言わなくてもいいのに

昨夜、道場で弓を壊した人がいました。

パリン！！鋭い音です。竹にヒビが入ってしまったのです。
今度の日曜日には、県の大会があります。
どうしようということになります。
錬五のお方なので、代わりの弓は持っているだろうと思いきや、
持ってなかったのよね～～。

壊した人いわく、
あの時、あの弓を買っておけばよかったとか、この弓買っていれば、周囲の人間に茶々を入れられるのが嫌で、買わなかったとか、
代わりの弓を持っていないことの訳をどっさりと話をする。

私は、そんな台詞、以前から何度も聞いてます！！。
聞き飽きました。
いらいらしてしまいます。

言い訳無用が弓道です。
中るのも、中らないのも、自分のせいです。
弓の準備をしていなかったのも、自分のせいです。
それに、東京に長期出張してたでしょうに、休みの日にでも、弓具屋回りできたでしょうに。称号持ちがそんなことを言ったら、
だめです。
称号が無い人とか、弓を始めて間もない人が替えの弓を持ってないのは、仕方ないですけど。

自分じゃあ、結構気が長いと思ってはいたんだけど、つい言ってしまいました。

自分に合った弓があったら、すぐに買わなきゃ、男の子でしょ。
誰に何を言われても、弓と自分の関係がよければそれで良いじゃないって、言ってしまいました。

余計なおせっかいですよね。
いらいらしても、そんなこと我慢すべきですよね。

大会をどうするかの話になり、同じくらいの強さの弓を使う人がいて、
貸してあげようかということでしたが、
なんだか、はっきりとした態度表明が無くて、発言した人が結局どうすればいいのよと、一歩進んだ発言するとようやく、
貸してもらうということでしたが。