致知出版社「偉人たちの一日一言」よりです。
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(転載開始)
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「偉人たちの一日一言」
~致知出版社が贈る人生を養う言葉~
発行 (株)致知出版社
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今日の言葉 2011年11月4日(金)
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【光と闇】
本当に
光を知るためには
本当に
闇を知らねばならぬ
『坂村真民一日一言』より(致知出版社刊)
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(転載以上)
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光と闇、坂村真民さんの言葉は先日も紹介させて頂きました。
http://blog.goo.ne.jp/tera-3/e/0c6f8238252230c5df6da75041da05a3
坂村さんは、詩人としての力を発揮するため、朝早く、というよりも夜中に起きて創作活動をされていたそうです。
その時間、魑魅魍魎の様々な気配や力を感じていらしたようです。
朝方、4時位だったでしょうか。
常に同じ時間に、突然、空気が変わる瞬間があるそうです。
それが、日の出に向けた新しい一日の始まり。
その変化を体験するためにそのような生活を毎日して行かれました。
だからでしょうか。
坂村さんの言葉には一切無駄がありませんし、とても厳しくもあります。
しかし、その短い言葉は常に本質をついています。
光を知るためには
本当に
闇を知らねばならぬ
以前から私も何度か取り上げて書いていますが、究極は、この坂田真民さんの詩のとおりなんだろうな・・・って思います。
光と闇は表裏一体・・・。
切り離して別物とすることは、出来ないのだろう、というのが私の中で今のところ到達した答えです。
光と闇、それは、寄せては返す波でもあり、昼と夜でもあり、吐いては吸う息のようなものなのかも知れませんね。
光は膨らみ広がること、闇は縮み硬直することでもあるような感じがします。だから闇をしっかり見つめるには気構えが必要なのかも知れません。
バレエ「白鳥の湖」は、白鳥のオデットと黒鳥のオディールを一人が演じる必要性があるため、光と闇を表現出来なければならない。
この映画の主人公は、その闇を封じ込めて生きてきたところへ、白鳥の湖のプリマ役を演じることになる・・・
この主人公が、封じ込めていた闇を表現していく様がとても興味深いと思いました。
彼女の中の闇の部分を見抜いて、それを表現させようとする舞台監督のセリフにも、なるほど!と頷けるものがありました。
この映画かなり深いです。
よろしかったら、mixiで日記を書きましたので読んでみてくださいませ。
その過程を経てこそ初めて、素晴らしい白鳥になることができるのでしょうか。