大野威研究室ブログ

おもにアメリカの自動車産業、雇用問題、労働問題、労使関係、経済状況について、最近気になったことを不定期で書いています。

米ハイテク株はバブルか?

2017年08月19日 | 日記

 米ハイテク株について、現在の株価水準を合理的と考える人と持続可能でないと考える人がいる。

 アメリカでは前者の考えの方が主流のようだが、本当はどうなのだろうか?

 今後、何かの記念になるかもしれないので2017年8月14日時点での業績をメモしておく(出典はyahoo finance)。

 ちなみに計算間違い、書き間違いなどがありえます。以下の数値の正しさは保証しません

        PER  時価総額(1ドル=110円で計算)

アップル    18.75   91兆円

アマゾン    185.18  52兆円

Facebook   43.41   55兆円

Alphabet   43.94   31兆円

Netflix    221.22   8兆円

NVIDIA    56.53   11兆円

テスラ    -76.28   7兆円

Snap     -4.13   1.6兆円

Twitter    -26.04   1.3兆円

インテル    15.73   19兆円

Microsoft   32.48   62兆円    

 ちなみに日本の時価総額トップはトヨタで約20兆円、2位はNTTの11兆円。

 アメリカの巨大企業の時価総額はもともと日本企業より大きいが、50兆円(ハーフ・トリリオン・ダラーズ)を超える企業がこれほどそろったことはない。

 これまでの成長が持続していくか見守っていきたい。



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2 コメント

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こんにちは (たにむらこうせつ)
2017-08-20 16:38:45
アップルすごいですね。
マイクロソフトオフィスが無い。
アメリカはアップルが主流なのかな!
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調べてみました (大野研究室)
2017-08-20 20:51:29
 いつもするどい指摘、ありがとうございます。興味がでて、少し調べてみました。
 アメリカでもデスクトップはウインドウズが多数派のようですが、ラップトップはマックOSの方が多数派です。
 また日本と異なりアメリカではデスクトップよりラップトップ型のPCを使う人が多いようです。ご指摘の通り。アップル主流という言い方もなりたちますね。株価がそれを裏付けています。
 ただPCやタブレットの出荷が頭打ちになっており、音楽や映画のストリーミングもネットフリックスやアマゾンプライムなどとの競争が激化しています。iPhoneも、日本以外の市場ではアンドロイドとの競争が激化しています。
 そう考えるとアップルはすごいですが、91兆円というのはさすがに行き過ぎではという気がします。
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