魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【地方の地域は車なしにはカッペが暮らせない様に創られてしまった‼】①

2021-10-02 00:07:29 | 日本国のあり方

うちの地域じゃ、クルマなしなんて無理だ。『クルマを捨てる』なんて、ナンセンスだよ」と、反発するカッペ満載の田舎。

実際、日本全国には、鉄道やバスがほとんど無い様な街や地域だらけなのが実情。

そんなカッペが住む地域には、鉄道やバスが仮にあっても、1時間に数本程度あれば都会。買い物等も、お店にはクルマじゃないといけないし通勤だってクルマが当たり前。

詰まり、カッペ程、クルマがなければ生きていけないのだ。実際、国勢調査に基づけば、地方では7割や8割以上の移動が「クルマ」というのが実態。

だからお店もレストランも、商店街も、はては鉄道の駅に至るまでみんなクルマで行くのが前提になっていて、駐車場のない所なんて殆どありません(👈現状は車すら止められないので必然鉄路は使えなく、鉄路も敗戦の憂き目に遭う)。住む場所だって、多くの住宅地が電車からはほど遠いところに造られてる。

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地方の社会は「クルマ」が前提になって出来上がっている

地方が「疲弊」している重大な原因は、地方社会が「クルマに依存しきっている」という点にこそ、ある!

この「真実」は、今や、地域や交通に着目している研究者、専門家の間では大変有名な「常識」だが、一般の方カッペには殆ど気疲れ無い

しかしクルマは、地方を疲弊させる深刻な影響を、実に様々に及ぼしている

モータリゼーションが進展すれば)、鉄道はどんどん寂れ、駅前商店街もダメになっていく👉地域の地元商業や公共交通産業に大きな打撃を与える。郊外の大型ショッピングセンターは大流行(おおはやり)其れ等は孰れも、グローバルマーケットでも活躍する程の「地域外の資本」で造られたお店です。だからその利益の大半は地元に戻ってこない👉東京や大阪等の大都市に吸い上げられるのです。

実際、筆者の研究室の調べでは、例えば京都の「商店街」で1万円使えば、5300円が京都に再び戻ってきますが、京都市内の「大型ショッピングセンター」で1万円を使っても、京都にわずか2000円しか戻ってこない。

クルマに頼り切った社会を造って終えば、地域の商業は衰退し、住民所得は地域外に流出して経済は疲弊し、税収も減って行政サービスは劣化し、実に様々なダメージが齎され、地方は「踏んだり蹴ったり」の状態になる。

 

地方を豊かにしたい、地方を創生したいと考えるなら、クルマに頼り切る態度からは脱却する他ない

だから、地方を豊かにしたい、地方を創生したいと考えるなら、クルマに頼り切る態度からは脱却する他ない

 

クルマを捨ててこそ、地方は甦る。観光地の商店街が寂れれば、観光地の風情は亡くなる。温泉地でゆったり過ごしたい人は、鉄路に迎えに来たバスに乗って旅荘に向かうのだ。カッペ、分かるか⁉

地方の都市は、道路が車であふれ、両側には中層のビルが建ち並び、無機質な人の息吹を感じぬダサい殺風景な景観を造る。

 

 

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