tesyukeはお化け屋敷が結構好き。でも、もう何十年も行ってない。比叡山のお化け屋敷も無くなってしまったし・・
今夏の初めに‘京友禅のお化け屋敷’が面白いとのニュースが流れた。行こう!と、hus.に言ったら、・・・行ってらっしゃい・イッテラシャイ(止めだてはいたしません?)。友達に言ったら・・・ちょっと夏は忙しゅうて(行きたい人なんかおらへんのんとちがう?)
やっと一人相棒を見つけたときは、夏の終わり。
新聞の切り抜きを見ながら予約を入れる。友禅染の製造販売会社≪亀田富染工場≫が自社工場に作ったもの。一回10人ずつがはいれて、10分位で終わりです、*日*時にきてください・・
会社の場所は西大路五条。この辺はあまり知らないので場所が分からずちょっとうろうろ。電話で確認すると数メートル先だった。
受付はショップの中にあり、入場料はなしで、商品を1点買えばOK。
お化け屋敷のあとで工場見学もさせてもらったが、この厳しい時代を生き延びるのに、京都の中小企業が努力しているのが良く分かった。この会社、京の染屋さん。絹の反物の染が減ったと言う事情から、今は絹以外のあらゆる素材を染めているとか。それは、一種類の生地を染めていた昔の方が楽でした!と、案内のお兄さん、いやいや副社長。(多分?兄が社長と言っていた)
染めたものを商品にするためアジアへ(安いからと)出すと、日本製とはならないので、京都発にこだわってここの染めの技術を押し出した商品の企画・製造・販売までしていると。
友禅染の意匠で、Tシャツ・ブラウス・小物等々。骸骨模様とかユニークなものもあり若者には結構人気みたい。ちょっと好みの問題もあり、tesyukeはポーチ。友達は手ぬぐいを買った。
客は6人で、時間になるとぞろぞろお化け屋敷まで案内される。途中に話をいろいろ。・・商売としてのお化け屋敷でなくこれはあくまでプロモーション用のもの・・・この工場近くで映画監督の林海象さんが生まれたと言う縁で、彼の協力で作った・・・友禅染と映画の技術の融合した京都らしいお化け屋敷です!・・監督が教授をしている京都造形芸術大学の学生達が手伝った・・・etc.etc.
工場の鉄の階段をがたがた3階まで上っていく。演出でスプレー吹きかけて裏さびれた感じをだしているんですわ・・待合室へ。いよいよ。
二人ずつドウゾ。おばちゃん二人・おばちゃん&娘・ギャル二人 の陣容。
しばしの躊躇の後、tesyukeたちが先陣を切る。友禅の暖簾がかかる入り口から案内されて中へ。
心臓弱かったらちょっと加減しますので・・いえいえ大丈夫、怖いのでお願いします!・・手でたたいたりせんといてくださいね・・はっ?
最初は友禅染の生地を潤沢に使って、こわきれいな空間。おばちゃんたちは布の品定めなどをする余裕ぶり。指示通りに戸を開けたり閉めたりしながら進んでいく。
こわい映像(映写機に布がかぶせてあるのを見つけた)や首がポッと上がったりとか、時々ギョッとさせられるのを‘昔のお化け屋敷っぽいね・・でも、友禅の生地がいいね・・’等と平静を装って進む。
オッ、突然幽霊が出ました。一間ほどの間を行ったり来たりして脅かしにかかる。キャッとは言ったものの幽霊さんの守備範囲が広いので余裕を持って眺められる距離。(こわいけど)こんなんにおどろかへんで・・と、くそ度胸。最後には友達が、幽霊に≪ご苦労さん≫とまで言う始末。人間やったね・と、うれしげな二人。
だんだん道が細くなって、おどろおどろしくなる。友達が角を曲がった瞬間、戸があいて最高の幽霊が出ました!!これが怖かった。血まみれみたいで・・怖くてまともに見れない!
友達は走って逃げてしまって、置き去りにされたtesyukeは怖くて角が曲がれない。つかみかかられるぐらいの距離。キャーでは無くギャーと言う感じ。**サーーン、戻ってきてーーと叫ぶが薄情な友達は戻ってこない。幽霊は戸をあけたり閉めたりと角を曲がってくるのを待ち構えている。行かなしょうないなーーと、出んといてーーーと、叫びながら駆け出す。捕まえられそうなのを逃げてホット一息、はっとこんどは白い幽霊が浮かぶように・・・
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー、出口。転がり出ました、待合室。
5人が大笑いしている。
ハイ次のグループ。おばちゃん&娘さん。中で叫んでいるのが聞こえてきて、思わずにやっとしてしまう。娘さんが飛んで出てきてこける。
最後はギャル二人。入ったとたんからキャーキャー。すでに経験済みの四人うれしげに顔を見合す。今あのへん・・この辺・・怖いで・・怖いで・・と、言う感じ。
最後に特大の悲鳴とともに転がり出た二人、出口のところに折り重なってはあはあ言っている。
怖かったね・・と、満足げな6人。久しぶりにいい悲鳴あげました。
総括:若いほど怖がり度が高い。浮世の垢にまみれると怖いものがなくなるんだろうか? 今日のグループ3組。平均年齢が若くなるにしたがって、悲鳴の量が多かった。もうちょっと悲鳴を上げられるよう気持ちを若く持たねばならない?か・・
写真・入り口で説明を受ける
今夏の初めに‘京友禅のお化け屋敷’が面白いとのニュースが流れた。行こう!と、hus.に言ったら、・・・行ってらっしゃい・イッテラシャイ(止めだてはいたしません?)。友達に言ったら・・・ちょっと夏は忙しゅうて(行きたい人なんかおらへんのんとちがう?)
やっと一人相棒を見つけたときは、夏の終わり。
新聞の切り抜きを見ながら予約を入れる。友禅染の製造販売会社≪亀田富染工場≫が自社工場に作ったもの。一回10人ずつがはいれて、10分位で終わりです、*日*時にきてください・・
会社の場所は西大路五条。この辺はあまり知らないので場所が分からずちょっとうろうろ。電話で確認すると数メートル先だった。
受付はショップの中にあり、入場料はなしで、商品を1点買えばOK。
お化け屋敷のあとで工場見学もさせてもらったが、この厳しい時代を生き延びるのに、京都の中小企業が努力しているのが良く分かった。この会社、京の染屋さん。絹の反物の染が減ったと言う事情から、今は絹以外のあらゆる素材を染めているとか。それは、一種類の生地を染めていた昔の方が楽でした!と、案内のお兄さん、いやいや副社長。(多分?兄が社長と言っていた)
染めたものを商品にするためアジアへ(安いからと)出すと、日本製とはならないので、京都発にこだわってここの染めの技術を押し出した商品の企画・製造・販売までしていると。
友禅染の意匠で、Tシャツ・ブラウス・小物等々。骸骨模様とかユニークなものもあり若者には結構人気みたい。ちょっと好みの問題もあり、tesyukeはポーチ。友達は手ぬぐいを買った。
客は6人で、時間になるとぞろぞろお化け屋敷まで案内される。途中に話をいろいろ。・・商売としてのお化け屋敷でなくこれはあくまでプロモーション用のもの・・・この工場近くで映画監督の林海象さんが生まれたと言う縁で、彼の協力で作った・・・友禅染と映画の技術の融合した京都らしいお化け屋敷です!・・監督が教授をしている京都造形芸術大学の学生達が手伝った・・・etc.etc.
工場の鉄の階段をがたがた3階まで上っていく。演出でスプレー吹きかけて裏さびれた感じをだしているんですわ・・待合室へ。いよいよ。
二人ずつドウゾ。おばちゃん二人・おばちゃん&娘・ギャル二人 の陣容。
しばしの躊躇の後、tesyukeたちが先陣を切る。友禅の暖簾がかかる入り口から案内されて中へ。
心臓弱かったらちょっと加減しますので・・いえいえ大丈夫、怖いのでお願いします!・・手でたたいたりせんといてくださいね・・はっ?
最初は友禅染の生地を潤沢に使って、こわきれいな空間。おばちゃんたちは布の品定めなどをする余裕ぶり。指示通りに戸を開けたり閉めたりしながら進んでいく。
こわい映像(映写機に布がかぶせてあるのを見つけた)や首がポッと上がったりとか、時々ギョッとさせられるのを‘昔のお化け屋敷っぽいね・・でも、友禅の生地がいいね・・’等と平静を装って進む。
オッ、突然幽霊が出ました。一間ほどの間を行ったり来たりして脅かしにかかる。キャッとは言ったものの幽霊さんの守備範囲が広いので余裕を持って眺められる距離。(こわいけど)こんなんにおどろかへんで・・と、くそ度胸。最後には友達が、幽霊に≪ご苦労さん≫とまで言う始末。人間やったね・と、うれしげな二人。
だんだん道が細くなって、おどろおどろしくなる。友達が角を曲がった瞬間、戸があいて最高の幽霊が出ました!!これが怖かった。血まみれみたいで・・怖くてまともに見れない!
友達は走って逃げてしまって、置き去りにされたtesyukeは怖くて角が曲がれない。つかみかかられるぐらいの距離。キャーでは無くギャーと言う感じ。**サーーン、戻ってきてーーと叫ぶが薄情な友達は戻ってこない。幽霊は戸をあけたり閉めたりと角を曲がってくるのを待ち構えている。行かなしょうないなーーと、出んといてーーーと、叫びながら駆け出す。捕まえられそうなのを逃げてホット一息、はっとこんどは白い幽霊が浮かぶように・・・
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー、出口。転がり出ました、待合室。
5人が大笑いしている。
ハイ次のグループ。おばちゃん&娘さん。中で叫んでいるのが聞こえてきて、思わずにやっとしてしまう。娘さんが飛んで出てきてこける。
最後はギャル二人。入ったとたんからキャーキャー。すでに経験済みの四人うれしげに顔を見合す。今あのへん・・この辺・・怖いで・・怖いで・・と、言う感じ。
最後に特大の悲鳴とともに転がり出た二人、出口のところに折り重なってはあはあ言っている。
怖かったね・・と、満足げな6人。久しぶりにいい悲鳴あげました。
総括:若いほど怖がり度が高い。浮世の垢にまみれると怖いものがなくなるんだろうか? 今日のグループ3組。平均年齢が若くなるにしたがって、悲鳴の量が多かった。もうちょっと悲鳴を上げられるよう気持ちを若く持たねばならない?か・・
写真・入り口で説明を受ける