典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

270円は高かった!

2012年08月17日 | 〈記録〉モノとしての本・地図・資料

 布施駅前の新古書店に立ち寄ったが、あてにしていた本はなかった。本の並び替えで、この店での本探しはややこしくなった。 中高年向けの売れ筋、時代小説は揃っているが、やや高い・・・。しかし、私は小説を読まなくなったから、ちらりと眺めただけである。まっ、ゲーム・ソフトやコミックがメインかな。

 実は、暑かったので涼みに寄っただけだ。しかし、さっき読んだばかりの『もものかんづめ』の作者のエッセイが並んでいたので、270円なら・・・と買い、冷麺を仕上がり待ち、また食べながら、ざざっと、読み流し・・・。

 家に帰って、作者がどんな人か他のエッセイは・・・とチェックして、急に<270円>をO飯店の餃子、7個200円を無理してでも食べるべきだったと少し、悔やまれました。

  『もも』『さる』『たい』は、古書で買って、ざっと読んだか読まないか、適当に笑った後、近くのお好み焼屋S笑亭の<お持ち帰り図書>に、(捨て)置きました。ただ、 じゃなくて、『もものかんづめ』は、ハードカバーだったから、もう一度、ちょっと笑おうかいな?と、並べなかったんですわ。

  集英社文庫『ももこの宝石物語』・・・。わたしは、ジャイプールが宝石の町だとは知らなかったので、知った分<50円>の価値はあるが、「岡本さん、岡本さん」にうんざりして、差し引きゼロ・・・。

 そして、初期のエッセイで、印税をがっぽり儲けているから、出版社から頼まれれば断れない、書くしかないのかしらと思って、作者に同情した・・・。

 身辺観察と、「えっ」という比喩のおかしみが持ち味かしら・・・と、「缶詰」で愉しませてもらったが、どうやら、枯れた泉でぼけーと、ヤシの木を見上げている「まる子」を想像しただけであった。

 早々に、お好み焼屋さんの本棚に並べるといたしますわな。そうすれば、<270円>も無駄遣いにならないかも・・・ですわ。

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