JRで琵琶湖大廻りはみんなが知っている。一度行きたいねーーーと、おばちゃんたちのささやかな夢。行くんやたら雪の頃!と、友達。
で、いよいよその時が。7日に京都駅に集まったのが、物好きな5人。まずは京都から大津までの切符を買う。190円なり。琵琶湖線で二駅の距離。それを、京都の次の駅山科から湖西線で琵琶湖の西側を湖北まで。近江塩津で乗り換えて北陸本線で長浜・米原・彦根と通って大津までの3時間の旅。
とにかく改札から外へは出られないと言うのがお約束事項。近江塩津で直ぐに乗り換える?1時間後の列車にして駅にいてる?な・に・な・に・駅に一軒うどん屋さんがある? へーー、そんなさびしい駅でうどん屋さんもうかるの? 外からも入れるみたいよ。まあまあよその商売の心配したげんでも・・・・と、おばちゃんはかまびすしい。
まずは、京都駅10時45分発の新快速敦賀行き。またまたJR事故で、15分延着。このごろ延着多いね・・・・・・。これで、否応無く近江塩津で、一本電車を遅らせることに決まり。tesyuke達の平日・昼間の湖西線のイメージは、のんびり・閑散。座って、しゃべり放題・食べ放題・飲み放題の琵琶湖周遊、のつもりで、あった。
網干からの新快速、それなりの込み具合で、かろうじて席を確保。通路を***歩こう会の旗を持った団体が通る。フーーン、歩こう会じゃなくて座ろう会かぁ・・・。またまた***健康友の会と言う旗を持った団体が通る。何じゃこれは?もう座る余地の無い込みよう。この人たちは・・も・し・や?うーーん。横に立っているグループにどこにいかはるんですか?と聞く。苦笑して・・それが・・どことも・・実は琵琶湖ぐるっと廻るというのでついてきたんです。ふむふむ、一緒ですやん!
途中で12両中8両を切り離し、身軽くなって列車は湖西をひた走り。湖を見たり冠雪の山を見たりと1時間強。あっという間だった(11時に京都発、12時16分近江塩津着)。近江塩津駅、予想は的中。降りる降りる、歩こう会も健康友の会もみーーんな降りた。予想より暖かい日でプラットホームにいても吹き飛ばされることも無く・・残念ながら雪は見当たらない・・。
大集団が改札付近へ大移動。うどん屋さんがごった返している。友達の一人が早くに駆け込んで席を確保してくれていた。それでも6番札。1番さ--んできました!なんと16人分?1時1分発の電車に間に合うか心配になる。猫の手も借りたいような込み具合、誰が商売の心配してあげてたん??と、大笑い。きつねうどんに分厚い蓬餅まで入って良心的な美味しいおうどん、500円。お餅をフライパンでゆっくり焼いてはったわ・・と、誰かが言う。主婦やね。
ぎりぎりに食べ終わって、ホームに上ったときには列車はもう待機中。ほぼ満席で空席を探して先頭車両まで。あと、2時間やね。常は湖南をうろうろすることが多いので、琵琶湖も北となると不案内。余呉湖を過ぎて雪の伊吹が見えるはずが、あいにくの曇り空。この辺り車で個別に尋ねることは多い。木ノ本しかり。高月しかり。長浜しかり。でも、JRで北から南に移動したことがないので、滋賀県の市町村はこの順番に並んでるんだ!などと興味しんしんん。
米原を過ぎると、おなじみの駅が並んで・・・・、ついに大津駅。ハイハイ、ここでも民族の大移動。改札を出るときに乗車記念のはんこを押してもらって、切符を持ち帰り(写真)。コーヒー飲みながら、また行く?
乞う、次回。