89歳の日々

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「ジャパンテント」を知っていますか?

2010-09-05 21:04:23 | 日々
         加賀市が迎えた各国の留学生と、受け入れた家族達

「ジャパンテント」って何?
石川県に全国からの留学生300人を招く国際交流のイヴェントです。
23年の歴史があり156ケ国、7500人をお招きしたそうです。
凄いですね!

加賀市では20人の留学生を10家族ほどで受け入れ、丁度私共が
九谷美陶園を継いだ頃に始まり、その頃から時折 留学生の
ホームステイを受け入れ、様々な楽しい思い出を残しています。

色々の国の学生が来られいつも3泊ほどするのですが、私共では
一度は彼らと一緒にスーパに行き、材料を選んでもらって
自国のお料理を作って貰っています。

中国の女子学生は野菜料理を作り「中国人が皆1切れのお肉を食べたら、
世界のお肉は無くなってしまいます。」と云われた事や、珍しい色々な種類の
中国の豆腐を送って下さった事なども思い出されます。

今年は6日間のホームステイの内3日間は加賀市の私共の家に、
ロシアからの女子学生とブラジルからの男子学生が泊まられました。
ブラジルの学生は、大豆の遺伝子を自然交配で、すぐれた品種を作る研究で
痩せた土地に上等なたんぱく質の大豆を作る研究で、世界中の貧しい人達を救うのでは
ないでしょうか?
ロシアの学生は建築専攻で、センスの良い彼女がロシア風なの素敵な建物を建てた
時には、私も見に行きたいものです。

真面目で向学心の強い若い人たちと話すのも楽しく、幸せにも彼等は私共や
この家をとても気に入って下さって、嬉しい事でした。

彼等から、早速心のこもったお礼状や写真が送られて来ました。
私共も彼らが又いつでも泊まりに来るよう、再会を心待ちにしています。

外国の若い人達とシニアが一つ屋根の下で、一緒に食事をして話し合う
これが私たちの「ジャパンテント」でした。

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