脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

まるで魔法使いのおばさん!?

2009-02-15 21:58:12 | Weblog
お天気が良いし、暖かかったので、買い物でスーパーマーケットに行きました。
買い物の時はいつも、リュックを持って行きます。この方が、杖歩行なので、都合が良いし、安全ですから。

スーパーマーケットは、売り場が広いので、品物を探すのに、結構歩き回ります。
買った物は、次々にリュックに入れて貰います。次第に背中が重くなって来ますので、良いリハビリに成ります。

最後にほうきとちりとりを買ったのですが、ほうきがリュックに入らずに、困りました。レジの方が、笑いながら「こうしたら入りますけど・・・・?」とほうきを逆さに入れてくれました。

「まるで、魔法使いのおばさんですネ」と私も可笑しくってプッと噴き出して。
でも仕方が無いので、そのままタクシーに乗ったら、運転手さんが「私が持って行ってあげますから」と、ほうきをリュックから抜き取ってくれました。
余程可笑しい格好をしてたのでしょう。(苦笑)

リュックも重くなって、付加が掛かった状態で、店内を随分歩き回ったので、本当に楽しみながら、リハビリが出来たと思います。

リハビリは誰にとっても決して楽しいと思える事では無いですが、自分がどう考えるかと、どんな方法で行うかで、リハビリが辛く思えたり、楽しく思えたりすると、私は考えています。

皆さんもいかにしたら、楽しくリハビリ出来るかを、考えてみては如何ですか?


酷い黄砂

2009-02-13 13:11:32 | Weblog
今朝もやが懸かった様に黄砂が舞っていました。気象庁の発表では、6m先が見え無い状態だったそうです。

毎年の事ですが、洗濯物は外に干せないし、マスクを掛けてないと、私の場合喘息が酷くなるので、本当に厄介なものです。
でも考えてみると、中華人民共和国の奥地から、この日本まで飛んで来るのですから、凄いですヨネ。

もしこの条件を悪用されたら、日本は一溜まりも無いです。
インフルエンザも、鳥インフルエンザも、コレラも全て、中華人民共和国が発症の地なのですから、日本だけで、食い止めようと努力しても、根本を解決しなければ、結局永遠に、解決出来ないのです。

と云う事は、責めてアジア圏内だけでも、お互いを理解し、尊重し合って、仲良く生きる事が、大事に成ります。黄砂の問題から、こんな平和問題まで考える私が変なのか?解りませんが、共同研究をしない限りは、この黄砂も、インフルエンザも、解決しないのですから。

21世紀を担って行く若者達に、是非お願したいものです。


可愛い恋人達

2009-02-12 18:11:05 | Weblog
昨年、私の担当の先生方に赤ちゃんが生まれました。男の子も女の子も、可愛くって、今年のバレンタインデーには、まだ食べられ無いと解ってるけど、つい贈ってしまいました。

赤ちゃんってどうしてこんなに可愛いのでしょう!
私自身は、子供が出来なかったので、特に可愛く感じるのでしょう。
これから、毎年可愛い恋人が出来て本当に嬉しく幸せです。

先生方には、迷惑でしょうが(勘弁して下さいネ)
私の心が、ウキウキしてリハビリもいつもより、多目にやれました

いよいよ花粉本番です

2009-02-11 15:48:39 | Weblog
毎年花粉症の予防に鼻に注射をする治療を受けています。この治療を受けると、一度で、一年間効き目が持続出来るので、とても楽なんです。

今年も受ける予定でしたが、転倒で入院したのもですから、その時期を逃してしまい、ついつい行きそびれてしまいました。

今朝息苦しく目覚めたら、鼻が詰まってます。しまった!遅かった!でもあとの祭りです。
この治療は、滝口耳鼻咽喉科医院で受けるのですが、院長が患者さんに病状や治療法を、親切丁寧に説明して下さるので、どうしても、待ち時間が長くなってしまいます。

他の病院で治らなかった患者さんが、最後の拠り所として、院長の所に来て完治して貰えるので、患者さんが、集まって来てまた、待ち時間が長くなってしまいます。それでも、やっぱり患者さんは、治して欲しいから、頼って来られるのです。

私のやっぱり行かなくっちゃ!

皮果物は皮ごと食べる!

2009-02-10 20:35:39 | Weblog
NHKの復活の日と云う番組で、脳梗塞で身体麻痺の後遺症と戦って、社会復帰をするまで、リハビリするドキュメントが、この数回放送されています。私も何回か観てますが、どの患者さんも、私達と同じ様にリハビリを努力されてます。

却って、私達より良い境遇に在る患者さん達です。例えば有名な女優さんとか、メディアに名が知られてる方達だったりですから。
私にしたら、私達の方がもっと、リハビリに努力してるし、諸条件で苦労してる事が多いです。

以前脳梗塞の患者さんが、料理をする方法を放送してましたが、私などそんな事毎日やってる事で、何もじまんする程のものではないです。
また、日本人は良く果物の皮を剥いて食べますが、一番栄養価が高い部分を捨てて食べるなんて勿体無いです。

私は殆どみかん以外は、皮ごと食べます。勿論林檎、葡萄、梨、桃、杏など全てです。バナナは駄目ですが・・・・・!
皆さんも出来るだけ皮ごと食べる様に努力してみて下さい。もしどうしても駄目なた、皮ごとしっかり噛んで、皮だけを出す様にすると、良いでしょう。

一番栄養が有る所を捨てては、本当に勿体無いですヨ

今日は日曜日で~す♪~

2009-02-08 12:59:11 | Weblog
脳梗塞患者の殆どの方は、仕事だった方の様です。私も例外無く仕事人間でした。仕事が趣味、仕事大好き、仕事をしてたら幸せって感じ(-~-)

脳梗塞で倒れて、突然仕事を失い、何も出来無い麻痺状態の体に成ったのに、頭の中や、身体の中にしみ込んだ時間の観念や、行動パターンは、8年経っても、まだ取れません。

月曜日に成ると『さ~一週間の始り!』と考えてしまうし、だからどうする事も無く、ただ、いつもの日常生活を送り、リハビリに行くだけ。
そして、土曜日になると『明日は日曜日だ!』って馬鹿みたいにこれの繰り返し。

日曜日は『今日は休みだ~』って何故かテンションが上がる。
何もする事無いのに。皆さんはどうでしょう?
でもいつかこの気持も、静かに薄れていくのでしょうか?

兎に角今日は日曜日ですから、皆さんもゆっくり休んで、楽しい事を考えましょうネ


転倒の原因

2009-02-07 11:38:24 | Weblog
脳梗塞で麻痺に成ってリハビリ中の患者さんが、最も歩き難く、転倒の原因はm足首が、動き難い事ですヨネ。特に補助具を着けてる患者さんは、足首を固定されてますから、ますます歩き難いです。

でも足首が、時につま先が上がらないと、躓きますから、最も大切なリハビリです。私達は、殆ど下を向い歩いてますが、つま先までは、見えません。
それに自分の足が、どれ程上がってるかも感覚が、有りません。

それで僅かなデコボコでも躓いてしまうのです。私もそうでした。
私の大切な友人で、とても行動的な人なのに、歩道のマンホールの段差に躓いて、大怪我をしたそうですから、私達が通常生活で、如何に危ない状態に在るかが解りますヨネ。

でもテレビを観てる時一寸自分の手で、足首を動かす、自分で意識的につま先を上げ下げする。こんな簡単なリハビリでも私の体験では、とても有効です。

リハビリは、病院や、施設で行うものでは無く、日常の生活の中で、楽しみながら自分で工夫して行うもの、が私のモットーです。

皆さんも、周りから言われるからするー>自分から楽しんでやるに替えてみませbか?回復も早く成りますヨ。保証します。


張り切り過ぎ!

2009-02-06 10:52:22 | Weblog
昨日、病院に行って、担当先生から、親切に怪我の治り具合を、説明して頂いて「1ヶ月位は、かかりますから、ゆっくりリハビリを始めて下さい。」とリハビリの許可を頂いたので、嬉しくなってつい、帰りに三越に行きました。

久し振りだったので、春のムードにつられて、あちこち見て歩いてたら、お腹が空いて来て、食品売り場で、色々買い過ぎてしまいました。(あちゃ~)

いつも持ち歩くリュックに入れて貰って、『そうだリハビリで歩いて帰ろう』と、帰り始めたのですが、欲張りばあさんで、リュックがドンドン重く感じて、後5分で家~って所で、ついにタクシーに乗ってしまいました。

運転手さんが、「この寒い日にどうしてそんなに汗を掻いてるのですか?」って不思議そうに、言うのですが、「欲張り過ぎて」何て恥ずかしくて言えない。

皆さんもリハビリは、焦ら無いで、のんびり行って下さいネ。オオ幅でゆっくり歩く事は、リハビリには、良いですから。

ブログを書き始めた訳

2009-02-05 21:26:56 | Weblog
私が脳梗塞で倒れたのは、平成12年10月2日でした。朝6時に目が覚めた時、左腕が肩から、力無く垂れ下り、ベッドから、起きようとしても、足が動か無い!おかしいと直感したので、友人に電話して、病院に連れて行って貰う様に頼んだ所までは意識が有ったのですが、その後はICUデ、気付くまで、全く解りません。

友人の話では病院に着いた時は、既に心肺停止状態だったそうで、電気ショックを3回掛けて蘇生させたとの事でした。その状況は、私の記憶の中では、暗黒の中遠くに見える光り輝く美しい所へ行きたくて、一生懸命走っていました。するとその時、まっ白い稲妻が初めは遠くで光、続いて背中の後ろで光、最後は私の頭に直接落ちました。そして、「00さ~ん!」と大声で私の名前を呼ばれ「は~い」と返事をしたじょうたいでした。

それからの私の人生は180度引っ繰り返ってしまい地獄でした。リハビリが、始まっても、ぴくりともし無い左半身の麻痺。絶望のどん底でした。それからのリハビリが8年続いてます。

今では、左手の指もゆっくりですが、動き始めましたし、杖歩行で、近くなら歩いて行けます。絶対諦めない事、マイペースで行う事。他の患者と競わ無い事。ゆっくりのんびり、リハビリを楽しんで行いましょうネ。

朝のリハビリ

2009-02-05 09:15:26 | Weblog
脳梗塞患者には、朝の起きがけが一番転び易いですから、目が覚めても、身体は起こさず、ゆっくり、今日は何日?何曜日?此処は何処?など自分の置かれてる状況を考えましょう。

元気な方達には、馬鹿馬鹿しいと思われるでしょうが、患者さん達は、病院だたり、自宅だったり、施設だったりと自分が居る場所が変わる事も多いですから、必ず、この自問自答を続けるのが、痴呆防止にもなります。

それから、身体が温まって来てから、ゆっくり起き上がって、行動を始めましょう。家族の方達は、この時、絶対に患者さんに急がせ無いで欲しいです。

患者さん自身は、自分の行動がゆっくりしか出来ない苛立ちを、常に心に持っていますから、行動を催促したり、急がせたりすると、焦って身体が硬直し、余計動か無く成ります。

家族の方にお願いは頑張って!と言わないで欲しいのです。患者さんは、言われなくても精一杯頑張っているのですから。急がない。ゆっくり。と声を掛けて上げる方が、却って早くスムースに行動できるのです。

今日も寒い日に成りますが、リハビリは自分が回復する為に行うものですから、焦らず、マイペースで行いましょうね