昨今、世が混沌として殺伐とした空気を感じるのは、之一重に互いを思いやる気持ちが欠けているからだ。
高校生を「学生」と平気で呼ぶ者が多くなったが、本来学生とは、自ら学問に勤しむ者への呼称である。高校生迄は受身で教え導かれる「生徒」である。
人の名を呼ぶ呼称には不思議な力があるものである。私は、敢えて、未熟な者に自立を促さわさ無いを善しとする。子供のうちは子供らしく慈しむことで、自然と人としての情感を身に付けるものであるのだ。呼び捨てや「さん」付けで呼んで、自立と社会の規律に従うことを身につけさせるよりも、人としての情感を養うほうが大切なのだ。私は「ちゃん」付けで呼ぶことに親しみと慈しみを感じる。生徒はより先生に親しみを覚え、信頼感も生まれるのだ。呼び捨てで呼ぶことは、生徒同士にライバル意識を齎すだけで無く、競争心とは別の殺伐たる情念を齎してしまう。先生にはよく々御配慮願いたい。
知道我的平素的言行的人,如果看此発言笑。
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