南部アフリカの旅に参加して
この旅行は「ケープタウンで植物を尋ねる」 「ブルートレインに乗る」
「ヴィクトリアの滝を見る」 という3つつの魅力がありました。
しかし最も治安の悪い国らしく、私共姉妹は大人しくツアーに参加しました。
写真はヴィクトリアの滝
先ず成田~香港4.5時間、香港~首都ヨハネスブルグ13,5時間。
そこからケープタウンまで2時間 計20時間は飛行機に乗りましたが、
妹と私はその間、ガイドブックも読まず 専らお喋りしてしまいました。
「ケープタウン」
ケープタウン空港は、欧米の飛行場にように大きく綺麗なところでしたが、
空港から町中に行く途中には、トタンで囲った沢山のスラムの家々が連なっていました。
南アフリカは、マンデラ元大統領によって やっと1996年にアパルトヘイトも撤廃し
全民族参加のアフリカ共和国になり、割合早く黒人政権が安定した国です。
しかし 人口5000万人ほどの人口の10%は富裕層、20%が中間層、
非道いバラックは70%貧困層の人達の住居のようでした。
ケープタウンから観光地をめぐりましたが、アメリカの高級住宅地
のような素晴らしい住宅地が沢山続き、それらは未だに殆ど白人がすんでいるそうです。
「希望峰自然保護区」
西洋人が、インド洋や日本に来れるようになったのは
バスコダガマが 南アフリカの先端の希望峰周りを発見したからといわれますが
この希望峰辺りの自然保護区には大きなダウがのんびりしていたり、ペンギン生息地 があり
それらを見てその海岸近くのレストランで大きなオマールエビの昼食を頂きました。
南アフリカは特に経済的にも恵まれた国と言われ これらのの観光地もレストランも 思いのほか 日本並みの清潔さで、アフリカ初体験として驚きでした。 この国は ヨーロッパ風で緑も多く10月は日本の秋のような気持ちの良い日々でした。
「カーステインブッシュ植物園」
この植物園には、世界の植物の多くの原種が自生して9000種程の植物があり、
日本の庭で見る花々も沢山見られ、径20センチほどの世界最大の花キングプロテアも咲いていました。 私の手の大きさと比べてください。
その上、ホロホロ鳥、ダチョウなど大きな鳥たちものんびりと
モデルのようにじっと止まって、大きな「エジブト雁」は 写真に撮らせています。
。
「ブルートレインに乗る」
アガサクリステーで有名な「オリエント急行」はもう稼働していなく、世界の豪華列車はこの
ブルートレインだけとの事です。外観は普通の青色の列車ですが、内装は全部
桑材の玉藻のように非常に木目の美しいイタリア産の銘木で作られていました。
社内の2人部屋には机と2つの椅子や2台の安楽椅子があり夜はそれがベッドになります。
狭いながら 贅沢な洗面所やシャワールームが付いています。
ブルーのインテリアに白いテーブルクロスの食堂車での食事は丁寧なもので
お昼でもコース料理でメインのラムチョップ等も美味しく頂きました。 写真はデラックスな英国風の朝食には、窓際には下記のブッフェが付いていました。
でも車窓からは バラック建の家が写真のようにみえました。ケープタウンの町はずれで見たところは もっとびっしりと トタンのバラックが続いていました。
首都に近いヨハネスブルグは経済の中心都市で貧困層が多く旅行者には危険な町とされます。
ここでは沢山の貧困な人の居住区を訪れるツアーが盛んなようですが
私共のツアーにはそのコースは無く、残念ながらアフリカの深層は見られませんでした。
車中で1泊して首都プレトリアに着きました。ここでは7万本という美しいジャカランタの木々に 薄紫の桜のようにお花が咲いていました。 私共はこのジャカランたの咲く時期を選んだのです。 この首都は立派な歴史的建物も多い美しい街で ここで宿を取る旅行者も多いそうです。
「ジンバブエ共和国、動物、鳥を見る」
ヨハネスブルグから飛行機で1時間半程で、 ジンバブエのビクトリアの滝空港に到着。
ザンベジ川のクルーズに出かけるとバスの側には、見慣れぬ大きな(体長180c)動物が
じっと座ってい、びっくりしてしましました。写真の「ウオーターバック」でした
「バブーンヒヒ」の類は何処にでもいるのです。
動物も鳥も動かずにのんびりしているのが不思議です。
クルーズでは、船はあちこちの岸に近づいて動物や鳥を見せてくださる。オレンジの美しい「アフリカレンカウ」
朱鷺に似た「ハダダアイビス」なども鳥達も沢山いました。
旅行中は毎日晴れていましたのでこの日もザンベジ川に大きく輝く落日を
眺める事が出来ました。
「キングダム・ホテル」
このヴィクトリアホールスという所で「キングダム・ホテル」でで3泊ました。
私共が到着しますと 玄関ホールでは漆黒色の現地の人が 歌や踊りで歓迎てくれました。
この様な漆黒色の人はホテルやショップの従業員にも見かけないように思いました。
褐色の人は 白人などの混血なのでしょうか?それとも国とか場所によって、
肌色がそれぞれ違うのか分かりません。
ホテルの入り口で踊りと歌で歓迎してくれた 漆黒の現地の人達と一緒に 我ら姉妹。 中央の人は ライオンキングのような仮面を付けている。
写真は窓や戸がなくて気持ちの良い,ホテルの食堂
ホテルの庭には 下記の写真のような大きな「ツメバ雁」や「バブーンひひ」
「サバンナモンキー」が 毎日来ていますし柵のすぐそばを3頭の自生の像がブラブラと 歩いていたそうです。
日本では珍しいカワセミも 大きいのや、小さいのなどが庭に常駐して池の魚を狙っていました。
周囲には真っ赤な花を付ける火炎木が沢山見られました。
「ボツワナ共和国:チョベ国立公園」
ホテルから車で2時間程で ボツアナ国のチョベ国立公園に行きましたが、途中国境では
パスポートチェクなどあり30分位いは待たされました
く
こここは、世界最大のぞうの生息地とのことで私共も「200頭程の象」を見たと思います。
中でもボスは2倍位の大きさでば迫力満点でした。
「鰐」も大きな口を開けたのや何匹も見ましたが緑色や黄色の3m位のが一番大きのでした。
4mもあって200トンもする様な大きな沢山の「河馬」の群れも河を泳いで居ました。
「サイ」「バッファロウ」「インパラ」の群れなどや「キリン」も2頭見ました。
動物が歩くと土が掘られるので、鳥がそこに群がって餌を啄んでいました。
鳥も多くてカラフルな「ライラックブッポウソウ」「アフリカコノハズク」
大きな「三色海鷲」・・・沢山いました。
夕食は大きな土俗的な建物で、野生動物等のバべキューを頂きながら太鼓などのショーを見ました。
「ヴィクトリアの滝」
最後の日はお目当てのヴィクトリアの滝です。
バスで滝まで行きましたが、最初の悪魔の滝を見て”凄ごーい”と歓声を
上げる!滝幅1700m、最大落差100mほどとのこと。
ここの特徴は いくつにも分かれて滝があるので 対岸をずっと歩きながら
次々と滝の景色を眺めながら歩けることでした。
でも私共はジャカランタの季節10月下旬を選びましたが、本当に凄い時期は3月からの雨期ということでした。
午後には 初体験のヘリコプターに乗って滝を上から見ました。ヘリコプターからの
眺めは素敵でまたまた乗りたいと思いました。
私共姉妹は このツアーでも一番年長ということで、メンバーの皆様には本当にご親切に していただきました。このバオバオの木で一緒のご夫妻にも親しくして頂き感謝して居ります。
これで私共の「ケープタウンで植物を尋ねる」「ブルートレインに乗る」
「ヴィクトリアの滝を見る」という南部アフリカの素敵な旅は終わりました。
帰りの飛行機では、妹も私もひたすら寝ました。