竹久夢二展が結構いいらしいとのうわさ。で、京都高島屋へ出かけた。
《生誕125年記念 竹久夢二展ふたつのふるさと ふたつのコレクション》
・・・・見ごたえありました!
夢二というやさしげな名前に、あのはかなげな女性の絵・・・
そして流布している女性関係・・と、
なんだかこんな人かなーーと、フィルター越しに見ていたような気がする。
夢二の全体像を円とするならば、ちょっと一部の突出した変形したその部分だけを見ていたような気がする。
そして、何が基準でと言われると困るのだが、夢二をほんまもんの芸術家と見てなかったかもしれない・・
今回の展観は、竹下夢二の全貌が理解できるようになっていて、改めて一時代を築いた人なんだと思った。夢二郷土美術館(岡山市)と、竹久夢二伊香保記念館(群馬県渋川市)の2館のコレクション約400点が出品されている。
岡山の後楽園近くにあった美術館のほうは行ったことがあるが、やっぱり二つそろっての値打ち!
夢二の言葉が展示されていて、・・・文字の代わりに絵の形式で詩を画いてみた・・と、あった。
なるほど、確かに、詩を書くように軽やかに思うままに筆を走らせている・・
なんの苦もなくさらさらと描いているように見える夢二。
が、びっくりしたのは、たくさんのスケッチ帳が展示されているのを見た時。いつも持ち歩いてはスケッチをしていたそうな。なんという努力のあと!
代表的な肉筆画はもちろんだが、書籍の装幀、日用雑貨や浴衣・半襟などのデザインがとってもすばらしかった。(当時はデザインでなく図案!)
間違いなく日本の近代グラフィック・デザインの草分けだ!この方の値打ちの方がウエート高いのでは?と、思うぐらい。で、今も通じる新しさで、会場外の関連グッズ売り場はとってもにぎわっていた。
そうそう、子供への眼が優しいというか・・夢二の童話が出版されているのに驚いた。童謡の挿絵のかわいい子供たち・・
そうそう、平安神宮前にあるあの古い図書館で、夢二は何回か展覧会を開いていて、それの手書きのポスターも展示されていた。残っているのが不思議なぐらい!
竹久夢二・・本名茂次郎(もじろう)。骨太な茂次郎さんが夢二と名乗ることによって、乙女を酔わすような世界を構築したんだね・・・
《生誕125年記念 竹久夢二展ふたつのふるさと ふたつのコレクション》
・・・・見ごたえありました!
夢二というやさしげな名前に、あのはかなげな女性の絵・・・
そして流布している女性関係・・と、
なんだかこんな人かなーーと、フィルター越しに見ていたような気がする。
夢二の全体像を円とするならば、ちょっと一部の突出した変形したその部分だけを見ていたような気がする。
そして、何が基準でと言われると困るのだが、夢二をほんまもんの芸術家と見てなかったかもしれない・・
今回の展観は、竹下夢二の全貌が理解できるようになっていて、改めて一時代を築いた人なんだと思った。夢二郷土美術館(岡山市)と、竹久夢二伊香保記念館(群馬県渋川市)の2館のコレクション約400点が出品されている。
岡山の後楽園近くにあった美術館のほうは行ったことがあるが、やっぱり二つそろっての値打ち!
夢二の言葉が展示されていて、・・・文字の代わりに絵の形式で詩を画いてみた・・と、あった。
なるほど、確かに、詩を書くように軽やかに思うままに筆を走らせている・・
なんの苦もなくさらさらと描いているように見える夢二。
が、びっくりしたのは、たくさんのスケッチ帳が展示されているのを見た時。いつも持ち歩いてはスケッチをしていたそうな。なんという努力のあと!
代表的な肉筆画はもちろんだが、書籍の装幀、日用雑貨や浴衣・半襟などのデザインがとってもすばらしかった。(当時はデザインでなく図案!)
間違いなく日本の近代グラフィック・デザインの草分けだ!この方の値打ちの方がウエート高いのでは?と、思うぐらい。で、今も通じる新しさで、会場外の関連グッズ売り場はとってもにぎわっていた。
そうそう、子供への眼が優しいというか・・夢二の童話が出版されているのに驚いた。童謡の挿絵のかわいい子供たち・・
そうそう、平安神宮前にあるあの古い図書館で、夢二は何回か展覧会を開いていて、それの手書きのポスターも展示されていた。残っているのが不思議なぐらい!
竹久夢二・・本名茂次郎(もじろう)。骨太な茂次郎さんが夢二と名乗ることによって、乙女を酔わすような世界を構築したんだね・・・