2018年11月6日(火)におこなわれる米中間選挙で、共和党が上院でひきつづき過半数を維持する可能性が高まっている。
現在、上院は共和党51議席、民主党49議席。このうち33議席(うち共和党8議席)が今回改選。同時に、ミネソタ(現民主党)とミシシッピ(現共和党)で議員辞職にともなう補欠選挙がおこなわれる。
ウォールストリートジャーナルによると、民主党はノースダコタで現職が共和党新顔に差をつけられている。
また、一時は民主党新顔が共和党現職に肉薄していたテネシーとテキサスで、民主党候補が失速している。
こうした中、激戦が続いているのは現職が共和党のアリゾナとネバダ、現職が民主党のフロリダ、インディアナ、ミズーリの5選挙区。
民主党が過半数(51議席)を奪取するには、ノースダコタで勝利しなおかつ5激戦区のすべてで勝利する必要がある。現在のところ、それはほとんど不可能という状況にある。
民主党候補は寄付金では共和党候補を凌駕するものの、支持率が伸び悩んでいる。
選挙まで1か月を切った。情勢はしばしばささいなことで急変する。選挙情勢を注意してみていきたい。
2018年11月7日追記
インディアナで共和党候補が当選。