日本海側は雪一色!雪に覆われた町々はすり鉢のそこに沈んだようで、音までその中に閉じ込められ、まさに眠っているかに見える。

トンネルを抜けるのも良いが、雪の真ん中に下り立つのも、なかなか良いもの。無事秋田着。やれやれ、戻らずにすんだ・・
1時間20分のフライトよりも長い時間をかけて車で目的地へ。
冬の東北は初めて・・・違う国へ来たような感じ。(雪の北海道ともちょっと違う)
除雪の行き届いた道の橋のたもとに《角館》の標識が。2年前の夏に、この橋の傍の川原に設けられたパーキングに車を置いたのを思い出す。しかし、雪に覆われたものは境をなくして大きな平面となって、夏の面影はどこにも無い。
角館を過ぎ、だんだんと山道に。

今年は雪が多いと、ホテルの運転手さん。まったく白一色の世界に・・・関西にもたまには雪が降り、結構積もることもあるが・・雪の厚みが違う! なんだかアガサ・クリステイーの推理小説を思い出す。雪に閉じ込められ孤立した館で起こる殺人事件・・こんな雪の世界が広がるんだろうなーーなんて・・・・ふ・ふ
県道を折れてホテルの私道を登っていく。到着。

ロビーには、あの男鹿半島のなまはげが飾られている。しばらく見ている。
ん?なに?ちょっとへん?
作り物の包丁を振り上げた右手がかすかに震えている。イヤー、人間だった!
だーれも気が付かないので長いこと手を振り上げてはったんやね。気の毒に。
やっと声をかけられて、やれやれと人間に戻ったなまはげさん、面は本物との事。
ロビーには(関西では見かけない)がっしりしたゴム長がたくさん置いてあって、雪国に来たことを実感。

今年も端から縁起がいいのか・・?どうだか・・?

2010-01-09 11:29:56 | Weblog
昨年末は、長いこと待たされていたエコカーがやっとやって来た。
tesyukeは、非常に緊張して運転している。
というのも、
今まで恒例のように新車になるたび、直ぐに傷を負わせてきたので・・・
(いったん傷つけると後はずるずる、運転気楽になりますが・・・)

で、今回は一大決心。決して一番最初に傷はつけません。
気~~~使うわ~~~状態で年を越し、はや1月3日。
夕刻、hus.が戻ってきてドアこすった!と、のたまう。えっ、うそと言いつつ、内心ほっ・・。にやり。
運転自慢のお方さまが何故にと問えば、狭い道で対向車に道を譲ったときに左側をこすったのだとか。
エコカー助成金まだ貰ってないけれど、これだけではとても、両足ぐらい出ますよ修理に!

一瞬お御籤の大吉が頭をよぎり、tesyuke助かった、運いいわと思ったけれど、ちょっと違うかと、ビミューーーーな心境。
そしてお御籤をしみじみ見れば・・運勢欄に《交通の災いに注意》とある!まあ、これですんだとすれば、よかったんでしょうね・・・運が良かったんだ??

今年も端から縁起がいいのか・・?

2010-01-03 17:38:53 | Weblog
2010年 明けましておめでとうございます。

今年も初詣は北野天満宮。
引いたお御籤・・・な・なんと第一番大吉!!
《月輝いて清雪のごとし》
・・・運勢:天神様の11歳の頃、月が輝いて万物が清らかな雪のようであると詠まれたお詩です。このお御籤を引いた人は運勢盛大にして総ての事が順調に進み栄えますが、信仰心を忘れ誠心を失うと大切なものを無くしてしまいます。交通の災いに注意・・・
で、昨年のさえないお御籤を結び納め、新しいのを(検証のため?)持ち帰る。

もちろん、長五郎餅の茶店で一服。
とことこ歩いて、千本釈迦堂へ・・・
学生時代に誰かにつれてきてもらって、おかめさんの話を聞いて以来**年ぶり!懐かしい!

それにつけても、年はとりたくないですね・・おみくじだって、恋愛?フン!・・縁談?フン!・・お産?フン!・・学問?いまさら!・・就職?関係ない・・家庭?・・なになに、愛情を長く育て、子供の成長を願いましょう・・成長して飛んでいってしまったっす!・・
せいぜい、関係ありそうなのは病気・旅行ぐらい。失物?出にくい・よく探せ か・・ふん、おでこの眼鏡を探すような日々ですよ!

で、今までで、最高のおみくじは・・
大学受験を控えた娘がここでひ・い・た・お・み・く・じ。それは、凶だった!
で、思い出した話。奈良の興福寺のお御籤はよくあたるというので、友達と引きに行ったことがある。そのときも大吉だった・・で、凶ってほんとに入っていると思う?とか何とか、ひま人二人で社務所前のベンチで来る人を観察。リアクションを観察・・観察・・。入れ替わり立ち代り来る人、ぜんぜん凶の雰囲気無し。ふーーーーんと、二人で顔を見合わせ、こんなものですかね・・・

ボルゲーゼ美術館展

2009-12-19 17:20:52 | Weblog
ボルゲーゼ美術館展見学者・7万人目!のニュースが流れていた。記念品を贈呈されているのを見て、オッ惜しかった・・・なーーんて。tesyukeも7万人目の前後ぐらいに見ていたはず・・・・

ルネッサンス絵画はそんなに詳しくは無く・・・、知っているのはダビンチ・ミケランジェロ・ラファエロぐらい。ラファエロは優美な聖母像などからの感じで、前二者に比べて線の細いイメージ。
今回はそのラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》の絵に引かれて見にいった。
入館して最初の展示がこの絵。色が鮮やかで、過ぎた年月を感じさせない・・・ちょっとモナリザに似た構図・・・。と、横に白黒の絵のコピーが貼ってある。その説明を読んでびっくり。100年前の《もちろんボルゲーゼ枢機卿が収集した当時も》この絵は今と違っていてこの写真ようなものだった、とある!
その絵の女性は、マントを着て、車輪を持っている。違う衣装に身を包んでも、眼はそのままにこちらを見つめているのだが・・・・。

1900年初頭、剥落の激しいこの作品は聖女カタリナを描いたものと思われており、ラファエロの作品と誰も思っていなかった。美術史家のロベルト・ロンギ(1890-1970)が、繰り返しこの絵を観察し、マント等の筆使いの違い(オリジナルでない疑い)、ネックレスの精巧な描写(聖女にふさわしくない)に、肖像画というイメージを強くもったのだとか!これはすごい。tesyukeはこのところにいたく感激。見る眼のあるなしというか、さすがエキスパート!

そして、この絵の洗浄が行われ、車輪の下からは、一角獣の姿が現れた。車輪、肩にはおったマント等、描き変え付け加えられた所持物が象徴するのは、「アレクサンドリアの聖カタリナ」。一角獣は貞淑や純潔を意味するので、オリジナルの物はモデルの女性の結婚を機に描かれたものであることがわかったとか。又、モデルの女性が亡くなったために、完成の20数年後には「聖カタリナ」の姿に描き換えられたと考えられているとか!洗浄されたので色彩が鮮やかになっていたのか・・・などと思いながらも、このミステリーを知っただけで大満足!

今回の展観は、ローマのボルゲーゼ枢機卿(ローマ教皇パウルス5世の甥)が、1605年に、彼の芸術コレクションを収め展示するため立てた『白亜の館』ヴィラ・ボルゲーゼの収蔵品のうち50点ほどを展示している。この建物はは教皇庁の迎賓館としても使われ、完成直後の1615年には日本の支倉常長の慶長遣欧使節団歓迎晩餐会が開かれている。

その縁でか、(ローマ個人蔵とあるので美術館とは関係ないのだろうが)支倉常長のほぼ等身大(?)の肖像画が出展されていた。これには一番感激した!歴史のかなたから、今、目の前に現れたこの人。
400年も前に生きて・旅して・不遇のうちに死んだ彼。太平洋大西洋を横断して、使命を果たすべく苦しい旅の途次にあった人。なんと麗しい日本の装束に身を包み、絵の中に姿をとどめていることか。なんだか隣のおじさんといった風貌なんだが・・・。
そして、仙台市博物館から彼が持ち帰った(ローマ市公民権証書 1615年11月支倉常長宛)(支倉常長肖像画)(パオロ5世肖像画)の複製が展示されていた。いずれも国宝。その肖像画とローマから来た肖像画は当たり前ながらそっくりで左手に同じ指輪をはめている。虎は死して皮を留め人は死して名を残すというけれど、 支倉常長もこの肖像画で『以って瞑すべし』、か。

今回の展覧会、ボルゲーゼ美術館の選びぬかれた約50点の珠玉の名品ということで、確かに中性の絵画に比べれば、文芸復興、変化ありと言うことが良くわかる。でも現代の先端に位置する人間から見るとまだまだ古めかしくて、至近距離で見ていると、そんなにも感動しないのだ。でも、不思議なことに離れて見るとすばらしい!と思うのだった。ボッティチェリ の作品も・・。そしてカラヴァッジョも。離れてみると陰影がましていいなーーーと。館の中で、置かれたままの環境で見ることができればもっとすばらしいんだろうなーーーと。
雑踏状態でなかったので、部屋の中央に立って見ることができたのは幸いだった。

三銃士とジョン万次郎

2009-12-08 22:36:26 | Weblog
浜矩子さんが、デュマの三銃士を引き合いに出したので、思い出した。
娘が言う。
小さいときにママはしょっちゅう私に言っていた・・《あのな・・世の中には面白い本があって・・・デュマの三銃士なんかすっごくおもしろい・・・そういうのをを、ちわきにくおどる・・・と、いうんよ。》そして最後にいつも叫んでた!《アトス・ポルトス・アラミス・・・ダルタニヤーーーン!!》
昔のことは、真偽不明。

しかし、これは確か、tesyukeが証明者。
娘が幼稚園ぐらいのときの話。ドライブ中に・・
むすめ:《パパ、じょんまんじろうって何?》
父親 :《ジョンという犬がな・・道を歩いていると饅頭があったんや。それを食べたそうにじろっと見たんや。それを略して・・じょん・まん・じろう・・って言うのや。》
娘:《ふーーん》
話はこれで終わり・・・のところだが・・
何年もたって、娘が言った。《よそでこの話をして大笑いされた!パパの話は信じへん。》

そんな、何年も信じているなんて、親もびっくり。以来、我が家では、眉唾物の話がでると、それはジョン万次郎と言うことになっている。

キャンパスプラザ京都主催の21世紀学講座

2009-12-06 00:20:03 | Weblog
キャンパスプラザ京都主催の21世紀学講座を運良く聞きに行くことができた。

「達人たちの知恵-21世紀を生き抜く-」三回シリーズで講師は以下の方。 
「悩みの達人」姜尚中氏(東京大学大学院教授)
「経済の達人」 浜矩子氏(同志社大学大学院教授)
「ことばの達人」 谷川俊太郎氏(詩人・翻訳家・絵本作家)

最終回・11月29日は詩人の谷川俊太郎さんでこれは対談形式だった。
前の二回に比べずいぶんリラックスした感じ・・。谷川俊太郎さんの自作詩の朗読もあって楽しかった。案外小柄な方なのに大きく見える・・。谷川さんは、のっけから達人などとはおこがましい・・職人という言葉が気に入ってますと、おっしゃる。で、ことばの職人の第一声は《私は恵まれて育った》。恵まれていたので、自己表現しなくてすんだ、と。それを聞いて対談者が、谷川さんは宇宙人のような感じの方ですなーー!自分の父と同世代だが谷川さんと父親は結びつきません。
初期の詩《二十億光年の孤独》に現れる自分の感受性のタイプが今も続いている。自分は詩の百貨店。日々の暮らしの中に転がっている言葉を再活性する民衆中に生きる現在の吟遊詩人です、と。
そして、世界は存在と言語でできている。存在を確信しないと言語に惑わされる。21世紀を生き抜くには《普通の人間が、言語化できない原始の感覚を取り戻すこと》とが必要と。
《夫婦はちゃんとした言葉を使わなくてもコミュニケーションとれてる》なーーーーんて、言っておられた。これには異議あり。tesyukeはいつも主語が無い!意味不明!非論理的!言ってることがわからん!と、言われて続けております。

前の二回といえば、tesyukeは完全にミーハー状態で、生(なま)姜尚中・生(なま)浜矩子を見ようというのが目的。しかしミーハー魂完全に玉砕! 中身の濃い講演で、寝ながら聞き流すことなくメモまでとる始末。近来ないこと!

「悩みの達人」姜尚中氏 声が静かでソフトな話し方。聞かすな・・!はいはいはいと、いつの間にか納得させられている・・
90分フル活動で聴取をひきつけていくのはすごい!《同じ話で北から南まで行脚すると、内容も練れるか?》などと、ちょっと皮肉っぽく思いたくなるぐらい、一分一分に言葉が詰まっていた。
今売れている著書の「悩む力」(夏目漱石やウエーバーを通して現代を考える?)をベースに自分の生い立ちを絡めての話だった。
姜さんの子供時代から話は始まるから、戦後の歴史を駆け足で解説してもらったようなもの・・・
で、最後に曰く、20世紀が目指したアメリカ的ライフスタイルは終わった。しかし、新しいものが見えてこない。言えることは、《身の丈で生きていく・自分の本性にあった生活をする》べきという事だ、と。そして、自分が評価するのは《一貫している人》だ、と。
こんなことも・・*日本語は世界化するポテンシャルを持っている!母語でない日本語を駆使する人が活躍する用になるだろう *中国・アメリカに勝るのは環境力! *安値競争でなく高付加価値のものを!
そうそう、博愛なんどという言葉も 飛び出してました・・

「経済の達人」 浜矩子氏 今テレビで売り出し中の方。ほんとにクールで一本調子の話し方に独特の癖がある。経済音痴tesyuke、あーそうなんですか、なるほどなるほど・・・と納得、そんな感じ。この方も姜尚中氏同様、無駄な時間がない・・ぎっしり言葉が90分に詰まっていた!
経済の達人というものがいないから今の現状があるとまずはパンチ。
これを言うとやばいが・・といいつつ《アメリカ経済のハーフサイズ化を促すドル安》が良いと・・
経済活動は人間の営み、しかしリーマンショックは経済の脱人化で、経済の世界から人が消えた、と。経済活動は人・金・物を一辺とする正三角形が理想的姿。が、金融証券化で本来は人が人を信用する経済世界が、信用の成り立たない世界になってこの三角形は空中分解。
そしてこの言葉を!《ミネルバのフクロウはたそがれ時に飛び立つ》・・ある時代を限定していた発想の体系(知恵)が役割を終えた時、中から新しい夜明けの知恵が生まれる・・・混迷→黎明→曙→新しい知恵・・・新しい知恵が生まれてこないと正常の方へ戻らない、と。
経済活動を達人化の世界へ戻すには《一人は皆のため、皆は一人のため!one for all, all for one 》の精神で行かなくちゃ行けません・・、と。シビアでクールな表情からこんな言葉が出てくるとは思わなかった。
でも・・最後にデュマの三銃士のフレーズが出てきてtesyukは大喜び。(デュマの大ファン)
tesyukの次元の頭には、近頃の安売り合戦にふれて曰く、安すぎるものの裏には泣いている人がいる。人の生存を脅かす値段はいけませんと言うくだりがフィット。

三人の話には宇宙人やら友愛がポコポコ出てきて、鳩山首相を思い出した。友愛が時代の思想に合致するなら鳩山首相出現というのも偶然でなく必然だったのかも?

こんな日曜日もありました! ②

2009-11-17 15:59:24 | Weblog
日曜日に一人で外出ということは少ないのだが、たまたま今週(15日)はこんなぐあい!
大学コンソーシアム京都が主催して《2009年度京カレッジ 21世紀学講座》と言うのが学生・社会人対象三回シリーズで開催された。それに運良く参加できることになった。午後2時から。
せっかくの日曜日の外出・・一日を有効に使おうと・・・

*朝からまず英語のレッスンに。
*次は京都駅伊勢丹の駅ミュージアム・・《円空・木喰展》・・に。
これが良かった!しかし、あーー時間を気にしながら見るべきではなかった・・と、終始反省もの。もう一度行きなおそうかと思うほど。
この二人の作品は今まであちこちのお寺で見てるのだが、これだけ大作が並ぶと壮観。ミュージアムの薄暗い室内の照明の下にある仏像は、村の小さなお堂の中にあるものとは違った雰囲気。で、素朴さをあまり感じない。芸術作品ですよ芸術作品と言われているような感じ。とは言え、鑿(のみ)の痕一筋一筋までよく見えて、いつまでも見ていたい気持ち。
時計を気にして、早々に退去。キャンパスプラザ京都へ21世紀学講座を受講。
今回は、「経済の達人」と題して 浜矩子氏の講演だった。

*21世紀学講座
コンセプトは、《21世紀の最初の10年間を「混迷期」「黎明期」「曙期」ととらえ、現代社会がどうなっているのか、今後、どうあるべきかについて考える講座です。今年度の講座では、100年に一度と言われる大不況のもと、仕事や生活をしていく上で、物事に悩み、それを克服し、それを表現することについてスポットをあてます。各回において、さまざまな分野でご活躍されている達人にテーマごとに語っていただき、物事の考え方、見方、生き方から、21世紀を生き抜く知恵や活力を学んでいただきます》
「達人たちの知恵-21世紀を生き抜く-」
1 10月25日(日) 「悩みの達人」姜尚中氏(東京大学大学院教授)
2 11月15日(日) 「経済の達人」 浜矩子氏(同志社大学大学院教授)
3 11月29日(日) 「ことばの達人」 谷川俊太郎氏(詩人・翻訳家・絵本作家)

こんな日曜日も・・ありました!①

2009-11-13 01:33:12 | Weblog
ほぼ一週間前になってしまったが、8日の日曜日。
朝から庭に出てみると、おやおや、なにこれ?木の茂みに直径10cm位の小さな巣を見つける。もう鳥はいない。残念。もっと早く気が付いておればよかった・・どんな鳥が作ったんだろう?いろんなものを集めて作っていて、ビニールの紐がひらひらとたれている。

眺めていると、ピンポン。おやおや宅急便。ダンボールを抱えている。
これはびっくり北海道からジャガイモが送られてきた!土付き無農薬の北あかり。『北海道優良民宿グループプレゼント係』から。思い出した。8月末の北海道旅行での話。根室で泊まった民宿のおばさんが、民宿グループで作っている観光用の冊子をくれた。プレゼント用応募券に判を押しながら、『海の物・陸の物と両方良い物が手に入るんで、うちがこれの担当なんよ、送り先はここよ。送ってきてね』と。その応募券を送ったのだった。ラッキー!これは朝から縁起がよい。

一人ニコニコしていると、hus.が、『今日は、黄檗の陸上自衛隊宇治駐屯地が創立58周年記念行事で、一般に敷地内を開放していて、見学できるらしい。行こうよ・・』と。えっ自衛隊?・・・『おいしい蕎麦食べさすし・・。』うーーん、いいとこ突いてくる!どうやらhus.はレンガの建物の写真を撮りたいらしい。レンガのタワー状の建物が外から見えているという。自衛隊が黄檗にあるのは知っているが興味もないしで実際どこにあるかは良く知らない。

で、行ってみると、結構な人出。自衛隊員OBの人が懐かしそうにしゃべっていたり・・、屋台も出て・・、ちょっとしたお祭り。が、それをよそ目に見てお目当ての建物へ。レンガ造りのタワーは旧給水塔だった。
100年ちょっと前に建造されていて、今は最上階が展望室のになっていて、宇治市の四方を見渡すことができた。これができたころは・・(干拓で消えた)小椋池がずーーっつと広がっているのが見えたのだ!今は昔。

構内には当時のレンガの建物がいくつか残っていて今も使用されている。給水塔横にも小さなレンガの建物があり、彰史館と言う資料室になっていた。出征兵士の武運を祈る寄せ書きの日の丸(写真)や千人針が展示されていた。地元黄檗の方のものらしい・・・。

車を残して門の外へ・・・お蕎麦屋さんへ。
お腹いっぱい・・で、ひと歩きしようと、満腹寺もとーーい、万福寺まで行く。万福寺はお寺らしいお寺でtesyukeは好き。いつもは車で行くので、黄檗駅からこんなに近いとは思わなかった。中まで入るつもりはなかったのに・・何々《ほていまつり》えっ入山料無料! ラッキー。

いつもは、修行僧への妨げにならないように、静かに静かにと気を使うお寺なのに、今日はお坊さん方いずこへ? 縁日出店、ミニライブ、布袋尊法要・・・。大きな魚板の吊り下げられている回廊には手作りの店が並び・・・ふしぎな光景。
大雄宝殿で中国のお坊さん達かしらと思われる男女の一行に出会う。頭をそった人たちはグレーや茶色の僧服っぽいものを着ている。中国と縁の深い寺だし多分・・・。で、普通の服の若い女性に声をかけると、なーーんと、一行はベトナムの人達。彼女はノルウエーに住んでいると! なんだか不思議なご一行。お寺のにぎわいに驚いた様子で、毎週こんなににぎやかなのかと、逆に聞かれてしまった!

門を出ると、《山門を 出れば日本ぞ 茶摘み唄》の句碑。‘ほていいち'のにぎやかさが日本的だったせいか、この句に同感するいつもの感慨は沸かなかった。
おやおや、《ほていいち・・毎月8日》と看板が。毎月しているとは知らなかった。新規参入やね!こうぼうさん・・てんじんさん・・ほていさん・・。

かくして日曜日は暮れぬ。

ルーブル美術館展 京都&大阪

2009-09-25 15:45:32 | Weblog
京都市美術館のルーブル美術館展チケットを買ったのは随分前。
20日に行った友達が、すご―――い人出!と、悲鳴を上げてメールをよこした。
んで、週末はすごいことになるんでは?と、金曜日(今日)の朝の7時半に家を出て、美術館へ!
8時25分で、100人近くが並んでいた。
9時より少し早く開館。一室目をパスして人のまばらな二室目からスタート(かしこい!)。
フェルメールの‘レースを編む女’をゆっくり・ゆっくり・ゆっくり鑑賞した。単眼鏡持参で、レースを編む手元もばっちり。ここだけは一列で見られるように柵があり前列は一人ずつの移動。後から前へ押し入るなんてことはできません・・・

ビッグネームとしてはレンブラント‘自画像’・ベラスケス‘王女マルガリータの肖像’・ルーベンス・ファンダイク・ブリューゲル等々。
==17世紀ヨーロッパ絵画==を3分野に分けてあり、理解しやすい展示だった。17世紀は面白い世紀だな・・・近い過去と言うか・・・現代の入り口というか・・・
人のまばらなところでの鑑賞がだんだん人に抜かされだして・・・でも、ゆっくり見ることができた。
で、最後に入り口に戻る。ワーーー、すごい人ごみ。71点の絵画だったので見疲れることもなかった。

それに比べれば、18日に友達と行った大阪中ノ島・国立国際美術館の‘ルーブル美術館展・美の宮殿の子どもたち’の方は、子ども連れも多く芋の子をあらうようだった。バギーに乗った幼児なんかは泣き叫んでおり、込み合った中、見えるのは人の足だけなのでは?と、かわいそうだった。

こちらの展観は7章に分けたコンセプトにあわせての絵画彫像の選択。で、各章とも展示品がエジプト・ギリシャから17世紀以降まで飛ぶので、そこがちょっと残念と言う感じだった。
絵画彫像の質と言うより‘時代変遷のなかでの子どもの描かれかた’を見るのが主点。で、こまごまと220点近くあり疲れた。

もっとも、大阪のほうは京阪の新路線・中之島線に乗ってみると言うのが主目的だった。で、美術館を出て中之島をうろうろ。水都大阪2009のイベントがあって、アーーこれが大阪府知事と市長がコマーシャルしているやつやねーーと・・・。
八軒屋浜付近まで歩いてきて大歓声!フローティングダックが見え出したのだ。
フランス、ベルギー、ブラジルなど、世界中を旅してきたヒヨコのような黄色い子アヒル、ラバーダック。
巨大な姿見た瞬間、皆ニコニコ、テンションがあがりました!

今年も*ゴーヤジャム

2009-09-14 00:04:05 | Weblog
夏中お世話になったゴーヤカーテンもおしまい。
今年は面積あたりのゴーヤ苗の量を、昨年の倍にした。が、多ければいいってものじゃないことがわかった。葉が重なりすぎて暑苦しいし、ゴーヤがどこに実っているのかわかりにくい!

秋風が吹く頃には、ゴーヤを食べるのにも飽いて、ゴーヤはどんどんオレンジ色に。オレンジ色のゴーヤは見るからにゴージャスでおいしそう。眺めているうちに熟れてはどんどん落下。で、慌ててもぎ取り今年も又ジャムを作った。

昨年のレシピを進化させ、今年は種を取った後ミキサーにかけた。種の周りについた甘い赤い部分もストレーナーでこそげとり、ジュース状のゴーヤに砂糖(昨年より多めに)を入れて煮詰めた。最後に多めのレモン汁(レモン1個分位)を加えて出来上がり。

味見をしてもらうと、何のジャム?と聞かれた。そう言われるのもちょっとさびしいが、ゴーヤというと、ああーー、ちょっと苦味を感じるな・・と。
合格!だね。