2019年3月14日(木)、英議会(下院)は、413対202の大差でEUに離脱延期を求める決議を可決した。
メイ首相は来週、EUとの離脱案をみたび投票にかける予定(これまで2回否決されている)。
これが可決された場合、離脱に必要な法制度を整備するため6月30日までの延期要請となる。
しかし、来週にEUとの離脱案が可決される可能性はほとんどないと思われる。
その場合に、離脱をどのぐらい延期要請するかは決議に明記されていない。
今後の焦点は、EUがどの程度の離脱延期を認めるか。
EU首脳からは1年とか2年とかいう数字が出てきているが、決定にはEU全加盟国の同意が必要。
延期期間がどうなるか、注意してみていきたい。